三姉妹と中小企業診断士が紡ぐ新ブランド~障がい者と共に生み出すインクルーシブファッション~

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株式会社ノーティカル プレスリリース:2024年09月19日 報道関係者各位

三姉妹と中小企業診断士が紡ぐ新ブランド~障がい者と共に生み出すインクルーシブファッション~

2024年9月25日~27日開催の「ライフスタイルWeek関西」に出展 株式会社ノーティカル(本社:兵庫県神戸市、代表:中小企業診断士 末信

公平)は大阪・本町にて三姉妹でアパレル事業を行うKu-s’(クーズ)初の自社ブランドYEW BERRYの立ち上げ支援を行いました。

“特別なものでなく、少しの配慮”を望まれる障がい者の方の声をもとに、事業者の強みを活かして、事業者と社会両方の課題をまとめて解決する取り組みです。

開発段階からさまざまな年齢や体形、身体的障がい者の方などの意見を取り入れ、幅広い方におしゃれを楽しんでいただける新たなインクルーシブファッションブランドとなります。

O-TEX2025大規模展示会活用プログラムを活用し、2024年9月25日~27日開催の「ライフスタイルWeek関西」に合同出展いたします。

【ブランド紹介ページ(クラウドファンディング)】https://camp-fire.jp/projects/722150/view

2月に実施したなんばマルイでのポップアップストア支援先事業者の強みを活かして、事業者と社会の課題を解決する取り組み

当社とku-s‘様は、コロナや円安の影響による収益減少を解決することに悩んでおられ、公的機関の専門家派遣を通じて出会いました。

そのような時、身体的障がいがある方のファッションに関する悩みがあることを知ります。実際、当事者の方はどのように考えているのかを NPO

法人アイ・コラボレーション神戸 理事長

板垣宏明様に相談したところ、障がいがある女性2名をご紹介いただけることになりました。当事者の方からファッションに関するお話や、実際の洋服の着脱風景を拝見する機会を得ることができましたが、我々が知ったことは

「必要とされているのは障がい者向けの特別な服ではなく、ほんの少しの配慮」ということでした。支援先事業者の強み

Ku-s’の店舗には幅広い世代の方が顧客として来店されます。年齢を重ねると体の可動域に変化が生じ、体形も年齢とともに変化するため、着やすく動きやすい洋服を求められることが多いことを知っていたため、ミセス向けファッション

OEM 事業者としてデザインなどを工夫することで、年齢や体形のお悩みを解決する服作りのノウハウを持っています。

「何も特別なことをしなくても、自分たちがやっている、いつまでも誰でもおしゃれを楽しめる着やすさにもこだわったモノづくりが活かせるのではないか?」「誰しもが年齢を重ね、体形も変わる。誰しもがケガをしたり病気をしたりして今までと同じことができなくなる。そうであれば体の不自由など関係なくファッションを楽しんでもらえる洋服づくりを通じて社会を変えたい」。

との想いと、かねてから Ku-s‘様の目標であったオリジナルブランドを立ち上げることとが重なり、本プロジェクトとなりました。

三姉妹で企画開発

オリジナルブランドを自らの手で企画販売することは、収益力の改善にもつながる取り組みです。簡単ではないのは当然わかっていましたが、彼女たちの人柄やスキル、周囲を明るくするパワーがあれば十分可能であると思われ、現状の事業だけでは根本的な改善は難しいだろうと考えていました。また、当社としても社会性の高い取り組みであり実現させたいことでもありましたので、積極的に関わりのチームの一員として取り組ませていただきました。

インクルーシブデザインの手法を取り入れる

高齢者・障がい者・外国人など、少数派の意見を企画初期段階から巻き込んで開発する手法をインクルーシブデザインと呼ばれますが我々もその考えを取り入れプロジェクトをスタートさせます。しかしながら現状では十分な開発資金やプロモーション費用もかけられないことから、大阪府が実施する新事業展開テイクオフ支援事業に応募し、無事に採択を受けオリジナルブランド立ち上げプロジェクトを進めることができました。

補助金により開発資金も確保でき、企画段階からさまざまな年齢や体形、車いすユーザーの意見を取り入れ試作を繰り返すことで、「一枚着からインナー使いまで幅広く活躍するカメレオンシアートップス」「ミセスや車いすユーザーも楽に着こなせるサロペット」「立ち姿はもちろん座ったシルエットもきれいに魅せるマーメイドスカート」「手軽に着脱できるマグネットボタンの採用」など、デザインと機能性を併せ持ち年齢や体形、障がいの有無によらず誰もが楽しめるインクルーシブファッションが完成しました。

開発に関わった幅広い年代・車いすユーザー

その後の展開

その後なんばマルイでのポップアップストア、クラウドファンディングを実施したところ、大阪工業大学の空間デザイン学科准教授赤井愛先生よりお声がけいただき、ku-s’代表の高山方肖様が

4 月にデザイン論『インクルーシブデザイン×プロダクト』の授業で講義をいたしました。

大阪工業大学で講義をするKu-s’代表高山また、今回出展いたしますライフスタイル Week 関西には O-TEX2025

大阪ビジネスチャンス獲得プロジェクト大規模展示会活用プログラムご担当者様からのお声がけがきっかけとなります。

開発に関わった方との撮影会

大阪工業大学での講義後

これまでの取り組みを重ねてきたことで単なる支援者と支援先との関係ではなく、チームの一員、パートナーとして当該プロジェクトに当たっており、現在、ライフスタイル

Week 関西出展に向け準備を進めております。ぜひ取材にお越しください。YEW BERRYはライフスタイルWeek関西に出展【ライフスタイルWeek関西】

開催日時:2024年9月25日(水)~27日(金)開催場所:インテックス大阪O-TEX2025大阪ビジネスチャンス獲得プロジェクト大規模展示会活用プログラム

60社ほどの応募のなかから18社に選ばれました担当者コメントku-s‘ 代表 高山 方肖 コメント

ファッション業界の目まぐるしく移り変わるトレンドの速さの中、一着一着を大切に長く着られる洋服を作りたいと思っていました。洋服のチカラを信じ、スタッフをはじめ、様々な年齢や体形の方、車いすユーザー・中小企業診断士・産創館の方など様々な方と対話し試作を重ねることで一つのチームとなり、人と人や社会をつなぎ笑顔と元気を生み出すブランド「YEW

BERRY」を立ち上げることができました。

起業してからこれまで、独学で三姉妹走ってきましたが、一度専門家の方にアドバイスしてほしくて出会ったのが末信さんでした。事業者と中小企業診断士というよりも、チームとなり一つになったことでたくさんの出会いが生まれ、輪が広がりここまで来ました。人との出会い、変わるきっかけはどこで起きるかわからない。ご縁に感謝し、一丸となって進んでいきたいです。

株式会社ノーティカル 代表取締役・中小企業診断士 末信 公平 コメント

本プロジェクトは社会性の高い取り組みと考えており、中小企業診断士としてもやりがいのある新規事業の取り組みです。また、障がい者の方と直接お話しできる機会があったことで多くの学びがあり、事業を進めるうえで対話を重ねる重要さを改めて感じました。本プロジェクトの開発や販路開拓にご協力いただいた多くの皆さまに感謝申し上げます。

「YEW BERRY」の取り組みをもっと多くの方に知っていただき、ぜひ商品を手に取っていただければと願います。

今回インクルーシブデザインの考えを取り入れて進めてきましたが、他の中小企業、個人事業主の方にも広まってほしい取り組みです。

【会社概要】社名:株式会社ノーティカル本社所在地:兵庫県神戸市垂水区西舞子2-10-22-203代表取締役:末信 公平(中小企業診断士)事業内容:

中小企業・小規模事業者の経営支援設立: 2020年3月HP:

https://nautical.co.jp/

【事業者概要】屋号:Ku-s’(クーズ)本社所在地:大阪府大阪市中央区船場中央3-3-9-321代表:高山 方肖事業内容:

レディスファッションのOEM・ODM生産・アパレル製品の修正・検品オリジナルブランドの販売・アパレル小売HP:

https://www.ku-s.jp/ 当リリースの詳細について

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000149167.html

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