チャイルドシートは6歳を過ぎたら必要ない? 年齢別チャイルドシート事情を徹底調査!/いこーよ総研ユーザーアンケート
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アクトインディ株式会社 プレスリリース:2024年10月23日 報道関係者各位 チャイルドシートは6歳を過ぎたら必要ない?
年齢別チャイルドシート事情を徹底調査!/いこーよ総研ユーザーアンケート いこーよユーザーアンケートをもとにチャイルドシートの年齢別使用状況ついて調査・分析
(C)PIXTA国内最大級の子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」を運営するアクトインディ株式会社(東京都港区 代表取締役:下元敬道
以下、アクトインディ)は、全国のお出かけ施設やレジャー施設に向けた課題解決メディア「いこーよ総研(
)」にて、チャイルドシートの年齢別の使用状況について、ユーザーアンケートをもとに調査・分析し、結果を公開いたしました。トピックス▶子育て世代の車の保有率は86%
▶赤ちゃん世代では新生児期から使えるチャイルドシート型が人気▶幼児期ではチャイルドシート(ジュニアシート)派が圧倒的多数、ブースターシート使用は4歳から増加傾向
▶義務ではなくなる6歳以上では「使用していない」が約3割▶高学年や身長が140センチ近くになると着用率は低め
▶使用しない理由は「法的に問題ないから」「サイズアウトした」「シートベルトで十分」▶安全性や取り付け方の簡易さ、座り心地、価格に対する意見も▶まとめ
(本リリースは、「チャイルドシート年齢別の使用状況についての調査レポート」を一部抜粋して作成しています。全文はこちら
[])子育て世代の車の保有率は86%
まず、子育て世代の車の保有について聞きました。「保有している」が86%で、多くの家族が車を保有し、利用しています。
出典:いこーよ2024年10月ユーザーアンケートより/いこーよ総研調べ赤ちゃん世代では新生児期から使えるチャイルドシート型が人気
車を保有しているという人に、チャイルドシートの使用について尋ねました。
まず、0~1歳のお子さんについて見てみましょう。子どもに現在ベビーシートを使用しているかを聞いた結果が以下です。
(※2歳未満の子どもが複数いる場合は、長子に絞って回答してもらい集計)※
ベビーシートとは、赤ちゃんを横にして寝かせた姿勢で乗せられる、車の座席に装着するカゴ型のシートを指します。持ち運びができるキャリータイプ、車に装着したままのチャイルドシートタイプなどがあります
「新生児から使えるチャイルドシートタイプ」を使用している人が85%、「キャリータイプのベビーシート」が10%という結果でした。
チャイルドシートタイプは生後まもなくから幼児期まで比較的長い期間で使用できるのが、人気の理由と考えられます。
出典:いこーよ2024年10月ユーザーアンケートより/いこーよ総研調べ
幼児期ではチャイルドシート(ジュニアシート)派が圧倒的多数、ブースターシート使用は4歳から増加傾向
次に、2歳から6歳未満の子どもがいる家庭に、チャイルドシートもしくはジュニアシート、ブースターシートを使用しているかを尋ねました。
(※2~6歳未満の子どもが複数いる場合は、長子に絞って回答してもらい集計)※
ブースターシートとは、車の座席に設置する、座面を高くするための背もたれのないシートを指します
「チャイルドシートやジュニアシートを使用」が68%、「ブースターシートを使用」が29%でした。幼児期では、背もたれまであるチャイルドシートやジュニアシートを使用している人が大多数です。
出典:いこーよ2024年10月ユーザーアンケートより/いこーよ総研調べ年齢別に見ていきましょう。
2歳では、ほとんどの人がチャイルドシート(ジュニアシート)を使用しており、3歳でもチャイルドシート(ジュニアシート)派が多数でした。
4歳になるとブースターシート使用の割合が約4割近くまで増えています。
4歳ごろから、子どもの身長や体格などに応じて、ブースターシートに移行する人が少しずつ増加するからと思われます。
出典:いこーよ2024年10月ユーザーアンケートより/いこーよ総研調べ義務ではなくなる6歳以上では「使用していない」が約3割
6歳以上になるとチャイルドシートの使用義務はなくなりますが、身長150センチ未満であれば着用が推奨されています。6歳以上の使用状況はどうなのでしょうか。
(※6歳以上150センチ未満の子どもが複数いる場合は、長子に絞って回答してもらい集計)
「チャイルドシートやジュニアシートを使用」が43%、「ブースターシートを使用」が27%、そして「使用していない」という回答が30%でした。
出典:いこーよ2024年10月ユーザーアンケートより/いこーよ総研調べ高学年や身長が140センチ近くになると着用率は低め
内訳を詳しく見ていきましょう。まず、年齢別に見た結果です。
小学校低学年の6~8歳では、チャイルドシート(ジュニアシート)を使用している子どもは49%、ブースターシートの使用が29%でした。約80%の子どもが何かしらの補助装置を使用していましたが、一方で「使用していない」という子どもも20%ほど見られました。
小学校高学年の9~11歳では、身長150センチ未満でも「使用していない」という割合が約40%まで増加しています。
12歳以上は参考値となりますが、使用していないという人が半数を超えました。
出典:いこーよ2024年10月ユーザーアンケートより/いこーよ総研調べ身長別で見た結果はどうでしょうか。
120センチ未満では、チャイルドシートやジュニアシートの使用が54%、ブースターシートの使用が35%で、合わせると約90%の人が補助装置を使用していることがわかります。
一方で、120~130センチ未満になると「使用していない」が22%。130~140センチ未満になると「使用していない」が37%まで増加しています。そして、140センチ以上になると「使用していない」という割合は半数以上の62%まで大幅に増加していました。
150センチ未満はチャイルドシートの着用が推奨となっていますが、小学校高学年以上や身長が140センチ近くになると、チャイルドシート(補助装置)を使用している人は少数になることがわかりました。
出典:いこーよ2024年10月ユーザーアンケートより/いこーよ総研調べ
使用しない理由は「法的に問題ないから」「サイズアウトした」「シートベルトで十分」
6歳以上で身長150センチ未満の子どもがいて、チャイルドシートやジュニアシート、ブースターシートを使用していないという人に、その理由を聞きました。一部抜粋してご紹介します。
詳しくは、「チャイルドシート年齢別の使用状況についての調査レポート」をご覧ください。詳細を見る
安全性や取り付け方の簡易さ、座り心地、価格に対する意見も
最後に、ベビーシート、チャイルドシート、ブースターシートについて思うことや希望などがあるかを聞きました。自由回答で聞いた結果を一部抜粋してご紹介します。
詳しくは、「チャイルドシート年齢別の使用状況についての調査レポート」をご覧ください。詳細を見る
/11377.htmlまとめ
今回の調査では、子育て世代の車の保有率は8割以上と非常に高いことがわかり、チャイルドシートの使用については、年齢によって大きく差がありました。
新生児期から1歳までは「新生児から使えるチャイルドシート」が大多数に選ばれており、長期間使用できることが魅力のひとつと考えられます。3歳になると、チャイルドシートやジュニアシートの使用が約7割、さらに4歳以上になるとブースターシートの使用が徐々に増加する傾向が見られました。
6歳を超えるとチャイルドシートの法的義務がなくなるため、「使用していない」と回答した家庭は約3割に達しました。特に小学校高学年や身長が140センチ近くになると、補助装置を使用する割合が低くなる傾向が強く、身長150センチ未満でも使用しない家庭が増加しています。この理由としては、「法的に問題ない」「子どもが成長してサイズアウトした」「シートベルトで十分」という意見が多く、座り心地の悪さや子ども自身が嫌がることも要因として挙げられています。
チャイルドシートやブースターシートに対する改善要望も多岐にわたりました。特に安全性、取り付けの簡易さ、座り心地や使いやすさ、通気性などについての意見が多く寄せられています。安全面では、ブースターシートの安全性に対する疑問も挙げられました。
この夏、子どものチャイルドシート未着用による事故が発生しました。チャイルドシートやジュニアシート、ブースターシートは車内での子どもの安全を守る重要なアイテムです。子どもの成長に伴い、シートの使い方や必要性が変化する中で、安全性と快適さを両立させたシートの需要は高まっていると思われます。家族の車での移動やお出かけを楽しむためにも、安心できる補助装置を見直してみてもいいかもしれません。
■いこーよ施設アンケートの調査概要査方法調査方法/インターネットアンケート調査地域/全国調査対象/いこーよ及びいこーよアプリを利用したユーザー
調査期間/2024年10月7日~10月16日サンプル数/347サンプル調査分析/いこーよ総研■「チャイルドシート年齢別の使用状況についての調査レポート」全文は
こちら
https://research.iko-yo.net/solutions/research/11377.html■関連する「いこーよ総研」の記事・
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