ジャパン・メディカル・カンパニー社製の医療用精密立体模型を用いた講習が開催/耳管ピン手術実施医認定講習会も4回目の開催に
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株式会社ジャパン・メディカル・カンパニー プレスリリース:2024年11月18日 報道関係者各位
ジャパン・メディカル・カンパニー社製の医療用精密立体模型を用いた講習が開催/耳管ピン手術実施医認定講習会も4回目の開催に
日本耳科学会は耳管ピン手術実施医の認定に必要な第4回耳管ピン手術実施医認定講習会を10月5日(日)に開催。株式会社ジャパン・メディカル・カンパニー(東京都中央区、代表取締役CEO
大野秀晃、以下当社)が製造・販売する医療用精密立体模型「KEZLEX」が認定に必要な実技用教材として採用されその製品力の高さが評価されました。
2024年10月5日(土)に第4回耳管ピン手術実施医認定講習会が第 34 回日本耳科学会総会・学術講演会会期内において開催されました。
難治性耳管開放症に対する耳管ピン手術は2020年12月に保険適用となり、2022年4月の診療報酬改定で耳管用補綴材挿入術(K308-3)が新設されました。耳管ピン手術を行うには日本耳科学会耳管ピン手術実施医制度による認定を受ける必要があり、本講習会の受講は資格認定要件の一つです。
講習会は、講義講習(60分)と実技講習(90分)からなり、後半の実技講習では耳管ピン手術講習用側頭骨モデルを用いて、全国の耳管ピン手術を施行する先生方の直接指導により手術手技を学ぶ絶好の機会となりました。
講習会受講が耳管ピン手術実施医の認定条件となっており、高い技術をもつ医師から直接学ぶことがこの治療の質を担保することにつながっています。
2021年10月から年に1回開催されている当講習会では、第1回より当社製の医療模型を採用いただき今年で開催も4回目を数えます。当社製医療模型が人体と変わりない再現性を持つとご評価いただき、こうした認定講習の場でご活用いただけていることは医療に携わる当社にとっても身が引き締まる思いです。
医療の最前線の場にいる医師の先にいる患者様のためにも、今後も一層の製品改良・新しい製品の開発に取り組んでまいります。
兵庫医科大学病院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科講師 大田重人先生よりコメント
【略歴】2002年3月 琉球大学医学部医学科 卒業2002年5月 琉球大学医学部附属病院 耳鼻咽喉科 医員(研修医)2004年4月 沖縄県立中部病院 耳鼻咽喉科
医員2005年4月 琉球大学大学院医学研究科博士課程 入学2005年7月 兵庫医科大学大学院 留学 (大学院特別研究学生)2005年7月 兵庫医科大学病院
耳鼻咽喉科 非常勤医師(特別研究学生)2008年5月 琉球大学医学部付属病院 耳鼻咽喉科 非常勤医師(大学院博士課程)2009年9月
琉球大学大学院医学研究科博士課程 修了2009年10月 琉球大学医学部付属病院 耳鼻咽喉科 助教2011年4月 兵庫医科大学病院 耳鼻咽喉科 助教2015年4月
兵庫医科大学病院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 講師現在に至る【学会役職】2012年~ 日本耳科学会 ガイドライン委員会 耳管WG 委員2017年~ 日本顔面神経学会
評議員2018年~ 日本聴覚医学会 耳管開放症研究会 世話人2020年~ 日本耳科学会 指導医制度委員会 耳管ピン手術実施医制度委員会 委員2023年~
日本めまい平衡医学会 代議員
耳管ピン手術講習用側頭骨モデルは、耳介や外耳道、鼓膜、耳小骨、耳管鼓室口が精巧に再現されており、耳管ピン手術を練習するのに適した側頭骨モデルです。脱着可能な鼓膜パーツを付け替えることで繰り返し鼓膜切開を行うことができるため、講習会受講者毎に鼓膜切開から耳管ピン挿入までの一連の手技を行うことが可能です。
過去3回の耳管ピン手術講習会を経て、耳介や鼓膜の材質、耳管鼓室口の形状、専用固定器の可動性などさらなる改良が重ねられたモデルとなっており、第4回講習会参加者から実技講習への高評価をいただいております。
・KEZLEXについて
当社が開発・製造・販売する医療用精密立体模型(KEZLEX)は人骨と同様の削り心地、人体の内部構造を再現しています。過去30年にわたり、脳神経外科、耳鼻咽喉科、頭頸部外科等の先生方と共に幾度もの改良の末に開発に至りました。医師の経験と3Dプリンティングをベースにする当社のモノづくりのノウハウが組み合わされたモデルです。国内外のハンズオンセミナーや、術前・術野でのシミュレーションなど、幅広い用途で利用されています。アメリカ、ヨーロッパ、中国、東南アジアなど、世界50ヵ国以上での導入経験を有しています。
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ジャパン・メディカル・カンパニーは、最先端の3Dプリンティング技術を用いて、医療のカタチを革新するものづくりベンチャー企業です。
1897年創業の鉄鋼メーカーの大野興業を前身とし、130年にわたり培われたものづくりの技術と精神を基盤に成長を続けてきました。
1999年に積層造形技術(3Dプリント)を駆使したリバースエンジニアリングを導入し、耳小骨などのヒト骨模型の製法で特許を取得。手術前シミュレーション用3D模型の分野で、数々の術前症例模型や教育練習用模型の開発に至りました。現在では脳神経外科・耳鼻咽喉科領域を中心に、手術前シミュレーションや認定医試験等の場面で当社模型を用いたハンズオントレーニング等にご活用いただいています。
2012年には初の国産
頭蓋矯正ヘルメット「Aimet(アイメット)」を脳神経外科医と共同で開発、2018年にジャパン・メディカル・カンパニーとして独立いたしました。
現在は頭蓋矯正用ヘルメット「Qurum
Fit(クルムフィット)」「Qurum(クルム)」や乳児の頭蓋変形の程度を簡便に計測できる「赤ちゃんの頭のかたち測定アプリ」、ヘルメット治療を支援する「metto(メット)アプリ」等の開発・製造・販売を行い、医療分野における新たな価値創出を目指しています。
ヘルメットを用いた累計症例数は16,000症例以上の実績があり、ヘルメット治療のさらなる認知拡大を図るとともに、頭蓋形状矯正という概念そのものと疾病啓発の普及に取り組んでまいります。
■社名:株式会社ジャパン・メディカル・カンパニー■設立:2018年5月■代表取締役CEO:大野秀晃
■事業内容:医療機器の開発・製造・販売、医療雑品の開発・製造・販売■URL:
https://japanmedicalcompany.co.jp株式会社ジャパン・メディカル・カンパニーのプレスリリース一覧
https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/46445
・本リリースに関するお問い合わせ・ご質問はこちら株式会社ジャパン・メディカル・カンパニー コーポレイト・デザイン室 柳本 瑞穂TEL:03-5829-8342
/ [email protected] 当リリースの詳細について
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000097.000046445.html
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