ジェンダー・分断・差別…生きづらい社会を話し合う雑誌の協働型発刊モデル
クラウドファンディング支援者のコメントを本誌掲載、ボーダレスタスクチームによる事業運営…。生活者が一緒につくる雑誌 芸能人を初め若者、 女性の自殺が増加する中、
人々の「生きづらさ」の原因とも考えられるジェンダー、 分断、 差別の根絶をめざす情報交換の入り口として、
不定期刊雑誌『stayin-a-live(スティン・エイ・ライブ)』は「考え、 想いを表に見せるファッション雑誌」をコンセプトに、
生活者協働型の新たな出版ビジネスモデル試行として発刊準備を進めています。 一般社団法人プロシューマー・フォーラムは、
誰もが自分らしく生き抜くことのできる世の中づくりへの情報交換の入り口となる不定期刊雑誌『stayin-a-live(スティン・エイ・ライブ)』の発刊を準備しています。
このため、 発刊費用の一部を調達するクラウドファンディングを開始し、 同時に発刊に協働するフリーおよび副業可企業社員などの編集、 デザイン、 撮影、
ファッション、 広報、 テクノロジー関連スタッフを募集しています。
( https://readyfor.jp/projects/stayin-a-live
[]
)
このプロジェクトは2020年初秋から企画していたものでしたが、 コロナ禍などで立ち上げが遅れ、
その間に東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森・元会長による女性蔑視発言問題が起こり、 ジェンダー、
ダイバーシティなどの言葉が広く伝えられるようになりました。
しかしそれらが流行語として流れ去っていかないように、 言葉(概念)の本質とその影響(被害も)に関する人々の共通認識をつくるべきです。
森氏の辞任会見での「私自身は女性を蔑視するつもりはなく、 受け取り方の問題」、 周囲からの「女性蔑視と受け取られかねない発言」などの口調こそが、
被害者に生きづらさを感じさせる「社会の空気」という問題の深刻さを表しています。
不定期刊雑誌『stayin-a-live(スティン・エイ・ライブ)』は、 芸能人を初め若者、 女性の自殺増加が伝えられる中、
人々の「生きづらさ」の原因とも考えられるジェンダー、 分断、 差別の根絶に寄与することを目的に、 情報交換の場の入り口になるため「考え、
想いを表に見せるファッション雑誌」をコンセプトに発刊します。
またその刊行には、 支援者のコメントを本誌掲載することでクラウドファンディングを資金調達を超えた共感表現手法とし、
製作から販促までの事業運営をボーダレスタスクチームで実施するなど、 生活者協働型の新たな出版ビジネスモデルが試行され、 注目されるところです。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません