行中の膝関節内反モーメント(KAM)を膝関節に取り付けた慣性センサ1つから検出する特許を取得
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iMU プレスリリース:2024年12月05日 報道関係者各位
【特許取得】歩行中の膝関節内反モーメント(KAM)を膝関節に取り付けた慣性センサ1つから検出する特許を取得 ~特許を活かしてさらなる研究開発を加速~
iMU株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:名倉武雄、以下:iMU)は、自社開発した5mほど歩くだけで膝への負担を可視化するウェアラブルデバイス「歩行解析計
iMU One」の基礎技術に関する特許を取得したことをお知らせいたします。
■背景
超高齢社会の日本において、変形性膝関節症の病態進行過程での早期のアプローチや、進行ステージに合わせた適切な治療方法を定量的なデータを用いて提案することが求められています。特に早期の変形性膝関節症においては、歩行中に膝関節に掛かる機械的負荷を軽減することは進行を遅らせるアプローチとして重要視されています。
当社では、歩行中の膝関節に掛かる機械的負荷の指標である膝関節内反モーメント(KAM)を、従来の測定方法よりも簡便に計測し、医療現場などにおいて利便性を高めたいとの思いから研究開発を進めてまいりました。そして1つの慣性センサーから得られるデータに基づくKAMの検出方法を開発し、その技術を搭載した「歩行解析計
iMU One」の製品化を実現いたしました。■特許情報特許番号:7587812発明名称:処理装置、プログラム、方法及び処理システム
出願日:令和2年9月18日(2020.9.18)発明者:名倉武雄、崎地康文、原藤健吾、岩間友特許番号:7587813発明名称:検出装置
出願日:令和2年9月18日(2020.9.18)発明者:名倉武雄、崎地康文、原藤健吾、岩間友■特許の内容
本特許(特許第7587812号及び特許第7587813号)は、膝に取り付けられた加速度センサ1つで、膝関節内側に掛かる負荷の指標であるKAMを容易に推定する基礎技術・処理装置に関するものです。各特許の主な内容は以下の通りです。
1.特許第7587812号:KAMを推定するためのセンサ
当該特許のセンサで検出された加速度からKAMを推定できることにより、大掛かりな装置を必要とせず、簡便にKAMの推定が可能となる技術です。
2.特許第7587813号:センサで検出された加速度で自動的にKAMを推定するための処理装置
センサで検出された加速度を使って自動的にKAMを推定し、推定されたKAMに基づいて皆様に有益な医療情報をお届けすることができます。■今後の展望
現在、iMUは、本特許の技術を用いたファーストプロダクト「歩行解析計 iMU One」
(医療機器クラス1、一般的名称「歩行分析計」)の販売を行っております。今回の特許取得により事業をより加速させ、より多くの膝痛に悩む方を救えるよう、研究開発・製品開発に取り組んでいきたいと考えております。
■iMU株式会社
iMUは、慶應義塾大学医学部発のヘルスケア・スタートアップです。同学部整形外科バイオメカニクス研究室の研究成果を活かし、5mほど歩くだけで、簡易・迅速・安価に、膝への負担を可視化するヘルスケアデバイスの研究開発を行っております。膝の負担の見える化技術を活かし、変形性膝関節症の進行リスク予測や、リハビリ・日常生活における膝を健康な状態に保つためのアドバイスの提供を目指しています。
【会社概要】◯本社所在地:東京都中央区日本橋室町二丁目4番3号日本橋室町野村ビル7階◯代表者:代表取締役 名倉武雄◯設立:2020年2月28日◯ホームページ:
https://www.imujapan.com◯お問い合せ: [email protected]
当リリースの詳細について https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000067393.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000067393.html
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