厚生労働省から『高齢者デジタル支援と健康促進活動』を称され表彰頂く。現役看護師ならではの気配りと工夫でオンラインの障壁をなくし、3年間で延べ568人の高齢者等が「オンライン学級会」に参加。
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NPO法人日本シニアデジタルサポート協会 プレスリリース:2024年12月04日 報道関係者各位
厚生労働省から『高齢者デジタル支援と健康促進活動』を称され表彰頂く。現役看護師ならではの気配りと工夫でオンラインの障壁をなくし、3年間で延べ568人の高齢者等が「オンライン学級会」に参加。
内閣府による調査では、「70才以上のスマホ活用率」は40.8% 「スマホ所持者だが使う用途が分からない」は42.4%
スマホを利用し参加できる無料のオンライン学級会とは? NPO法人日本シニアデジタルサポート協会の活動が優良賞を受賞
写真左:大坪寛子氏 写真右:理事長/看護師 玉井知世子
厚生労働省及びスポーツ庁は「第13回健康寿命をのばそう!アワード」の表彰式を令和6年11月29日(金)に日経ホール(千代田区)で開催しました。113の応募の中から選ばれた当団体は厚生労働省健康・生活衛生局長の大坪寛子氏より優良賞を授与されました。
表彰の様子はYouTubeでも公開されています。
「健康寿命をのばそう!アワード」(生活習慣病予防分野)は、健康増進・生活習慣病予防推進に資する優れた取組を行っている企業・団体・自治体を表彰し、他の模範となる取組を奨励・普及することにより、健やかで心豊かに生活できる社会の実現を図ることを目的としたイベントになります。
「オンライン学級会設立の背景」
訪問看護師として働いていた際に、外出が困難となり社会的つながりを失う高齢者を多く見てきました。外出が困難になり、社会的なつながりを失うことで精神的な不安や孤独感を抱え、「早くあの世に行きたい」と願いながら急激に身体機能が低下し、医療や介護の依存度が増す悪循環を目の当たりにしました。この問題を解決するために、自宅にいながら他者と交流し、楽しみを持てる場が必要だと強く感じました。自宅や施設にいながらでも安心して社会参加できる場を提供するために「オンライン学級会」を開始しました。
「スマホの活用による孤立・認知症予防及び楽しみの創出」内閣府による調査では「70才以上のスマホ活用率」は40.8%
「スマホ所持者だが使う用途が分からない」は42.4%とのデータがあります。
当団体が行うスマホ教室でも、高齢者にスマホをどのように使っているかを聞くと電話とLINEがほとんどで次に天気予報や地図アプリの利用と続いています。
「オンライン学級会」はスマホを用いてZoomで参加ができます。スマホを所持しているが使う用途がない高齢者にはスマホを日常的に活用できる機会にもなり、同時に会話し仲間と一緒に楽しみ学べる場です。
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r03/html/nd111430.html
より引用看護師が主催、医学的根拠に基づき心と身体の健康を目指す
主催は理事長である現役看護師の玉井です。看護師ならではの工夫も盛り込み健康への不安にも耳を傾け、感染症や脱水・熱中症等の注意喚起、疾患に応じた配慮や全員が発言できるよう司会進行を行い、笑顔で迎え入れ、参加者が楽しいと感じられる時間が増え明るい気持ちで日々過ごして頂けるよう企画しています。
11月に開催したオンライン学級会。シニアが選んだゲスト講師から終活について講義を受けディスカッション。スマホ講師も参加。画面はZoomのイマーシブビューを利用したものです。
「オンライン学級会」活動内容月に2回オンラインで集まります。
月替わりでテーマを決め、どうすればもっとスマホがもっと使いやすくなるのか?を一緒に考えたり、参加高齢者が自分の得意な事を披露したり、過去にはオンライン盆踊りやハロウィンも画面越しに行いました。
また月1回はゲスト講師に登壇していただきます。当団体ホームページ []
より講師を応募し、申込みいただいた講師のリストをオンライン学級会の参加者に発表。気になる講師にゲストとして来て頂いています。
毎月異なる講師が登壇するため、体操・就活・脳トレなど多彩な内容を参加者は楽しんでおられます。 2021年より開催し75回 のべ568名の参加がありました。
オンライン学級会の参加者
参加者の年代は幅広く60~90代の高齢者とオンラインボランティアとして中学生・大学生、また海外在住の若者・企業にて勤めている方・博士課程で勉強中の看護師など様々です。
参加者の居住地は発祥の地である神戸が一番多いのですが、山形・神奈川・鹿児島などからの参加者もいます。年齢に隔てなく会話が盛り上がり、最近では家族がネットで調べてこちらを見つけ親御さんに参加を促すケースも増え、親御さんが楽しそうに話している姿を見てご家族も喜んでおられます。
参加者の男女比は男性は42.9% 女性は57.1% となっています。オンライン学級会の男性の参加者数は他の集まりに比べると多いと言われています。
オンラインボランティアの参加について
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神戸市ボランティアマッチングサイト『ぼらくる』より申し込みができます91歳の参加者・そのご家族からの感想
過去の学級会の様子
他にも、今では参加して3年目となる88歳と67歳のお二人がおられます。親子ほど歳が離れていますがとても仲良しで、実際に会って食事を楽しまれたり趣味を共有したりされているそうです。
このオンライン学級会がなければ出会うことのなかった参加者同士のつながりや楽しみが生まれています。オンライン学級会開催日時日時:毎月2回、原則第1・3木曜日
時間:10時~11時半無料開催(2024年4月から、『高齢者の日常に、デジタルを当たり前に!』を目指し無料で開催中)詳細・参加方法
ホームページを確認後、一番下にある申し込みフォームから申し込みが可能です。お申し込みをされると開催2日前にメールで詳細が届きます。詳細を見る
[]オンライン学級会の今後の目標1. 「シニア企画研究室」をスタート
企業様との連携を考えており、「シニア企画研究室」のような活動をしたいと考えています。
例えば高齢者が「これは便利!」と思うお役立ちグッズを推し商品としてお互いに情報をシェアし、高齢者が選ぶお役立ちグッズベスト10をオンラインで発表する機会を作る。
また高齢者向け商品企画のマーケティング活動の一環として、オンライン学級の活用やスポンサーシップのご協力をお願いしたいと考えています。
このように企業様からご支援いただくことで、活動の運営費や維持費に充てることができ、最終的には参加高齢者の皆様へポイント還元などの特典をご提供することが可能になります。
2. 「オンラインデイサービス」私たちは、この活動が将来的に介護保険の適用になってほしいと考えています。
高齢者によっては、デイサービスがない日には寂しさから気持ちが落ち込んだり、腹痛になってクリニックに診察にこられるような方もおられます。健康でいるためには、孤独予防が大切だと看護師として痛感しています。
また介護保険の点数の関係で、要支援の方はデイサービスに行ける回数が限られています。好きなだけ参加できるように、オンラインでもデイサービスができるような世の中を作っていきたいとも考えております。
労働者人口が減る中、オンラインデイサービスは必要不可欠な存在になると考えています。
そこに至れるようにまずはオンライン学級会の参加者を増やし、高齢者の皆様を元気にしていきたいと思います。オンライン学級会の詳細
https://www.jsda-jp.com/gakkyukai/NPO法人日本シニアデジタルサポート協会の活動
神戸市に本拠地を構え、関東在住のケアマネ・社会福祉主事の理事と共に全国的に活動。
高齢者の幸福度の向上にデジタルを使ったサポートをするために、スマホ教室も行っています。
スマホ講師の認定講師制度を設け、現在は北海道から鹿児島に在住の30~60代のメンバーが在籍、企業や行政からの委託や個人やグループからの依頼を受けスマホ教室を開催しています。
表彰授与式写真:(左)東京都在住のケアマネ:馬場 (中央)神戸在住の看護師:玉井 (右)千葉在住の社会福祉主事:浜田NPO法人日本シニアデジタルサポート協会
NPO法人日本シニアデジタルサポート協会【 主たる事務所 】神戸市東灘区北青木3−13−7−105
【 代表 】玉井知世子(現役看護師)
【 NPOの活動 】
・スマホ教室
・オンライン学級会
・認定講師の育成
高齢者がデジタルを使い便利で豊かな生活が送れるようサポート。
看護師の視点で健康×デジタルを切り口に様々なニーズに対応
【 問い合わせ先 】
電 話:070-8585-4736 (留守電へのメッセージに対応) 当リリースの詳細について
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000132941.html
※このメールは自動送信されていますので、返信はご遠慮ください。
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