～注文した食品を必要としている方に届ける支援～生活クラブ生協の新しいフードバンクシステム「おふくわけ」第２弾が開始

2024年11月15日

生活クラブ生協の新しいフードバンクシステム「おふくわけ」第２弾が開始第１弾は合計10,945口分、5kgのお米約1,260袋をお届けしました

生活クラブ事業連合生活協同組合連合会（本部：東京都新宿区、会長

村上彰一、以下生活クラブ）は、組合員が注文した食品を地域で連携しているフードバンク団体等を通じて、食の支援を必要としている方に届く新しいフードバンクのシステム「おふくわけ」の第２弾を2024年11月18日から開始します。なお、この「おふくわけ」は2024年6月から8つの地域の生活クラブで実験的に始まった取り組みです。

「おふくわけ」の方法は、まず組合員がほかの品物と同じように生活クラブへ注文します。そして各地域で連携しているフードバンク団体等を通じて、食の支援が必要な人に届けられます。組合員がいつも食べている生活クラブのお米を、必要とする方に「おすそわけ」できるというしくみです。

第２弾は、食支援を必要とする方のお米の需要がとても大きいことを受け、お米にしぼり「おふくわけ米」を対象とします。第１弾に引き続き提携生産者である全農パールライス（株）および全農グループの輸送網を活用して直送するという大きな協力をいただけることなどから、今回もより多くの人へお米が届くよう組合員へ協力を呼びかけます。

■取り組みの背景

長引く経済の低迷などにより、毎日の食事を満足にとることができず困っている人が増えています。そうした状況を受け、生活クラブは組合員、生産者とともに、地域ごとにフードバンクの活動を続けてきました。従来のフードバンクは家庭にある食材を寄付するほか、農家の規格外品や食品製造企業の未利用品などの食品ロスを有効活用していますが、生活クラブは、組合員の注文にもとづき生産者が計画を立てて生産し、組合員が利用する「予約共同購入」のため、食品ロスがほとんど発生しません。そのため、組合員と提携生産者のプロジェクトメンバーで協議し、組合員が注文することでフードバンクの支援に参加ができる「おふくわけ」をはじめることにしました。

今年６月に実施した第１弾では、合計10,945口もの注文がありました。パックご飯・ツナ缶・フリーズドライスープのセットが4,644セット、お米は6,301kg（約1,260袋分）を、必要としているたくさんの人々へ届けることができました。

【「おふくわけ」実施概要】

・申込期間： 2024年11月18日（月）～ 2024年11月22日（金）

・対象エリア：8単協

生活クラブ東京、生活クラブ神奈川、生活クラブ埼玉、生活クラブ長野、生活クラブ茨城、生活クラブ山梨、生活クラブ愛知、生活クラブ奈良

・対象品目：「おふくわけ米」 1口約0.8Kg 484円(税込)、6口の注文で1袋（５Kg）のお米が届けられます

・協力：全農グループ

※全農グループの輸送網を活用するなど、「おふくわけ米」を全農パールライス株式会社から、お届け先まで直送していただく予定です

■生活クラブについて

生活クラブは組合員数約42万人の21都道府県、33の地域生協で組織される生活協同組合です。生産から廃棄に至るまで安全や健康に配慮した品物の共同購入活動を通じ、持続可能な生活スタイルを実践しています。また、現在では、生活クラブ生協の活動をきっかけにワーカーズ・コレクティブが設立され、各組織エリアを中心に300以上展開し、福祉や居場所づくりなど地域に必要な事業を作り出しています。

▼生活クラブ連合会WEBサイト

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