河邉徹さん最新小説『ヒカリノオト』が、第8回未来屋小説大賞にて第3位を獲得!

株式会社ポプラ社から2024年5月に刊行された小説『ヒカリノオト』(河邉徹:著)が、未来屋書店主催の「第8回未来屋小説大賞」にて第3位を獲得いたしました。

「未来屋小説大賞」とは、未来屋書店の従業員が選ぶ、オリジナルの小説大賞です。

お客様に自信をもって提供できる小説を、未来屋書店の中でも選りすぐりの本好き従業員が選考委員となり厳選に選考、「未来屋書店が今一番売りたい!」作品を決定いたします。

書誌ページ:

https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8008461.htmlAmazon:

https://amzn.to/4esalPg河邉徹さんからのコメント

ノミネートだけでも十分すぎるほど光栄でしたが、さらにこうして作品に注目していただけたことに心から感謝しています。

この小説は、自分の青春のすべてをかけて向き合ってきた音楽というテーマに想いを詰め込んだ特別な作品です。その物語が誰かの心に届き、寄り添い力になることができるのなら、これ以上の喜びはありません。

これからも皆さまに支えられながら、新たな物語を紡ぎ続けていきます。どうぞ応援いただけますと幸いです。『ヒカリノオト』あらすじ紹介ふがいなくて泣いたことも、

無我夢中で取り組んだことも、

あんなに大切だった人も、

すべて忘れてしまったはずのことが、

あの曲を聴いただけで、思い出せるのはなぜだろう。

大ファンだったアーティストの担当になったものの、努力が結果に結び付かず苦悩する若手レコード会社社員、上司の期待に応えようとするあまり、知らないうちに心身を壊してしまった40代手前の女性、久しぶりの恋の予感にときめくカメラマン、合唱コンクールで伴奏と曲のアレンジを任された女子高生、海辺の町のリサイクルショップで壊れた物を修理し続ける男性――。

時に慰め、時に励まし、彼らの人生の岐路に寄り添っていた一つの音楽が、場所や時間を超えて広がっていく奇跡を、ミュージシャンとしての経験を持つ著者がみずみずしく描いた連作短編小説。

著者プロフィール

1988年兵庫県生まれ。関西学院大学文学部卒。バンド・WEAVERのドラマーとして2009年にメジャーデビュー。バンドでは作詞を担当。2018年に『夢工場ラムレス』で小説家としてデビュー。2作目『流星コーリング』が、第10回広島本大賞(小説部門)を受賞。『蛍と月の真ん中で』は、読書感想画中央コンクールの課題作に選ばれる。その他の著書に『アルヒのシンギュラリティ』『僕らは風に吹かれて』『言葉のいらないラブソング』などがある。

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書籍情報『ヒカリノオト』河邉徹発売年月:2024年5月定価:1760円(10%税込)書誌ページ>>

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