野県阿智村 「神坂峠越えウォーキングイベント」、「秋の夜長の 園原能舞台 木賊講座」開催

「神坂峠越えウォーキングイベント」、「秋の夜長の 園原能舞台 木賊講座」開催

紫式部や清少納言など多くの都人に知られ、源氏物語や枕草子などにも登場する古代東山道のウォーキング、夜は日本の伝統芸能能楽を楽しむ

日本一の星空「長野県阿智村」の源氏物語・帚木プロジェクト委員会(会長:熊谷孝志)は、源氏物語ゆかりの地である阿智村園原にて、2024年10月20日(日)に、「園原の地」と「古代東山道」を多くの方に知って頂き、訪れていただく為、「神坂峠越えウォーキングイベント」、「秋の夜長の

園原能舞台 木賊講座」の2つのイベントを開催いたします。 阿智村の源氏物語・帚木プロジェクト委員会は、2024年

NHK大河ドラマで源氏物語の作者、紫式部の人生を描く「光る君へ」放送を受け、源氏物語・帚木プロジェクト委員会を設立し、「園原の地」と「古代東山道」を多くの方に知って頂き、訪れていただく為のプロジェクトを昨年より実施してきました。

このたび、山々が紅葉で色づく季節にあわせて、2024年9月28日(土)から、様々なイベントを開催いたします。期間中の10月20日(日)には、2つのスペシャルイベントを開催いたします。

* 神坂峠越えウォーキングイベント

東山道とは五畿七道の一つで、都から近江、美濃、信濃、上野、下野の国々を経て、陸奥、出羽にまで至る全長1,000kmの最も長い官道で、政治、文化の交流伝達の中心的役割を果たす、当時の日本の大動脈の一つでした。

ほぼ日本の中心を貫通する東山道。その中で一番の難所とされたのが長野県と岐阜県の境にある神坂峠越え。神坂峠は機構の変化が激しく、濃霧がかかりやすく雷も多く発生し、冬の積雪も多い地域で、今から1300年以上前にこの峠を通ることは容易ではなく、多くの旅人がこの難所で命を落としたといわれています。そのため、当時の旅人が旅の安全を祈願するために備えた石製模造品などが発掘されており、神坂峠遺跡として国指定の史跡となっています。

こうした歴史のある東山道を岐阜県側から出発し、神坂峠を越え長野県側までウォーキングします。

終点である園原は、紫式部や清少納言など多くの都人に知られ、源氏物語や枕草子などにも登場します。随所に残る古道の雰囲気と共に、神坂神社・帚木・信濃比叡廣拯院・月見堂などゆかりの史跡や歌碑巡りが楽しめます。

ぜひこの機会に長野県阿智村にお越しください。

■特典

1.神坂神社御朱印 (神坂峠越えウォーキングイベント限定)

2.月川温泉野熊の庄月川入浴付 (解散後にご利用いただけます)

■開催日

2024年10月20日(日)

■定員

20名(予約申込 先着順となります)

■集合場所

富士見台高原ロープウェイ ヘブンスそのはら 第5駐車場

〒395-0304 長野県下伊那郡阿智村智里3731-4

TEL 0265-44-2311

■参加費

3000円(ガイド代・行動食・保険料込み)

※お支払いは現金でのお支払いとなります。

■キャンセル料

キャンセルは前日17時までにご連絡ください。

当日のキャンセルの場合はキャンセル料が発生します。

・当日キャンセル 50%

・当日未連絡での不参加 100%

■持ち物・服装

・山歩きに適した格好・靴・行動食・飲み物・雨具

■雨天

小雨決行・荒天中止

■ご予約

1.WEB予約

必要事項をご記入のうえ下記よりご予約をお願いします。

https://bit.ly/tousandou

2.電話予約

0265-43-3001(阿智昼神観光局9:00~17:30)

■予約締切

2024年10月14日(月)

■共催

源氏物語・帚木プロジェクト委員会 / 阿智昼神観光局

■協力

南信州菓子工房

タイムスケジュール

7:30~7:45 受付

7:45~8:00 開会式

8:00 バス乗車・駐車場出発

9:10 強清水到着

9:30 歩き始め

11:30 萬岳荘到着・昼食

12:30 ウォーキング再開

14:30 神坂神社到着 バス乗車

14:50 ヘブンスそのはら駐車場着・解散

注意事項

・現地集合、現地解散のイベントとなります。現地までの交通費は参加者様のご負担となります。高速バスなどは各自ご予約ください。

・天候や当日の状況により、イベント内容や時間が変更になる場合がございます。

・イベント時のお客様同士のトラブルに関しましては、一切の責任を負いかねます。予めご了承ください。マナーを守って素敵なウォーキングをお楽しみください。

※ツアーでは旅行業約款に基づき、募集型企画旅行の旅行特別補償保険に加入しております。更なる安心を求めるお客様は「国内旅行傷害保険」「山岳保険」という保険もございますのでご希望の方は任意でお申込みください。

* 秋の夜長の 園原能舞台 木賊講座

日本の伝統芸能「能楽(のうがく)」は「室町時代にできた日本のミュージカル」と言われています。能の演目「木賊」は阿智村・園原が舞台の作品で、能の大成者・世阿弥の作といわれています。当日は能の基本や「木賊」の解説、連吟「木賊」の披露、謡やシテの体験などを行います。

■日時

10月20日(日) 18:00~20:00

■場所

園原能舞台(園原ビジターセンターはゝき木館から300m)

■講師

能楽師・酒井音晴氏 観世流シテ方・重要無形文化財総合指定保持者

能楽師・中家美千代氏 観世流シテ方・阿智園原能教室講師

■参加費

無料

■申し込み

不要・当日会場にお越しください

■主催

阿智村全村博物館協会

■支援

信州アーツカウンシル(一般社団法人長野県文化振興事業団)

令和 6 年度 文化庁 文化芸術創造拠点形成事業

■お問い合わせ

阿智村全村博物館協会

〒395-0303 長野県下伊那郡阿智村駒場1085

電話:0265-48-0556

源氏物語と帚木

帚木の巻

源氏物語第二帖。 光源氏の若き日における空蝉との出会いと別れが語られる巻。

空蝉は紫式部の自画像に最も近いとされるヒロインで、物語は光源氏との身分違いの恋に悩んだ空蝉が、再度の逢瀬は拒否して閉じられる。なびきやすいようでいて、いざ近づくとすり抜けるように去って行く空蝉、光源氏は彼女をこの不思議な帚木になぞらえて、

恋路に惑う切ない胸中を訴えた。一方空蝉も光源氏の愛を受け入れられない自らの悲しい定めを、帚木と重ね合わせた。

源氏物語

日本古典文学の最高峰とされる。

1008年頃紫式部によって書かれた、54帖に及ぶ長編物語。理想的な貴公子である、主人公光源氏の生涯とその時代が、様々な女君達との運命的な恋の遍歴を通して描かれている。

源氏物語・帚木プロジェクト委員会

阿智村と、阿智村全村博物館協会は、2024年

NHK大河ドラマで源氏物語の作者、紫式部の人生を描く「光る君へ」製作決定を受け、源氏物語・帚木プロジェクト委員会を設立し、「園原の地」と「古代東山道」を多くの方に

知って頂き、訪れていただく為のプロジェクトを実施いたします。

協力/一般社団法人全村博物館協会/株式会社阿智昼神観光局/阿智村

◆源氏物語・帚木プロジェクト委員会 WEBサイト

https://www.hirugamionsen.jp/hahakigi_project/

長野県阿智村

長野県の南端にあり、「昼神温泉」と「花桃の里」で知られる、山あいの静かな村です。昭和48年に湧出した昼神温泉は「アルカリ性単純硫黄泉」pH=9.7のとろっとした滑らかなお湯はまるであたたかな化粧水に浸かっている様。つるつるすべすべの肌触りになることから

『美肌の湯』

とも呼ばれています。また、環境省の実施する全国星空継続観察で「星の観察に適していた場所」の第一位(平成18年)に認定されています。この「日本一の星空」を地域活性、観光活性に活かし、誘客促進することを目的に2012年にスタービレッジ阿智誘客促進協議会を設立。

2012年8月より「天空の楽園 日本一の星空ナイトツアー」を開催。2014年10月より「雲海&星空 天空の楽園

雲海Harbor」を開催。2016年12月より「天空の楽園 Winter Night Tour」を開催。2023年3月末迄でイベント累計100万人以上が来場。

◆株式会社阿智昼神観光局 WEBサイト

http://hirugamionsen.jp/

◆スタービレッジ阿智誘客促進協議会 WEBサイト

http://info.sva.jp/