全社員と男性育休取得の組織への影響を考えるオンラインセミナーを実施し、企業戦略に活用へ~企業が従業員家族を応援する「Reworkパッケージ」に石井食品が参画~

「あなたの家族像が実現できる社会をつくる」をビジョンに掲げるコネヒト株式会社(本社:東京都港区、 代表取締役社長 北吉 竜也、

以下「コネヒト」)が提供する企業の従業員家族を応援する「Reworkパッケージ」に無添加調理(※1)で商品作りを進めている石井食品株式会社(以下「石井食品」)が参画したことをお知らせします。

また、 取り組みの第一弾として、 石井食品が全社員を対象に開催する朝会で「全社員で考えよう、 家族と仕事について」をテーマにオンラインセミナーを実施しました。

実施後のアンケート調査の結果、 「男性の育休取得を考えることは、 非当事者や組織にとっても重要なことである」という質問に対し、

重要なことであるという認識が参加前後で54.7%から92.4%に向上しました。 また、 役職や年代区分など様々な切り口で分析したことで、

今後の企業戦略・施策に活かせる「現状」を捉えることにつながりました。

※1:石井食品での製造過程においては食品添加物を使用しておりません。

■取り組み背景

コネヒトは「家族を話そう」を合言葉に、 家族に関する全国調査(※2)や「とるだけ育休」を防ぐための冊子配布、

企業の従業員家族を応援する「Reworkパッケージ」の提供など、 個々人が思い描く家族像の実現に向け支援をしています。

石井食品では男性の育児休業(以下「育休」)を全社的に推進し、 「社員家族に向き合う会社の雰囲気」を醸成していく活動を推進しています。 代表取締役社長

石井様の育休取得をはじめ、 これまでの男性社員の育休取得の実績より、 育休取得者からは取得してよかった一方、 業務面含め不安や課題もあることがわかりました。

そこで、 「なぜ、 男性育休推進が会社にも社会にも大事なのか」「そのために職場としてどのようなことを進めていくべきなのか」というメッセージを全社員に伝え、

より会社全体として男性の育休取得がしやすい環境づくりについてこれまでも活動を重ねてきました。 そこで石井食品は全社での男性育休の取得にさらなる推進力をつけ、

変化に強い組織経営を目指すべくコネヒトが提供する「Reworkパッケージ」に参画いたしました。 このプログラムの参画により、

石井食品では今後の環境作りの発展そして企業戦略・施策に活かしてまいります。

※2:家族に関する全国調査は下記よりご確認ください。

https://connehito.com/news/nationalfamilysurvey-2020/

■約9割の社員が「男性の育休取得を考えることは非当事者や組織にとっても重要だ」と認識

取り組みの第一弾として、 石井食品が全社員を対象に開催する朝会で「全社員で考えよう、 家族と仕事について」をテーマにオンラインセミナーを実施しました。

家族に関する全国調査等や支援実績も持つコネヒトが外部の中立的な立場としてオンラインセミナーの企画から入ることで、 組織カルチャーや既存の価値観に閉じることなく、

育休取得推進を当事者のみならず様々な立場の社員が自分ごととして捉え、 文化として組織に浸透していくことを期待しています。

多くの企業であがる「当事者以外に、

会社の育休推進を自分ごととしてどう捉えてもらうか」「組織としてどんなメリットがあり推進するのか」「関心のない層にどう伝えていくか」という問題に対し、

石井食品は「男性育休の重要性」と「当事者以外にとってもプラスになる」ことをテーマに全社朝会の場からスタートいたします。

当日は、 全15部署、 顧客サービスや間接部門を中心に工場勤務の方も含め約120名にご参加いただきました。 アンケート結果より、

「男性の育休取得を考えることは、 非当事者や組織にとっても重要なことである」という質問に対し、

重要なことであるという認識が参加前後で54.7%から92.4%に向上しました。

■組織の男性育休推進を進める上で、 婚姻状況、 子どもの有無に大きな相関はない

社内で育休取得を推進する際、

「テーマが当事者向けになってしまうのでは」「非当事者に育休推進のメリットを伝えづらいのでどう進めたらよいか」「非当事者から反発が起こるのではないか」といった課題があがってくるのではないでしょうか。

しかし、

今回のオンラインセミナー後のアンケート結果において「男性育休取得は重要である」と答えた対象群は「現在結婚していない」「子どもがいない」層の方が高い結果となりました。

婚姻状況、 子どもの有無に関わらず90%以上が「チームメンバーや上司・部下が育休を取得する場合、

取得してほしいと思う」「育休取得者が多い企業に対するイメージはポジティブ」と回答しています。

本アンケート結果から、 石井食品では「未婚者や子どもがいない人は男性育休推進への理解度が低い/阻害要因になりえる」ということは決してなく、

「未婚/既婚」「子どもの有無」によって男性育休推進への意向が大きく変わることもないということが示唆される結果となりました。 また、

役職や年代区分など様々な切り口で分析したことで、 現状を捉えることにつながりました。 石井食品では今回の示唆結果を今後の企業戦略・施策に活かしてまいります。

〈オンラインセミナーの様子〉

当日の動画データはアーカイブ配信し、 工場のシフトや営業・その他業務等、

仕事の都合で当日参加できなかった社員が自分のタイミングでいつでも視聴できるようにしています。

〈参加者の声〉 * 育休を取得する家族のために「取得すべき」と思っていましたが、 セミナー参加後は育休取得を通じて働きやすい環境になり、

業績にもつながる可能性があることを学び更に重要度が増しました。 (20代/男性/正社員)

* 男性の育休に限らず、 誰がいつ長期休暇を取得するのかは分からないので属人化を防ぐためにも日々の業務共有は重要だと思いました。

(20代/女性/正社員)

* 男性育休は全面的に賛成で取得する方を最大限応援したいと思いました。 働きやすい環境が最大のパフォーマンスを生むということに納得しました。

(20代/男性/正社員)

* 男性育休により、 業務の見直し→生産性向上につながったり、 マネジメントスキルの向上という、 間接的なメリットが有ることを認識できました。

(30代/男性/正社員以外)

* 研修前までは全く意識してこなかったことだが、 仕事も生活環境も多様化している中でこの研修が考えるきっかけになりました。

(40代/男性/正社員)

* 育休取得による職場全体のメリットに気づきました。 (40代/男性/正社員/サブマネージャ)

* なかなか会社の意識を変える場がなかったがこうゆうセミナー開示で変えれると思った(40代/女性/正社員)

* 育児休暇の取得など、 個人的な満足度が組織活性につながり、 業績アップにつながる事を知り、 納得しました。 みんなが育児休暇を取得できたり、

個々の事情に合わせて個人活性できる組織にしたいです。 (50代/女性/正社員)

* 私には過ぎたことだったので、 今まで深く考えたことがなかったです。 でも育休は一つのきっかけであることに気付かされました。

(60代/女性/パート)

【石井食品株式会社 代表取締役社長 石井 智康 様より】

一昨年、 私自身が一ヶ月の育休をとらせていただいて、 仕事と家庭双方においての重要性を実感しました。 男性社員が取得する方も増えてきましたが、

当事者以外の社員に男性育休がなぜ重要なのかを実感してもらうのは難しいと感じていました。 今回、 コネヒト様に参加してもらうことにより、

社外の視点を得ることができ、 社内での納得感が広がりました。 また家庭と仕事について、 多くの社員が考える機会となりました。

【石井食品株式会社 総務人事 矢上様より】

今回コネヒト様にご講義いただいたことにより、 男性の育休取得の重要性やメリットを多くの従業員に知ってもらうことができました。 一方で、

会社として取り組まなくてはならない課題も見えてきました。 今回のセミナーで共有した課題を「どうしたら解決できるのか」。

全従業員が当事者としてその答えを考える場をつくり、 働きやすい職場を目指していきたいと思います。

■石井食品株式会社のReworkパッケージ参画について

コネヒトは企業と従業員が「家族を話す」ことで、 従業員のワーク・ファミリー・コンフリクトを軽減し、

安心して仕事と家族に向き合える環境をつくることを目指すReworkパッケージを提供しています。

石井食品は、 次世代育成支援対策推進法に沿った下記行動計画(※3)を遂行しており、 Reworkパッケージを通してコネヒトは以下の役割を担います。

【Reworkパッケージにおけるコネヒトの役割】

1)第三者的な立場で、 企業の育休取得・多様性推進のためのアドバイザーとして企画立案・推進までを一貫して実施

2)企業理念や行動計画に基づいた、 その企業独自の考え方を尊重した妊活・妊娠期~子育て期社員およびその家族の支援に関するデータ提供

3)多世代の男性・女性双方の目線でわかりやすい「育休冊子」のご提供と活用方法のアドバイス

4)参画企業間の横のつながりの創出・全体推進

5)参画企業との取り組み事例の外部発信

※3:【石井食品株式会社の次世代育成支援対策推進法に基づく行動計画】

1)計画期間 2020年4月1日~2023年3月31日までの3年間

2)内容

【目標1】産前・産後休業や育児休業を取得する従業員にとって有益な情報や知識を提供するガイダンスを行います

【目標2】仕事と家庭を両立できる働き方について、 若手社員たち自らが考え実行できるしくみを導入します

【目標3】職種に応じた休日の取得や勤務時間短縮の制度を導入し、 活用しやすい風土をつくります

■「Reworkパッケージ」参画企業の募集について

これまで従業員個人とその家族が向き合ってきた「妊活・妊娠/出産・子育て」というライフイベントに企業が向き合い、

伴走するムーブメントに共創いただける参画企業を募集いたします。 次の時代の新たなカルチャーづくりを推進いただける企業と今後もさらなる活動を深めていく予定です。

Reworkパッケージについての詳細は下記よりご確認ください。

https://connehito.com/news/rework-package/

【コネヒト株式会社について】

「あなたの家族像が実現できる社会をつくる」というビジョンを掲げ、

「家族を話そう」というキーワードをもとに家族像の多様性を実現するための活動に日々取り組んでいます。 「家族像」という概念は、 抽象度、

個別性や変動性が高いものですが、 まずはこれまで運営してきたママリが活かせる「子どもを望む家族」の家族像実現に向け、

「育児の悩み」「家計の悩み」「不妊の悩み」を解決課題を設定し、 取り組んでいます。 また、 並行して「社会の意識」も変革していきたいと考えています。

私たちは、 日々家族を学び、 行動を繰り返し、 時に志を共にするパートナーのみなさんとともに社会を前進してまいります。

https://connehito.com

https://connehito.com

設立: 2012年1月

代表者:代表取締役 北吉 竜也

所在地:東京都港区南麻布3-20-1 Daiwa麻布テラス5階

【提供サービスについて】

ママ向けNo.1アプリ(※4)「ママリ」を軸に、 ビジョンステートメントである「あなたの家族像が実現できる社会をつくる」ために家計、 不妊、

育児の悩み解決および社会の意識変革を行ってまいります。

〈育児〉

■2019年に出産した女性の3人に1人(※5)が会員登録しているコミュニティアプリ/情報メディア「ママリ」

Q&Aアプリ

https://app.adjust.com/mg2p0df_pnh375z

情報メディア

https://mamari.jp

■パパとママが喜ぶ子供の遊び場は?子連れお出かけ情報「アチコチ」

https://achikochi.mamari.jp/

〈家計〉

■働く一歩を踏み出そうとしているママを応援する求人サイト「ママRework」

https://mama-rework.mamari.jp/

■家族の購買判断を支える「ママリ口コミ大賞」

https://award.mamari.jp

〈社会の意識〉

■ママが一歩を踏み出しやすい社会の実現を目指すママリの社会発信活動「変えよう、 ママリと」

https://mamari.jp/change/

※4:妊娠中~2歳0ヶ月の子供を持つ女性1,084人を対象とした調査より「現在使っているアプリ(妊娠・子育て系)

をすべて教えてください」で第1位(2019年3月実施、 調査協力:インテージ)。

※5:「ママリ」内の出産予定日を設定したユーザー数と、 厚生労働省発表「人口動態統計」の出生数から算出。