「西日本ファクトリーラボ披露式典in島根益田」を開催しました!

式典の様子

代表取締役の坂田

式典は、西日本ファクトリーラボのメインエリアである生産拠点「島根益田工場」や研究開発拠点「R&Dセンター」、社員寮「SeaWind」および「KatzVilla」の見学から始まり、建築家・西澤俊理氏の記念講演を経て、代表取締役の坂田より挨拶が行われました。

坂田は、島根県益田市への進出や工場増築の経緯について触れ、カツデンは「発展途上」であり、当拠点を中心に西日本を強化するという考えを強調しました。また、島根益田工場での採用者数と定着率が埼玉美里工場を大きく上回ったことに言及し、「人が集まる魅力的な企業づくり」に取り組んでいく姿勢を示しました。

また、丸山達也県知事や山本浩章市長をはじめ、稲畑産業株式会社 稲畑勝太郎社長、株式会社ヒノキヤグループ近藤昭社長など、来賓の皆様から多数の祝辞をいただきました。

■島根益田工場増築と製造能力の強化

2024年5月、約17億円をかけて行った島根益田工場増築・設備増設により、施設の規模は従来の約2.5倍に拡大し、製造能力が大幅に向上しました。レーザー加工、溶接、塗装を一連で行える工場としては日本国内でも有数の規模で、カツデンの主力商品である階段製品については、年間で6,000物件もの製造が可能となります。この大幅な増産体制は、国内需要の拡大に対応するだけでなく、製品の納期短縮と輸送コストの削減を実現します。

特に西日本エリアにおいては、これまで埼玉から配送していた際の高い物流コストが問題でしたが、益田工場の稼働によりこの課題を解消し、さらに顧客への迅速な対応が可能になっています。また、最新のレーザー加工機や溶接設備を導入したことで、これまで以上に複雑で精密なデザインの実現が可能となり、他社との差別化を図る重要な要素となっています。

■自社ブランド製品に加え、OEM事業へ注力

さらに当社は、自社ブランド製品だけでなく、家具のOEM事業などにも積極的に取り組む方針を発表しました。OEM(相手先ブランドによる生産)事業は、パートナー企業が自社ブランドで販売する製品を当社が製造するもので、カツデンの高度な技術力と生産能力を他社製品の製造にも活用するものです。これにより、当社の製品ラインナップの多様化だけでなく、異業種とのコラボレーションによって新たな価値を創出し、製品開発の幅が広がります。

OEM事業の拡大に伴い、既に複数の家具メーカーや建築業界のリーダー企業からの引き合いが増加しており、今後の売上拡大が期待されます。この取り組みは、当社が手掛ける階段や手すりといった建築用製品の技術を他業種の製品にも応用することで、成長の加速を図る戦略の一環です。

西日本ファクトリーラボは、最新鋭の設備を備えた開発・生産体制と、豊かな自然環境を背景にした社員寮を備え、社員の創造性を育む場としての役割を果たします。今後も、「美しく快適な空間づくり」を通じて、地域経済に貢献していく所存です。

今後とも、カツデン株式会社の取り組みにご期待ください。WEBサイトはこちら

カツデン株式会社リリース配信担当

橋本 麻央

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カツデン

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