伊勢街道のにぎわいづくりシンポジウムを開催します

伊勢街道のビジョンマップ

明和町の観光地域づくりを推進する一般社団法人明和観光商社(本社:三重県多気郡明和町、以下明和観光商社)は、令和4年より、伊勢街道のにぎわいづくりに取り組んでいます。この度、令和6年度の取り組みの成果報告として、伊勢街道にぎわいづくりシンポジウムを実施いたします。今年は、施設ごとの概略設計とファンド組成可能性調査、事業計画書の作成を行いました。併せてシンポジウムでは、歴史的資源を活用したまちづくり、ウォーカブルな(歩きたくなる)まちづくりについての基調講演も行います。

斎宮・伊勢街道らしい活用で、歩きたくなるモール型ホテルを目指して

近世、年間500万人がお伊勢参りで訪れたとされる伊勢街道。かつては、茶屋や土産屋、宿が並び大変賑わっていたとされていますが、鉄道が通ったことで参拝客がいなくなり、観光産業は衰退しました。そのにぎわいを取り戻すため、今年は、伊勢街道にある4つの物件の具体的な活用方法について検討を進め、施設ごとの概略設計に取り掛かりました。検討の結果、各空き家、古民家の特色を活かし、宿泊施設として合計4つの部屋、飲食施設として2棟の内装イメージを作成しました。さらに、歩きたくなる仕掛け作りとして、体験プログラムも企画しました。

また、施設改修の実現性を高めるまちづくりファンド組成調査と事業計画作りにも取り掛かりました。

※まちづくりファンド:景観形成・観光振興など、住民を中心とするまちづくり事業への助成やまちづくり会社への出資を目的とするファンド。

歴史的資源を活用した、ウォーカブルなまちづくりを

明和町の伊勢街道は全長6キロとなります。そのうち、国指定史跡内に位置するエリアや、かつて茶屋や宿が多かったエリアなどの特色があり、それらを活かしつつ、国内で唯一無二の「斎宮」を持つ明和町として歴史的資源を活用する考えでまちづくりを進めています。シンポジウムでは、歴史的資源を活用したまちづくり、ウォーカブルな(歩きたくなる)まちづくりについて専門家の基調講演を行います。斎宮ならではの歴史、伊勢街道の多くの人が歩いた歴史を現代に活かしていくための具体的な手法を学びたいと思います。

伊勢街道のにぎわいづくりシンポジウム日時:2月16日(日)13時00分~16時00分会場:斎宮歴史博物館 講堂 (〒515-0325

三重県多気郡明和町竹川503)料金:無料内容:1、伊勢街道の賑わい作り事業の成果報告2、基調講演3、パネルディスカッション

取り組みの背景明和町の空き家の現状~明和町の空き家の64%が伊勢街道の通る斎宮・明星エリアに~

世帯数が年々増加傾向にある明和町は新築物件が年間100戸以上建てられています。しかし、2022年に明和町が行った調査では、明和町全体で349件の空き家があるとされ、そして、所有者の転居や高齢化の進展など様々な要因で空き家の更なる増加が見込まれています。その中でも、空き家全体のうち64%に当たる224件が伊勢街道の通る斎宮・明星地区となっています。

一般社団法人明和観光商社について

明和観光商社は三重県・明和町の観光資源や地域資源をより効果的に連携させた観光施策を推進する中心的存在として観光地域づくりや、ふるさと納税支援などに取り組む観光庁に登録されている地域DMO&地域商社です。神宮ゲートウェイプロジェクトとして観光客の誘致に取り組み、伊勢街道の賑わいづくりや神社を軸にした地域の活性化、子どもたちの郷土愛育成にも力を入れています。

これらの取り組みにより、国史跡斎宮跡や擬革紙、御糸織をはじめとした文化財の保全と活用を目指し、そして、地域の歴史・文化を次世代に繋げ、住民の暮らしが豊かなものになるよう、地域一体となった観光地域づくりの推進を目指します。

代表理事:千田良仁 住所:三重県多気郡明和町斎宮3039-2 当リリースの詳細について

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000074.000057872.html

※このメールは自動送信されていますので、返信はご遠慮ください。