雑誌『広告』の最新号、本日2月16日発売!特集は「流通」―『広告』が手元に届くまでの流通経路を、全250種類の表紙によって可視化―

株式会社博報堂(本社:東京都港区、 代表取締役社長:水島正幸、 以下博報堂)は、 本日2月16日、 雑誌『広告』の最新号を発売いたしました。

株式会社博報堂(本社:東京都港区、 代表取締役社長:水島正幸、 以下博報堂)は、 本日2月16日、 雑誌『広告』の最新号を発売いたしました。

2019年のリニューアル創刊から3号目となる最新号の特集は「流通」。 新しい技術やビジネスモデル、

さらにはコロナ禍をとおして流通のあり方が大きく様変わりしています。 いま、 商品や作品が、 つくり手のもとを離れてから受け手に届くまで、

いったい何が起きているのか。 全30記事をとおして「流通」にまつわる課題や可能性を深掘り、 雑誌『広告』の全体テーマである「いいものをつくる、

とは何か?」を思索するための様々な視点を投げかけます。

本号の装丁は、 独自に開発した「段ボール装」です。 側面のミシン目を剥がすと、 そのまま雑誌になります。 さらに、

本誌が製本されてから読者の手元に届くまでのすべての流通経路を、 書店や取次、 運送会社などを記載した全250種類の表紙によって可視化しました。

書店や入手方法の数だけ異なる表紙の『広告』流通特集号が存在します。

これは、 「より早く」「より安く」を追求し、 時間とコストを“ゼロ”に近づけようとする現代の「流通」に対する問題提起です。

この装丁をとおして商品が手元に届くまでの人の営みやものと流通の関係に目を向けるきっかけとなれば幸いです。

■雑誌『広告』最新号(Vol.415)特集:「流通」

・価格:3,000円(税込)

・発行日:2021年2月16日

・全国の書店およびオンラインショップで販売 *詳細は『広告』ホームページに掲載

雑誌『広告』ホームページ:

https://kohkoku.jp/

note公式アカウント:

https://note.kohkoku.jp/

■内容

・流通と社会 ~ 経営学者 石井淳蔵 ×『 広告』編集長 小野直紀

・アマゾンがなくなる日

・68 世界的ラグジュアリーブランドのなりたちと展望 ~ エルメス前副社長 齋藤峰明 インタビュー

・「韓流ブーム」から「アジアで独り勝ち」へ ~韓国ポップカルチャーを加速させた新しいシステムと新しい流通

・メディアに対する映画監督の目線 ~ ニコラス・W・レフン、 岩井俊二 インタビュー

・CDとレコードと、 曽我部恵一の音楽

・「よい本」が生まれる環境を、 出版流通から考える

・「ことば」と流通 ~ 劇作家・小説家 本谷有希子 インタビュー

・アップルの流通戦略

・タンザニアの商人とオルタナティブな経済 ~ 文化人類学者 小川さやか インタビュー

ほか全30記事を収録。

■雑誌『広告』について

博報堂が発刊している雑誌『広告』は、 1948年に広告文化の創造と発展を目的に創刊されました。 博報堂の社員が中心となって編集制作を行い、 数年に一度、

編集長の交代とともに全体テーマや装丁、 編集体制の一新を図っています。

2019年よりプロダクト開発に特化した博報堂のクリエイティブチーム「monom(モノム)」を率いるクリエイティブディレクター/プロダクトデザイナーの小野直紀が就任。

全体テーマを「いいものをつくるとは、 何か?」に据え、 この問いを思索する「視点のカタログ」としてリニューアル創刊しました。

【『広告』流通特集号、 発売記念イベントのお知らせ】

<オンライントークイベント第1弾>

リテールフューチャリスト 最所あさみ×経済学者 大垣昌夫×『広告』編集長 小野直紀

~ 小売業界が持つべき倫理観とは

「成長」を目的とする企業活動への疑問と議論が活発になる昨今、 「売る」ことを第一優先とする小売のあり方はどう変わっていくべきなのか。

「小売の公共性」という視点を踏まえながら、 これからの小売業界が持つべき倫理観について語り合います。

[日時]2021年2月26日(金)20:00~21:30

[主催]青山ブックセンター(WEB会議ツール「Zoom」を使用してライブ配信)

[参加料金]1.配信のみ:¥1,430(税込) 2.配信+「広告 Vol.415」:¥4,430(税込・送料込)

[お申し込み]

http://www.aoyamabc.jp/event/kouri-415/

<オンライントークイベント第2弾>

ビジネスデザイナー 江原理恵×Takramディレクター 佐々木康裕×わざわざ代表 平田はる香

~ 世界観を共有するコミュニティコマースの可能性

思想やライフスタイル、 日々の感情を、 SNSなどをとおして発信する人たちが情報や商品のキュレーターとなり、

その価値観・世界観のもとに形成されるコミュニティに届ける。 そうした「コミュニティコマース」の実態と可能性を紐解きます。

[日時]3月2日(火)17:30~19:00

[主催]博報堂『広告』編集部(動画共有サイト「Vimeo」を使用してライブ配信)

[料金]無料

[お申し込み]

https://peatix.com/event/1822698/

<オンライントークイベント第3弾>

映画・音楽ジャーナリスト 宇野維正×ビートインク宣伝担当 白川雅士×編集者/ライター 照沼健太

~ 激動の音楽業界をとおして見るコンテンツ流通の未来

ストリーミングの隆盛、 ライブ回帰などによってビジネスモデルが様変わりした音楽業界。 コロナ禍によって再び変化を余儀なくされているいま、

「炭鉱のカナリア」とも呼ばれる音楽業界の動向を深掘り、 音楽・映画をはじめとするコンテンツ流通の未来について議論を交わします。

[日時]2021年3月3日(水)20:00~22:00

[主催]本屋 B&B(WEB会議ツール「Zoom」を使用してライブ配信)

[参加料金]1.配信のみ:¥1,650(税込) 2.配信+「広告 Vol.415」:¥5,170(税込・送料込)

[お申し込み]

http://bookandbeer.com/event/20210303_music/

<オンライントークイベント第4弾>

IT批評家 尾原和啓×情報法制研究者 加藤尚徳 × デジタルシフトウェーブ代表 鈴木康弘

~ ECプラットフォーマーの社会的責任

欠陥商品やフェイクレビュー、 返品廃棄などの問題を抱えるECプラットフォームが、 メーカー、 生活者、

社会にとってよりよいプラットフォームへと進化していくために必要な自浄作用や行政・立法への働きかけなどついて議論します。

[日時]3月5日(金)20:00~21:30

[主催]SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS(WEB会議ツール「Zoom」を使用してライブ配信)

[参加料金]1.配信のみ:¥1,650(税込) 2.配信+「広告 Vol.415」:¥5,000(税込・送料込)

[お申し込み]

https://www.shibuyabooks.co.jp/event/7227/

<発売記念展示>

「広告 Vol.415 特集:流通」発売記念展示

2019年のリニューアル創刊から3号目となる「広告 Vol.415 特集:流通」の発売を記念して、 東京・表参道の山陽堂書店にて発売記念展示を開催します。

リニューアル以降の『広告』に込めた思いや制作の裏側を紹介します。

[会場]山陽堂書店(東京都港区北青山3-5-22 2F)

[会期]2021年2月16日(火)~27日(土)

[開廊時間]平日11:00~18:00、 土曜11:00~17:00、 日・祝は休廊(※開廊時間は変更となる場合があります。

事前に山陽堂書店HP・twitterでご確認ください。 )

[入場料]無料

詳細は下記ウェブサイトをご覧ください。

http://sanyodo-shoten.co.jp/news/index.html