「日本経済の青春期」を型破りに駆け抜けた業界紙記者がいた…裏も表も知り尽くした著者渾身の自伝的経済小説、高杉良『破天荒』本日発売!
高校中退の破天荒な青年が業界紙の記者として頭角を現し、やがてベストセラー作家に!著者にとって「最後の作品になるかもしれない」との覚悟で完成された長編 経済小説、
企業小説のトップランナーである高杉良さんの自伝的長編小説『破天荒』を本日4月21日、 新潮社より刊行いたします。
高度経済成長期を痛快に駆け抜けた業界紙記者を主人公に、 著名な経済人、 企業人、 経済官僚も次々に実名で登場。 これまで高杉作品を読んできた人はもちろんのこと、
作品に触れたことのない読者も高度成長期のビジネスシーンの熱を感じられる作品になりました。
そして、 高杉さんが今作のラストに込めた「未来の企業、
社会へ向けたメッセージ」とは…?視力の衰えに苦しむ著者にとって「最後の作品になるかもしれない」との覚悟で完成された長編です。
■著者からのコメント
「石油化学工業は日本経済の高度成長の原動力だった。 官僚も熱気がみなぎっていた。
高度成長に導いた僕らの世代を描き残したかった。 昭和のダイナミズムを、 今を生きる人たちに伝えたかった。 」――高杉良
■本書のあらすじ
昭和33(1958)年10月。 高校中退の杉田亮平は、 40倍の競争率を突破して石油化学新聞に入社した。 「まもなく二十歳ですが、 筆力も取材力も、
ここにいる誰よりもあると思っています」と社長に言い放った亮平は、 その生意気な言葉通りに躍動する。
国策会社民営化、 エチレン不況カルテル、 企業間の技術譲渡――数々のスクープで業界を激震させ、 水面下で経済の流れを作ったのは、
毎号4ページの業界紙の若い記者だった。 そしてのちに彼は経済小説作家の道へ。 亮平の記者時代は、 日本経済の青春時代でもあった。
全ての働く人に贈る自伝的経済小説!
■著者について
高杉 良(タカスギ リョウ)
939(昭和14)年、 東京生れ。 専門紙記者、 編集長を経て、 1975年「虚構の城」で作家デビュー。 以来、 経済界全般にわたって材を得て、
綿密な取材に裏打ちされた問題作、 話題作を次々に発表している。
主な作品に『小説 日本興業銀行』『労働貴族』『広報室沈黙す』『燃ゆるとき』『王国の崩壊』『金融腐蝕列島』『不撓不屈』『乱気流』『挑戦
巨大外資』『反乱する管理職』『青年社長』『人事の嵐』『めぐみ園の夏』『リベンジ 巨大外資銀行』『雨にも負けず』等がある。
【タイトル】『破天荒』
【著者名】高杉良
【発売日】2021年4月21日
【造本】四六判(256ページ)
【本体定価】1,760円(税込み)
【ISBN】978-410-454707-4
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