マンダムが中京大学スポーツ科学部荒牧研究室と取組 「ヘアスタイリングが気分と姿勢に与える影響」に関する実験結果を学会で発表

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(株)マンダム プレスリリース:2024年12月26日 報道関係者各位 マンダムが中京大学スポーツ科学部荒牧研究室と取組

「ヘアスタイリングが気分と姿勢に与える影響」に関する実験結果を学会で発表

~ヘアスタイリングによりポジティブ感情が増加しネガティブ感情が減少、立位姿勢の動揺が減少~ 株式会社マンダム(本社:大阪市 社長執行役員:西村健

以下マンダム)は学校生活における「部活ヘア」の存在に着目し、高校生を中心とした学生が自己表現と部活を両立して楽しめるよう、部活生の髪型ルールを一緒に考える活動を展開しています。この活動の一環として

中京大学 []

スポーツ科学部との取組を開始し、ヘアスタイリングが人の気分や姿勢にどのような影響を与えるかについての実験結果を、中京大学のチームが2024年11月2日開催の第29回日本顔学会大会(フォーラム顔学

2024)で発表しました。研究テーマ「ヘアスタイリングが気分と姿勢に与える影響」Effect of Hairstyling on Affect and

Posture発表者荒牧勇、小牧寛明、井出拓見、本多康宏、土屋敦、野入康介(中京大学スポーツ科学部、中京大学大学院スポーツ科学研究科)発表概要

ヘアスタイリングが気分と姿勢にどのような影響を与えるかを検証した結果、ヘアスタイリングにより、ポジティブな感情が増加しネガティブな感情が減少、立位姿勢の動揺が減少することが明らかになりました。

実験概要研究対象者は、14名の大学生(男子10名、女子4名)。「ヘアスタイリング有り」と「ヘアスタイリング無し」の2条件で、※1 日本語版 PANASと※2

立位重心動揺(開眼/閉眼でそれぞれ30秒間、バランスコーダBW-6000、アニマ社)を計測しました。

ヘアスタイリングは、研究対象者の希望するヘアスタイルを聞き取り、美容師が整髪料を用いて施術しました。 日本語版

PANASのポジティブ感情の合計点数、ネガティブ感情の合計点数、および、開眼と閉眼それぞれの立位重心動揺の総軌跡長を計算し、「ヘアスタイリング有り」条件と「ヘアスタイリング無し」条件で比較しました(対応のある

t 検定、有意水準はp<0.05としました)。結果と考察日本語版

PANASの結果は、「ヘアスタイリング有り」条件で「ヘアスタイリング無し」条件よりも、ポジティブ感情の合計点が有意に高くなり、ネガティブ感情の合計点は有意に低くなりました。不安感情で増加するとされる立位重心動揺については、「ヘアスタイリング有り」条件で「ヘアスタイリング無し」条件よりも、開眼時の総軌跡長が有意に減少しました。

本研究の結果は、自己の外見が心理状態と運動パフォーマンスに影響するという仮説を支持するものです。結論

ヘアスタイリングは気分をポジティブに変化させ、立位姿勢の動揺を減少させました。自己の外見の変化は、心理状態と運動パフォーマンスに影響します。※1 日本語版

PANASPANASはThe Positive and Negative Affect Scheduleの略で、ポジティブ感情とネガティブ感情を評価する指標。

ポジティブ情動8項目、ネガティブ情動8項目の計16項目からなる簡易気分評定尺度で評価する。※2 立位重心動揺

立っている時の重心位置のふらつき。本研究では被験者の足圧中心が30秒間で動いた総距離を「総軌跡長」としてふらつきを算出。

マンダムでは、人々が化粧品を使用することや外見の変化を通じて感じる気持ちや身体的影響についての理解は、製品の設計や生活者とのコミュニケーションにおいて必須と考えます。化粧品や美容行動が生活者にとって有益なものとなるよう、今後も商品やサービスの開発・研究に取り組んでまいります。

当リリースの詳細について

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