ファンケルが親子を対象にスキンケアの科学を学ぶ「夏休みサイエンス体験教室」を開催
テーマは「肌を大切に!~外からの刺激から肌を守ろう~」小学生を中心としたお子さんとその保護者の生活や興味や関心に沿って、健やかな肌を目指したスキンケアの科学を学ぶ
株式会社ファンケルは、化粧品と健康食品の基礎研究と製品開発を担っている総合研究所(神奈川県横浜市)で、当社の研究員が講師となり「夏休みサイエンス体験教室」を開催しました。講義と実験の本教室に、7組のお子さんと保護者が参加しました。
講義では、肌の4大敵である「紫外線」「異物」「摩擦」「温度」について説明しました。
毎日の生活で浴びる紫外線。太陽光に見立てたスポットライト光を、水を入れた水槽に当てることでホワイトボードに虹を描き、紫外線はどこにあるのかをみんなで考えました。紫外線が紫の外側(写真丸部分)にあることを知ると、お子さんからは「紫外線は見えないんだ!」と声があがり、新しい気づきに目を見張っていました。
ホワイトボードに虹を再現して紫外線について説明
続いて特に夏休みに多くなる紫外線の対策については重要であり、その方法として日焼け止めを正しく塗ることが大切であることを説明しました。風船を顔に見立てて日焼け止めを正しく塗る方法を実験方式で行いました。紫外線から肌を守りたくても、日焼け止めを均一に塗るのは意外と難しいことを風船に塗ることで体験し、風船をしぼませると塗りムラがくっきり分かることの発見など、楽しみながらも日焼け止めの正しい塗り方を一緒に学んでいきました。
日焼け止めのムラがより強調された風船
最後に、日焼け止めも必要がなくなれば、肌の「異物」になることを説明しました。塗っておく必要が無くなったら、しっかり洗浄剤で落とすことが重要であること、そのポイントとなるのが、「摩擦」と「温度」であることを紹介。ともに肌のストレスになるもので、肌に負担を与えてしまうことから、洗浄剤をしっかり泡立てて肌の負担となる「摩擦」がなく、肌に快適な「温度」のぬるま湯で穏やかにやさしく落とすことが大切であることを説明しました。その後、みんなで実際に洗浄剤を泡立て、日焼け止めを洗い流しました。
泡立て体験は、想像以上に泡立つ様子が見られ、歓喜の声が上がりました。
全ての講義と実験が終了した後、全員で総合研究所の中を巡りながら、研究員が化粧品や健康食品を作っている姿を見学しました。実施後のアンケートからは「これまでは日焼け止めを塗るのも洗顔も適当にしていたけれど、これからはていねいにしようと思った」などの声が見られ、お子さんも保護者も自分自身の肌のケアについて学びや見直す機会の提供となりました。
当社の総合研究所では、企業姿勢や製品の品質、ものづくりのこだわりを直接見聞きし、当社のファン化を目指し、一般の方に向けた研究所の見学会を2017年から実施しています。これまで、幅広い年齢層で、延べ8000人を超える方にお越しいただきました。中でも小中高生を対象とした見学会では、化粧品やサプリメントの開発技術や、肌や健康のケアについて分かりやすい実験を交えて紹介をし、好評をいただいております。
2024年度の新しい取り組みの一つとして、小学生とその保護者を対象にした「夏休みサイエンス体験教室」を実施しました。
ファンケル研究所note
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