イタリア人の感性から「久留米絣を日常の中で楽しむ」をコンセプトに、マスクやネクタイなどファッションアイテムをクリエイトするKimonissimo（キモニッシモ）誕生
ビジネススタイルによく合う久留米絣のネクタイ、マスク、ハンカチーフなどを国内外に販売開始
日伊・日欧間で新事業や投資などをプロデュースするディサント株式会社は、 福岡県筑後地方に伝わる伝統の綿織物「久留米絣」を使って、 マスクやネクタイ、
チーフなど、 イタリア人の文化・芸術的感性から現代の日常生活に合わせたアイテムを企画し、 日本国内、
そして海外に向けて紹介するKimonissimo（キモニッシモ）プロジェクトを開始します。 Kimonissimo（キモニッシモ）がうまれたきっかけKimonissimo ロゴ
Kimonissimo ロゴ
2020年のはじめ、 世界は新型コロナウイルス感染症のパンデミックに直面しました。
イタリアはその中でも最初に最も深刻なロックダウンが実施された国のうちの1つでした。 当時はマスクが入手困難になり、
イタリアの友人に日本から布製マスクをプレゼントするために素材を探していて「久留米絣」に出会いました。 友人たちは久留米絣のマスクを「キモノマスク」と呼び、
とても喜んでくれました。
それをきっかけに、 久留米絣の歴史や特徴、 使い心地、 作り手の方の思いなどを知り、
もっと多くの方に久留米絣を手に取ってもらえる機会を作れたらと思うようになりこのプロジェクト、 Kimonissimoをはじめることにしました。
Kimonissimoは、 kimonoにイタリア語の最上級の「一番～」という意味の～issimoを合わせた造語です。
着物の着用機会が減った今、 久留米絣を使った商品は、 婦人服や民芸スタイルのものが、 どちらかというと多いようです。
現代ではポップな色合いのカラフルな絣もたくさんありますが、 私自身は久留米絣の定番のダーク系の色合いのものがとても気に入っていて、
もっとメンズものやビジネスシーンにも登場していいと感じています。 そういう意味でKimonissimoでは、
「久留米絣の魅力を日常の中で感じるプロジェクト」として、 身近な身の回り小物、 ビジネスシーンで使うアイテムや生活で使うアイテムなどの商品を企画しています。
そして、 日本だけでなく、 私の祖国イタリアや海外の人にも、 久留米絣を知ってもらう機会となることができればと願っています。
ディサント株式会社
代表取締役 ディサント・ダニエレディサント株式会社 代表取締役ディサント・ダニエレ
ディサント株式会社 代表取締役ディサント・ダニエレ
久留米絣とは
久留米絣の特徴の一つ「くくり」の行程
久留米絣の特徴の一つ「くくり」の行程
久留米絣は、 福岡県の筑後地方の伝統の綿織物で、 主に筑後市・八女市・八女郡広川町などで生産されています。 福岡の夏の風物詩、
博多山笠の法被に使われていることでも有名です。 伊予絣（愛媛県松山市）、 備後絣（広島県福山市）とともに、 「日本三大絣」の一つとしても知られているほか、
久留米絣の伝統的な技法は、 重要無形文化財にも指定されています。
模様に合わせて「くくり」により染め分けられた綿の糸で織られるため、 特徴的なかすれた模様が生まれます。 久留米絣には木綿ならではの、 夏は涼しく、 冬は暖かい、
そして丈夫で水に通すほどしなやかになるという特徴もあり、 使い心地の良さもまた魅力です。
糸を1本ずつばらし熟練の技で均一のテンションで巻取る
糸を1本ずつばらし熟練の技で均一のテンションで巻取る
久留米絣の反物ができるまでには30以上の工程があり完成までには２～３か月を要します。 手織のほか、 100年以上前の動力織機による生産が続いており、
着物の反物と同じで織幅は1尺（37センチ）が主流です。 また、 現代の久留米絣では、 伝統的な藍染のほか、
カラフルな化学染料によるポップな色合いのものも楽しむことができます。
そのなかでも、 Kimonissimoは、 久留米絣の定番色であるブルー系やブラック系など、 ビジネススタイルにも合わせやすいパターンの生地から、 ネクタイや、
ファッション・マスク、 ハンカチーフなどのアイテムを企画し、 久留米絣の産地を支えている縫製工房のご協力のもと製品化しています。 今後、
定期的に新しい久留米絣のパターンの商品を導入していきながら、 弊社の国際ネットワークを活かし、 国内だけでなく、
海外の方にも久留米絣を知っていただくきっかけにして行ければと思っています。久留米絣の動力織機
久留米絣の動力織機
Kimonissimoの久留米絣ネクタイ「Kimono Tie (キモノタイ)」
久留米絣のネクタイ Kimono Tie（キモノタイ）
久留米絣のネクタイ Kimono Tie（キモノタイ）
久留米絣のKimono Tie（キモノタイ）
久留米絣のKimono Tie（キモノタイ）
久留米絣の製品といえば、 小物やインテリア雑貨、 ファッションでは「もんぺ」や、 婦人服などが豊富ですが、 イタリア人として「欲しい」と感じたのは、
この伝統織物を使った「ネクタイ」でした。 久留米絣の定番色には、 紺や黒、 グレー系などのダーク色、 そして定番柄としては、
様々な風合いの無地や縞などが豊富にあり、 スーツスタイルにとてもよく合うのです。
久留米絣のKimono Tie（キモノタイ）
久留米絣のKimono Tie（キモノタイ）
また、 久留米絣の綿織物ならではの素朴な風合いのものや、 ネップ（木綿糸の粒）が入った生地などは、 ボタンダウンシャツなどの少しカジュアル感がでるスタイルや、
日本でこれからの季節に欠かせないクールビズのスタイルにもぴったりです。
商品名「Kimono Tie (キモノタイ)」のTieはネクタイを意味しますが、 同時に「～たい」は福岡弁で「～です」を表す方言でもあります。
Kimonissimoでは、 Kimono Tie (キモノタイ)が、 おしゃれをしながら日常の中で福岡への愛着を示すアイテムになってほしいと願っています。
■Kimono Tie (キモノタイ) 税込6,600円～
Kimonissimoの久留米絣マスク「Kimono Mask (キモノマスク)」久留米絣のKimono Mask（キモノマスク）
久留米絣のKimono Mask（キモノマスク）
久留米絣のKimono Mask（キモノマスク）
久留米絣のKimono Mask（キモノマスク）
マスクが日常生活に欠かせないアイテムとなって1年ほどが経過しました。 Kimono Mask (キモノマスク)が生まれるきっかけとなったのは、 ちょうど1年前、
世界でも最も深刻な規模でのロックダウンの最中、 マスクを入手することが困難になったイタリアの友人に久留米絣のマスクを送ったことがきっかけでした。
久留米絣の、 夏は涼しく冬暖かいという綿織物ならではの特徴、 そして洗うごとに肌になじんでくる使い心地は、 長い時間、
肌に着けておく必要があるマスクとしては最適な素材です。
マスク内側は抗菌消臭木綿「ノン臭(R)」を使用
マスク内側は抗菌消臭木綿「ノン臭(R)」を使用
Kimono Mask (キモノマスク)では、 さらに、
内側に久留米絣の産地のひとつである福岡県八女郡広川町で作られている抗菌消臭木綿布の「ノン臭(R)」を採用することで、
マスク着用時に気になる口臭を抑え快適に使用することができるようにしました。
マスクゴムは、 久留米絣の色合いに合うように国内で特注したもので、 伸びがよく柔らかいため痛くなりにくい仕様になっています。 （とてもよく伸びるため、
着用サイズに合わせてゴムの長さを調整することをお勧めしています。 ）
■Kimono Mask (キモノマスク) 税込2,200円～
Kimonissimoの久留米絣ハンカチーフ「Kimono Chief (キモノチーフ)」久留米絣のKimono Chief（キモノチーフ）
久留米絣のKimono Chief（キモノチーフ）
古典柄「十字絣」のキモノチーフ
古典柄「十字絣」のキモノチーフ
新型コロナウイルス感染症の防止のため、 手洗いやうがいなどの習慣は以前にもまして欠かせないものになっていますが、 同時に、
ハンカチは持ち歩きたいアイテムになってきたのではないでしょうか。
Kimono Chief (キモノチーフ)は表面に久留米絣を、 反対側に福岡県八女郡広川町で作られている抗菌消臭木綿布の「ノン臭(R)」を使用して作りました。
綿100％生地を表裏で二重に使用していますのでしっかりしていて、 吸水性にも優れており、 さらっとした使い心地が特徴です。
■Kimono Chief (キモノチーフ) 税込2,200円～
各商品の購入先：
ディサント株式会社について
ディサント株式会社は、 イタリアをはじめとするヨーロッパ地域をターゲットとした国際事業に関するコンサルティング・マーケティング調査やブランド、
商材などの販売権の獲得、 商品企画、 広告物デザインなどを行っています。 弊社代表はローマ出身のイタリア人で、 イタリアのローマ・ミラノにも駐在スタッフがおり、
経済団体、 自治体、 マスコミから国際的企業、 ローカル企業などのお客様のニーズに合わせイタリア・欧州と日本の間をビジネスの輪でつなぐサービスを提供しています。
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本件に関するお問合せ先
ディサント株式会社 Kimonissimo
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