済学者・岩井克人さんから推薦コメントが到着!アメリカ型資本主義の矛盾をあぶり出し、日本経済の行く末を問うノンフィクション『ボーイング 強欲の代償――連続墜落事故の闇を追う』本日発売!
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株式会社新潮社 プレスリリース:2024年12月18日 報道関係者各位
経済学者・岩井克人さんから推薦コメントが到着!アメリカ型資本主義の矛盾をあぶり出し、日本経済の行く末を問うノンフィクション『ボーイング
強欲の代償――連続墜落事故の闇を追う』本日発売! 株式会社新潮社は、朝日新聞経済部の江渕崇さんによるノンフィクション『ボーイング
強欲の代償――連続墜落事故の闇を追う』を、12月18日(水)に発売しました。2018年と2019年に立て続けに墜落したボーイングの最新鋭旅客機「737MAX」。当時、ニューヨーク特派員だった著者は事故の背景を取材し、2022年に朝日新聞に集中連載を発表。大反響を呼びました。本書は6年にわたる徹底取材を元に、アメリカ型資本主義の矛盾に迫った調査報道の決定版です。株式市場を重視するトランプ政権再来が決まった今だからこそ、本書の意義は一層深まっています。
■文化勲章受章者で、東京大学名誉教授の経済学者・岩井克人さんから推薦文が到着!
2018年10月、インドネシアで189名が死亡。2019年3月、エチオピアで157名が死亡。ともにボーイング社の最新鋭機737MAXの墜落事故の犠牲者であった。
何がこの二つの大事故を引き起こしたのか?
著者の江渕崇さんは、ジャーナリストとしてこの問いを徹底的に追い詰めていく中で、その犯人が会社を株主のためのキャッシュ製造機としか見なさない「株主主権論」であることを突き止める。
かつて「エンジニアリング企業」であることを誇っていたボーイングは、乗客の安全性よりも株主還元を重視する企業に墜ちてしまったのであった。
そのボーイングを生んでしまった「株の国」アメリカを、いまだに一周遅れで追いかけている日本。一級の読み物であるとともに、これからの日本や世界のあり方を考える上で欠かせない本でもある。
<本書の読みどころ>■346人の命を奪った「真犯人」は誰か?
2018年にインドネシアで、2019年にエチオピアで、ボーイングの最新鋭旅客機「737MAX」が墜落。乗員乗客346人の命が奪われました。事故後、墜落原因となった新技術の存在を同社が伏せていた事実が判明します。なぜアメリカを代表する企業は道を誤ったのか?
著者が取材を進めると、株価ばかりを重視し、「キャッシュマシン」と化した企業の実態が浮かび上がってきました。■アメリカ型資本主義の矛盾とは?
アメリカを代表する「ものづくり」企業であったボーイングが変質したきっかけは、1997年、ライバルのマクドネル・ダグラス社との合併にありました。同社の経営陣に主導権を握られたボーイングは、生産現場を軽視し、株価に目を向けた経営に大きく舵を切ります。その変質の背景を探る中で立ち現れてきたのは、「20世紀最高の経営者」と呼ばれたジャック・ウェルチと、現在の世界経済を席巻する株主資本主義の理論的始祖である経済学者ミルトン・フリードマンの存在でした。
■「失われた30年」に沈む日本の針路は?
2024年2月22日、日経平均株価がバブル後最高値を更新。必ずしも株主の利益にこだわらない経営が行われてきた日本が、国をあげて「株の国」へと向かってきた変革の到達点となりました。では、その先に日本の活路はあるのか?
世界経済フォーラム(ダボス会議)会長のクラウス・シュワブ、東京大学名誉教授で経済学者の岩井克人、バークシャー・ハサウェイ会長のウォーレン・バフェットら、国内外の識者や経営者への単独インタビューを元に、日本の進むべき道を探ります。
■目次はじめに第一章 慟哭のアディスアベバ第二章 魔のショートカット第三章 キャッシュマシン化する企業第四章 シアトルの「文化大革命」第五章
軽んじられた故郷、予見された「悪夢」第六章 世紀の経営者か、資本主義の破壊者か第七章 「とりこ」に堕したワシントン第八章 フリードマン・ドクトリンの果てに第九章
復活した737MAX、封印された責任第十章 株主資本主義は死んだのか終 章 「空位の時代」をゆく日本の海図おわりに■内容紹介
2018年にインドネシアで、2019年にエチオピアで、ボーイング社の旅客機737MAXが立て続けに墜落した。事故後、墜落原因となった新技術の存在を同社が伏せていた事実が判明する。なぜアメリカを代表する企業は道を誤ったのか?
株主資本主義の矛盾をあぶり出し、日本経済の行く末を問うノンフィクション!■著者紹介・江渕崇(えぶち・たかし)
朝日新聞記者。1976年、宮城県生まれ。1998年、一橋大学社会学部を卒業し朝日新聞社入社。経済部で金融・証券や製造業、エネルギー、雇用・労働、消費者問題などを幅広く取材。国際報道部、米ハーバード大学国際問題研究所客員研究員、日曜版「GLOBE」編集部、ニューヨーク特派員(2017~21年、アメリカ経済担当)、日銀キャップ等を経て2022年4月から経済部デスク。現在は国際経済報道や長期連載「資本主義NEXT」を主に担当している。
■書籍概要タイトル:ボーイング 強欲の代償――連続墜落事故の闇を追う著者名:江渕 崇判型:四六判(320ページ)定価:2,420円(税込)
発売日:2024年12月18日ISBN:978-4-10-355981-8URL:
https://www.shinchosha.co.jp/book/355981/ 当リリースの詳細について
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001813.000047877.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001813.000047877.html
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