「結婚の自由をすべての人に」訴訟 北海道訴訟の札幌地裁判決を受けて、声明を発表
違憲判決 結婚の平等へ大きな一歩 一般社団法人「Marriage For All Japan -結婚の自由をすべての人に」(以下、
MFAJ)は2021年3月17日(水)に、 同日発表された「結婚の自由をすべての人に」訴訟 北海道訴訟の札幌地裁判決を受けて、 声明を発表いたしました。 判決横断幕とレインボーフラッグを掲げる札幌の弁護団と支援者たち
判決横断幕とレインボーフラッグを掲げる札幌の弁護団と支援者たち
◆Marriage For All Japan-結婚の自由をすべての人に- 声明
本日、 札幌地裁にて、 国が同性間の婚姻を認めないことは憲法14条1項で定められた平等原則に違反して違憲であるとする歴史的な判決が言い渡されました。 国には、
札幌地裁の判断を深刻に受け止め、 速やかに立法作業に着手することを強く期待します。
また、 「結婚の自由をすべての人に」訴訟は、 東京地裁、 名古屋地裁、 大阪地裁、 福岡地裁で審理が続いています。 これらの裁判所でも、
本日のような画期的な判断がなされ、 より強く国会に立法を促すことになる完全勝訴判決が言い渡されることを祈っています。
私たちマリフォーは、 結婚の平等の実現を目指して、 これまで啓発活動・アドボカシー活動・調査活動など様々な取組みを行ってきました。 本日の札幌地裁判決により、
その実現にさらに大きく近づくことができました。 今後も、 札幌地裁の力強いメッセージを立法に反映させるべく、 活動を展開していきます。
引き続きご支援くださいますようお願いします。
Marriage For All Japan-結婚の自由をすべての人に- 代表理事 寺原真希子 三輪晃義
◆判決について
判決等については、 以下からご覧いただけます。
判決要旨
https://www.call4.jp/file/pdf/202103/77810be2e63b4b70ea5305c36b163fa6.pdf
判決
https://www.call4.jp/file/pdf/202103/533e3260db61a96e84711d1f0c02d5d6.pdf
弁護団声明
https://www.call4.jp/file/pdf/202103/6de4ae9fba10ec03979ce2835e084c61.pdf
◆オンライン報告会(北海道弁護団主催)
18:30からオンライン報告会を予定しております。 下記URLよりご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=pkxXZMpH3AU
司会:満島てる子さん(7丁目のパウダールーム、 さっぽろレインボープライド副実行委員長)
【内容】
・弁護団からの判決内容の説明
・北海道訴訟原告らからの判決に対する感想
・全国の原告らからのコメント など
◆第3回マリフォー国会開催
3月25日に緊急マリフォー国会を開催いたします。
本判決を受けて、 最高裁まで待たずにすみやかな法制化を進めるべきことを伝えます。
3月25日(木)14:00~16:00
第3回緊急マリフォー国会
「結婚の平等を伝えよう」YouTubeライブ
■ Marriage For All Japan(MFAJ)について
性のあり方に関わらず、 誰もが結婚するかしないかを自由に選択できる社会の実現を目指して活動しています。
2019年2月提起の「結婚の自由をすべての人に」訴訟の弁護団に所属する弁護士の一部と、 社会課題の解決に取り組む様々な専門家等のプロフェッショナルによって、
同性婚(婚姻の平等)を実現させるために設立されました。 「2人で一生を共に生きていきたい」と考えたとき,カップル双方が結婚したいと望めば結婚することができ、
また、 結婚という形をとらないことを望むならば結婚を強制されないということ。 それが「結婚の自由」です。 「Marriage For All Japan –
結婚の自由をすべての人に」という法人名は、 そのような結婚の自由(結婚という選択肢)が、 異性カップルであるか同性カップルであるかにかかわらず、
平等に用意されるべきであるという思いを表したものです。 私達は、 この「結婚の自由をすべての人に」訴訟を全面的にサポートするほか,イベントやセミナー、
メディア出演、 調査研究、 ロビイングなどを通じて、 同性婚(婚姻の平等)の実現を目指します。
<法人概要>
名 称 一般社団法人 Marriage For All Japan – 結婚の自由をすべての人に
設 立 2019年1月
代表理事 寺原真希子・三輪晃義
理 事 上杉崇子・加藤丈晴・中川重徳・松中権・柳沢正和
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません