200以上の特許を持つ創業77年のものづくり企業「株式会社ヨシオ」社員のアイデアと独自技術で、安心・安全を追求するヨシオが「舎人公園 千本桜まつり」に出展!
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足立ブランド プレスリリース:2025年03月14日 報道関係者各位
200以上の特許を持つ創業77年のものづくり企業「株式会社ヨシオ」社員のアイデアと独自技術で、安心・安全を追求するヨシオが「舎人公園 千本桜まつり」に出展!
株式会社ヨシオは2025年3月29日(土)、30日(日)の2日間、都立舎人公園で開催される「舎人公園 千本桜まつり」に「足立ブランド」として出展します。
『株式会社ヨシオ』(東京都足立区千住大川町 代表:小泉博史)は、1.交通安全用品、2.防犯用品、3.環境関連製品、4.OEMの4つの柱をもつ「4輪駆動経営」
で成長を続ける製造企業です。独自の技術開発と社員ひとり一人のアイデアを活かした製品作りで、人々の暮らしの安全と安心を支えています。
▎苦境が生んだアイデアの数々「食えないから必死になって考えるんです」
そう語るのは2015年から会長の任にある小泉俊夫氏。その言葉には、70年以上の歴史を持つ企業の重みがあります。『ヨシオ』の歴史は1948年に小泉義雄氏が創業した
育児用三輪車車輪製造業からスタートします。当初は育児用三輪車の車輪を「ケトバシ」と呼ばれる足踏み式のプレス機で製造する町工場でした。
1967年、オイルショックの影響を受けて600万円(現在の価値で約1億円)もの借金を抱えることになります。当時、創業者である父が保証人となっていた取引先の倒産が重なり、経営は危機的状況に陥りました。
「でもそこで逃げたら仕入先などに大変な迷惑がかかるのでなんとかしなきゃいけない」徹底的に考え抜いた末に生まれたのが、
三輪車のサドルにマンガをプリントするというアイデア。これが大ヒットとなり、わずか4年で全ての借金を返済することができました。▎独自の技術開発で切り開く新市場
現在、同社の技術力の核となっているのが、3次元ウェルダー加工技術です。ウェルダー加工とは、塩化ビニールなどの材料を溶着する技術のこと。1977年
、大手自動車メーカーから「レザー素材の溶着加工」という課題を託されました。当時は平面的な加工が主で、3次元のウェルダー加工は世の中に存在していませんでした。
小泉氏は、レザーが発泡体であることに着目。発泡倍率の異なるレザーを用いた実験を重ね、最適な溶着条件を見出しました。さらに、3次元加工を可能にする専用金型の設計から取り組み、独自の加工技術の確立に成功しました。
この技術は、自動車産業にとどまらず、ランドセルの製造などにも応用。
背当ての通気性向上という課題に対し、レザーとベルポーレン(樹脂素材)の溶着方法を開発し、生産性を大幅に向上させました。現在では、素材や用途に応じた複数の加工技術を保有し、同社の「4輪駆動経営」のうちOEMを担っています。
▎社会の課題に応える製品開発プロセス同社の製品開発は、社会の課題を丹念に掘り起こすところから始まります。例えば、夜間の自転車事故防止のために開発された
「サイクルピアスほたるくん」は、実際に夜間走行時の視認性を検証
。自転車のグリップに反射材を付けるという新しい発想で夜間の走行時でも運転手から自転車が認識できるようにしています。
防犯用品の開発では、西新井大師前での1,500万円のプリペイドカードひったくり事件をきっかけに、「SOS防犯ブザー」を開発。
鞄にロープで取り付けた防犯ブザーが、ひったくられても大音量で鳴り続ける仕組みを実現し、実際の逮捕事例にも貢献しました。
1997年に神戸連続児童殺傷事件が発生した際には「子供に持たせられるような防犯ブザーはないか」ということから、小さな防犯ブザー「プチアラーム」を開発、評判になりました。
また、環境配慮型製品の開発にも力を入れています。「全日本トラック協会」からの依頼で開発したアイドリングストップ・キーホルダー
「たの身のつな」は、身体と車のキーを繋ぐことで、降車時にエンジン停止を促す画期的な製品となりました。特殊形状記憶素材を使用して伸びたるみを防いでいるのも特徴です。
▎次世代に向けた製品開発の進化
近年では現代表:小泉博史氏の方針で、「スタッフ全員で作り上げる」
事に、こだわりを持ってモノづくりに取り組んでおり、機能性やデザイン性を両立する事にも注力しています。例えば「アンティークリフレクター」
は、普段は高級な革製品のような落ち着いた外観でありながら、光を受けると反射材として機能する二面性を実現しました。
また、「リフレクブラック」は、スニーカーなど凹凸のある素材にも貼れるストレッチ性のある反射シール
です。昼間は目立たないマットな質感を実現しながら、夜間は高い反射性能を発揮する新製品で、傘やレインコート、自転車といった様々な製品に貼ることができます。
このように『ヨシオ』では、開発担当者だけでなく、全社員から広くアイデアを募り、形にしていくことを大切に
しています。誰もが自由にアイデアを発信することができ、仕事へのやりがいを感じている社員が多いといいます。これらの製品開発には、200以上の特許・実用新案
の蓄積が活かされています。
自社製品の開発だけでなく、メーカーから依頼を受けて制作するOEMにも対応しており、アイデアを形にするための最新設備が充実。長年の開発によって磨かれた技術、蓄積された知識によって様々な製品開発をサポートしてくれます。
社名は創業者「小泉義雄」の名前「ヨシオ」に由来し、「厳しい局面でも諦めず何かを生み出そうとする力は、親父の背中を見てきたために備わった
」と語り、その想いを大切に、社名を守り続けています。今回の「舎人公園千本桜まつり」
では29日(土)は「オンリーワン」ブースで、30日(日)は「足立ブランド」のブースに出展します。この記事でも紹介した自社製品が並びます。ヨシオの製品が皆様の安心・安全に役立ちますことを、心から願っております。ぜひお気軽にお立ち寄りください。
企業情報株式会社ヨシオ
https://www.yoshio.net/会社名:株式会社ヨシオ住
所:東京都足立区千住大川町20-11電話番号:03-3888-4584代表者:小泉博史事業内容:
1.交通安全反射材用品の製造販売(警察・役所向けノベルティー・店舗販売)2.防犯ブザーの製造販売(学校・役所・教育委員会向け・店舗販売)
3.トラック用アイドリングストップ支援機器の製造販売(各トラックメーカー・運送会社)4.OEM
他社製品の製造と技術開発(特殊ウエルダー加工・抜き加工・コンピューターミシン加工)
「足立ブランド」は、区内企業の優れた製品・技術を認定して、その素晴らしさを全国に広く発信することで、区内産業のより一層の発展と足立区のイメージアップを図ることを目的とした事業です。
『株式会社ヨシオ』は、この「足立ブランド」認定企業です。
取材など掲載情報に関するお問い合わせは、「足立ブランド」の運営事務局でもある足立区役所産業経済部産業振興課ものづくり振興係でも受け付けております。
足立区役所産業経済部 産業振興課 ものづくり振興係電話番号:03-3880-5869ファクス:03-3880-5605
足立ブランド公式Webサイト
https://adachi-brand.jp/ 当リリースの詳細について
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000121.000136487.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000121.000136487.html
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