「World Cancer Week 2021」全35セッション、1000名以上の参加者とともに過ごした1週間が終了
2021」全35セッション、1000名以上の参加者とともに過ごした1週間が終了
加藤勝信官房長官や笠井信輔アナウンサーなど約150名が登壇がんの医療・社会課題を考える日本最大級のオンラインカンファレンスを実施。がんと言われても動揺しない社会を目指す「CancerX」主催。
一般社団法人CancerX(共同代表理事:上野直人・半澤絵里奈)は、 2021 年 1 月 31 日(日)~2 月 6
日(土)にカンファレンスの規模を拡大した「World Cancer Week 2021」をオンラインで開催。 参加者は1000名を越え、
視聴者回数は35セッションで延べ6000回以上となりました。
全セッション登壇者
全セッション登壇者
オープニングセッションでは、 厚生労働大臣の田村憲久さんから「がんと言われても、 働いて、 共に生きていける社会を目指しましょう」とメッセージを頂きました。
昨年、 CancerXが加盟した世界的な広がりを持つ民間の対がん組織連合であるUICC CEOのCary
Adams氏からは「みんなでアイデアを出しがんに対する希望が持てる日がくるように継続的に力を合わせて行動しましょう」と呼び掛けてもらいました。CancerX 社会
CancerX
社会
「社会」のセッションで、 加藤勝信官房長官は国のがん対策についてお話くださいました。 2人に1人ががんを罹患する今、
がんの診断を受けてからの就労について様々なサポート対策が行われていることや、 がんに関する情報提供・普及啓発、 最先端ゲノム治療などについてもお話を頂きました。
笠井信輔アナウンサーは奥様とともにご登壇くださり、 ご自身の罹患の経験を家族との関係、 仕事などについて思いを語ってくださいました。
キャシー松井さんはゴールドマン・サックス勤務時の経験を交え、
「がん患者のキャパシティはこうだよね」というアンコンシャスバイアス(無意識の思い込み)を無くしていくために、
自分のことを気軽に話せる関係づくりの大切さについてお話いただきました。CancerX いのちの対談
CancerX いのちの対談
「いのち」に関するセッションも2つ実施しました。 今回は新たに対談形式のセッションも実施し、 緩和ケア医で当事者の関本剛さんは、
「人は生き抜く力を持っている」として、 人生でやりたいことの「バケット・リスト」や、 残される家族のために準備していることなどをお話くださいました。CancerX Global
CancerX Global
2月4日のWorld Cancer Dayには、 CancerX Globalの録画セッションを放映。 UICC(国際対がん連合)からは、 ジュネーヴ本部、
日本委員会、 マレーシアがん協会など各都市の代表者が登壇。 コレクティブ・インパクトで、 国際的な連携を図り、
がん患者が健全な生活を送るためにはどうすべきかについて議論しました。
CancerX COVID-19
CancerX COVID-19
最後のセッションは「COVID-19」。 感染拡大を受けてがん治療にも影響が及んでいることを受け、 患者の健康を守るために、
そして治療現場をサポートするために求められることについて意見が交わされました。
「ワクチンは接種すべき?」「孤独を感じる当事者をどうサポートする?」「入院中のコミュニケーションは?」などについても患者、 医療者、
医療者を支える立場といった多様な立場からの声が上がりました。
セッション終了後には毎日、 オンライン交流会を開催。 本セッション時にかなえられなかった少人数・対話形式の場として、 登壇者と参加者の多くが日夜参加し、
セッションの感想やこれからの活動について意見を交わしました。
CancerXのXには、 かけ合わせる、 かえられる、 過去にする この3つの意味が込められています。
がんを取り巻く様々なテーマや課題について、 立場や業界を超えて共有し、 「コレクティブ・インパクト」で解決へ。 がんを知り、 関わりあって、 変えていく。
「World Cancer Week 2021」は、 立場、 職種の壁を越え、 がんと言われても動揺しない社会を創造するために、
あらゆる立場・業界の人が交わり、 議論し、 次へのステップを考える充実した1週間となりました。
チケット購入者には2月末までアーカイブを提供し、 WEBサイトではグラフィックレコーディングを用いたレポートを掲載いたします。 ぜひご覧ください。
【詳細情報】
https://cancerx.jp/summit/wcw2021/
【告知動画】
イベント概要
日時:2021 年 1 月 31 日(日)~2 月 6 日(土)
会場:オンラインプラットフォームでの配信を予定
主催:一般社団法人 CancerX
一般社団法人 CancerX について
CancerXは、 「がんと言われても動揺しない社会」を目指して3つのX(collaborate/change/cross out)を軸に活動する団体です。
2018年に発足、 2020年10月よりUICC(国際がん連合)本部に加盟。
【CancerX公式サイト】https://cancerx.jp/
参考【CancerX Summit 2020 公式サイト】
https://cancerx.jp/summit/summit2020
以上
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