世界規模で行われるストリートボールの祭典「Red Bull Half Court 2024 World Final」

2024年10月21日

VERDY（女子）が優勝、G-FLOW時代から2度目のワールドチャンピオンにレッドブルは、世界規模の3×3ストリートボールイベント「Red Bull Half

Court」の4回目となる World Final

を現地時間10月19日（土）、20日（日）に、ストリートバスケの聖地である、アメリカ・ニューヨークにあるブルックリン

ブリッジパークで開催しました。マンハッタン島を望むリバーサイドにセットされた特設コートにて、何千人もの観客が見守る中、20カ国で開催した予選を勝ち抜いた各国の代表がそれぞれのスキルとチームワークを競い合いました。

Red Bull Half Court 2024 World Final _ Red Bull Content Pool

日本代表は、女子日本代表の TOKYO VERDY

が予選を1位通過し、その勢いのまま決勝に進出。決勝では、2022年エジプト大会以来2回目の女子決勝進出となる日本と初のファイナルの舞台に立つフィリピンが対戦しました。お互いディフェンシブな立ち上がりから日本が得点を重ねるとフィリピンも2Pシュートで応戦。しかし、日本が最後までリードを守りフィリピンを制しました。

G-FLOW 時代から2度目のワールドチャンピオンの栄冠を掴み取った TOKYO VERDY が、再びその実力を世界に証明。また、 TOKYO VERDY

の矢上若菜 (やがみわかな) 選手は大会を通しての女子MVPに輝きました。男子日本代表の HIU ZEROCKETS

は、予選を1位通過し、準々決勝でオーストラリアに勝利したものの、その後、今大会準優勝となったアメリカに敗れ、準決勝で敗退しました。

優勝した TOKYO VERDY

の選手は「まずは本当に嬉しいなっていう気持ちが一番です。2022年に一度優勝して、今回はもう一回勝ちたいという強い思いがあったので、無事優勝できてほっとしています。どのチームも、私達より平均身長や体格が大きかったですが、スピードや戦術を生かせれば、優勝できると身を持って体感できました。これを見て、いろんな人に（身長や体格に関係なく）私もできると思ってもらえたら、もっとバスケ界が盛り上がっていくのではないかと思います。」とコメントしました。

▼女子日本代表のTOKYO VERDY

Red Bull Half Court 2024 World Final _ Red Bull Content Poo

▼男子日本代表のHIU ZEROCKETS

Red Bull Half Court 2024 World Final _ Red Bull Content Pool

Red Bull Half Court

は2017年にスタートした、世界中のストリートボーラーのための3×3ストリートボールイベントです。FIBA（国際バスケットボール連盟）のルールを元に「総得点が多いチームが勝利」というユニークなフォーマットを採用することで、最後までオフェンシブでエキサイティングな試合が繰り広げられます。

まず4チーム総当たり戦を行う予選では1勝につき5ポイント獲得出来ますが、それとは別に3試合合計得点最多のチームには「オウン・ザ・コートボーナス」として6ポイントが与えられます。例えば予選の戦績が2勝1敗でもボーナスを獲得すれば16ポイントとなり、予選3戦全勝（15ポイント）のチームを上回ります。試合は規定時間（10分）の終了前に21ポイントを先に獲得したチームの勝利となりますが、予選の上位2チームが勝ち上がるため、逆転を目指してどのチームも1ポイントを獲得しようと最後の最後まで戦い抜くのが特長です。

Red Bull Half Court 2024 World Final _ Red Bull Content Pool