覚障がい者向け歩行ナビゲーションデバイス「あしらせ」、東京都ベンチャー技術大賞にて特別賞を受賞

2024年11月21日

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株式会社 Ashirase プレスリリース：2024年11月21日報道関係者各位

視覚障がい者向け歩行ナビゲーションデバイス「あしらせ」、東京都ベンチャー技術大賞にて優秀賞を受賞

「産業交流展2024」にて11月20日（水）より3日間ブース出展

Ashirase代表千野が小池百合子都知事からトロフィーを授与している様子株式会社Ashirase（本社：東京都港区、代表取締役CEO：千野

歩、以下Ashirase）は、東京都が主催する「東京都ベンチャー技術大賞2024」において、「あしらせ」が優秀賞を受賞したことをお知らせします。

あしらせは視覚障害者の歩行をサポートする世界初の靴装着型振動ナビゲーションデバイスです。ホンダ発のスタートアップとして2021年4月に設立。自動運転などの技術要素を応用し、視覚障がい者の歩行において重要な聴覚や白杖操作を邪魔しない足元への振動インターフェースとナビゲーションアルゴリズムを構築し、2024年10月より量産モデル「あしらせ2」の販売を開始しました。

今回あしらせが受賞した「東京都ベンチャー技術大賞」は、都内の中小企業がその技術を生かして開発した、革新的で将来性のある製品・技術、サービスを表彰する賞です。

5つの審査基準「新規性・創造性」「技術的完成度」「独自性」「市場性」「成長性」において、総合的に優れた企業が表彰されます。

表彰式は、11月20日（水）から22日（金）まで開催されている「産業交流展2024」の展示会にて行われ、表彰状を東京都知事より授与しました。また会場内に「東京都ベンチャー技術大賞ゾーン」が設けられ、あしらせの展示および屋内での体験も行っています。

Ashiraseは「人の豊かさを“歩く”で創る」をミッションに掲げ、今後もあしらせの提供を通じて、より多くの視覚障がい者の方々の外出に安心をもたらし、おでかけを楽しめる日常生活の後押しに貢献してまいります。

「産業交流展2024」概要日程：2024年11月20日(水)～11月22日(金)

時間：10:00～17:00（最終日のみ16時まで）

場所：東京ビッグサイト西展示棟１・２ホール、アトリウム

入場：無料（登録制）詳細ページ

あしらせを装着した白いスニーカーを履いて白杖を持った方が歩いているシーンの足元を写した写真

視覚障がい者は「情報障がい者」とも言われ、視覚的に示されるさまざまな情報へのアクセスに困難を抱えています。歩行を支える福祉機器はデジタル技術の進歩によって、スマートフォンの音声ナビゲーションを用いたルート確認が可能となった一方で、目的地までの歩行中には白杖や盲導犬を用いた安全確認にも注意を払う必要があるため、聴覚や白杖操作などを通じた多くの情報処理に負担を感じながら外出しています。

視覚障がい者の歩行の課題の解決に向けてAshiraseは、本田技研工業株式会社の新規事業創出プログラムIGNITION第一号スタートアップとして2021年4月に設立。自動運転などの技術要素を応用し、視覚障がい者の歩行にとって重要な聴覚や白杖操作を邪魔しない足元への振動インターフェースとナビゲーションアルゴリズムを構築したデバイス「あしらせ」を開発。その後、利用者の声を踏まえた改善を行い、2024年10月より量産モデル「あしらせ2」を発売しました。

◼️製品特長 1.手や耳が自由なまま目的地まで案内