験を通して体感してもらう魚の魅力

当社の水産販売部の従業員が経験を活かし、小田原市が主催する「あじ・地魚まつり」に寿司職人として出演いたしました。日本人の魚介摂取量の減少を防ぐことを目的とし実際に魚を食べたり、触ったり、捌いたりすることで魚介についてより深く知ってもらうイベントです。

* 小田原漁港とは?

神奈川県西部にある小田原漁港は、日本の三大深湾と言われている相模湾に面した漁港です。

この漁港は年間3,000tの漁獲高があり、その97%が定置網漁での漁獲です。

日本で獲れる魚は約4,000種のうち相模湾で捕れる魚は約1,300種と言われています。

こんなにも多くの種類の魚が獲れる理由は、小田原漁港から船で沖に出ると僅か数分で水深1,000m以上の海域に到達する海域の影響です。

この海域には主に2つの海水の層があります。

一つ目は、表層には温かい黒潮系の海水が流れており、これによって多様な魚が相模湾に運ばれてくることです。

二つ目は水深約250mから1,000m付近に北からの冷たい親潮系の海水が流れ込んでおり、相模湾に豊富な栄養がもたらされることです。

その結果、小田原漁港ではたくさんの種類の魚を獲ることが可能になっています。

* 「小田原あじ・地魚まつり」とは?

毎年開催される「小田原あじ・地魚まつり」。

今年のテーマは「体験」「体感」です。

実際に魚を食べたり、触ったり、捌いたりすることでもっと魚の魅力を知ってもらい、魚介摂取量を増加させることを目的としています。

イベント内容としては、早朝に水揚げされた小田原の新鮮な地魚を買うことが出来るイベントや、地魚グルメ店、模擬セリへの参加体験、泳ぐ魚を直接さわることのできるイベント、当日サプライズイベントなどなど、大人も子どもも楽しめる企画がたくさん用意されていました。

ネイラカマスの塩焼き

模擬セリ体験

小田原の祭りのなかでも集客数の多い「小田原あじ・地魚まつり」に、当社の従業員である青木さんが寿司職人として出演されました。

* でもYouTuberが所属する事務所なのにどうして漁港と関係あるの?

当社は、食系のYouTuberが多く所属しています。

その強みとYouTuberの発信力を活かし、食で困っている企業を救うことや、一次産業の活性化を目指しています。

当社の水産販売部が行っている「うお樹水産」では、小田原漁港で仲買いを行っており、「うお樹水産」が仕入れた新鮮な魚を、当社所属のYouTuberを起用し販路の拡大に繋げることで、一次産業の活性化へと貢献しています。

当社と小田原漁港の懸け橋となる重要な存在が「うお樹水産」であり、そして担当されている青木さんなのです。

今回、青木さんに寿司職人としてお声がかかったのも、日頃から小田原漁港で仕入れを通して関係を築いてくださっていたこともあり、出演が決まりました。

* 寿司・刺身づくり体験へ

当社の従業員であり、「うお樹水産」として小田原漁港で日々仕入れをしている青木さん。

前職は寿司職人だったこともあって、今回、お客様の体験教室の講師として本イベントに参加いたしました。

みんなが楽しんでくれるようにと想いを込めて、朝早くから魚を捌いたり、準備を行っていました。

今回のイベントは30分の体験を5部制に分けて行い、200人強のお客様が体験を楽しんでくださいました。

体験内容は、はじめに、アジを捌き、骨を取ったり、皮を剥いだりと、大人でも苦戦するむずかしさですが、お子さまも大人顔負けの綺麗な捌きをみせていました。

アジが捌けたら、シャリを使ってお寿司を作っていき、自分で捌いたアジと他のネタをのせて完成です。

朝に水揚げされたばかりの新鮮な魚を使用して自ら握ったお寿司は格別に美味しそうで、体験されたお客様全員の笑顔が素敵でした。

* 青木さんからメッセージ

「小田原あじ・地魚まつり」でも寿司体験は初めての試みにも関わらず、今回僕以外にも講師として呼ばれていたみなさんは、魚屋で接客しているだけあり、非常に上手に対応されていました。

また、サポーターの皆さんもテキパキと動いてくださったおかげで、インターバルが短く、タイトなスケジュールにもかかわらず、オンタイムで無事に乗り越えることができました。

本イベントは、小田原市が開催したイベントになりますが、今回の経験を通じてCarry Onが開催するイベントにも活かしたいです。。

今回は選挙や野球、近隣のお祭りの開催の影響もあって、来場者数は例年より少なかったそうですが、

来年は当社の他の従業員と僕が、もっとたくさんのお客様を呼べる様になってやるぞ~!と、よりやる気が湧いてきました。

* 体験を通して得る魚の魅力

今回のイベントでは、小田原市が開催したイベントに講師として当社従業員を呼んでいただきました。

魚介摂取量の減少を防ぐことを目的に、小さいお子さまをはじめとした若い世代にも魚を捌くなど、自ら体験をしてもらうことで、魚を身近に感じてもらうきっかけを提供できたと思います。

寿司・刺身づくり体験では、実際に体験することによって、今まで知らなかった魚の捌き方を知ったり、食べたことがなかった魚のネタを食べる機会へと繋がったり、魚に対しての視野が広がるきっかけになったのではないでしょうか。

株式会社小田原魚市場の社長

米山典行さんが描く未来を伺ったところ「魚などの身体に良いものを食べて健康でいてほしい。健康でいるためには添加物などの食品ではなく、魚や身体に良いものを食べ続けることが大事なので、魚を好きなひとが増えてくれると良いなと思っています。」と答えてくれました。

そのような未来を描いているからこそ、今回のイベントが開催され、魚を身近に感じる素敵なイベントとなりました。

体験を通して得る魚の魅力は計り知れないものであり、そんな機会を今度は青木さんをはじめとした当社で作り、一次産業の活性化へと繋げて参ります。

うお樹水産Instagram

https://www.instagram.com/uokisuisan/

青木さんのInstagram

https://www.instagram.com/taichi.uoki

※他SNSも随時公開予定

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【株式会社Carry On 会社概要】

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大阪支店 :大阪府大阪市淀川区西中島4-5-1 NLC新大阪パワービル10F

創業 :2021年3月

代表取締役 :高田 樹

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