心の声に耳を傾ける 新感覚ダイアログワークショップ「視覚障害者からの問いかけ」  11月1日 点字の日より本格スタート

新感覚ダイアログワークショップ「視覚障害者からの問いかけ」 11月1日 点字の日より本格スタート 一般社団法人PLAYERS(以下、

PLAYERS)は日本点字制定記念日である11月1日より、 心の声に耳を傾ける新感覚ダイアログワークショップ「視覚障害者からの問いかけ」を、

本格スタートいたします。

ホームページ

https://toikake-blind.jp

「視覚障害者からの問いかけ」とは?

新感覚ダイアログワークショップ「視覚障害者からの問いかけ」は、 視覚障害者と健常者によるオンラインワークショップです。

視覚障害者から投げかけられる「視覚障害者から告白されたらどう思う?」「朝起きて目が見えなくなっていたらどうする?」といった問いに、

健常者が返答する形で対話をおこなっていきます。

視覚障害者からの問いかけについて深く考え、 自分の心の声に耳を傾け、 言葉にしていくことで、 障害者と健常者の間にある見えない壁や溝を実感し、

新たな気づきや問いを持ち帰る機会を提供します。

〈プログラム概要〉 * 全体で2時間半のプログラムです。

* 参加者は視覚障害者3名、 健常者6~9名。 ファシリテーションは視覚障害者がおこないます。

* Zoomのブレイクアウト機能で、 視覚障害者(1名)健常者(2・3名)のグループに分かれ、 1セッション15分で対話します。

* メンバーを入れ替えながら3セッション実施します。

* 最後に、 新たな気づきや問いを共有します。

発案のきっかけ

PLAYERSのメンバーで視覚障害者でもある中川テルヒロが、 「視覚障害者は健常者から質問される機会は多いが、

逆はあまりない」「オンラインであれば障害の有無に関わらずフラットに対話できる」という経験から、 これまでの立場を逆転した本ワークショップを発案しました。

■中川テルヒロのコメント

私の目は、 ほとんど見えていません。 以前は見えていましたが、 徐々に見えなくなってきています。 そのため、 健常者と視覚障害者の両方の経験があります。

しかし、 世間には健常者と視覚障害者の間に壁や溝がある。 それを乗り越えるにはどうすれば良いか──。 一つには、

視覚障害者から健常者へ歩み寄ることが大切だと感じています。 その一歩が「視覚障害者からの問いかけ」です。

中川テルヒロ(一般社団法人PLAYERS 理事)

後天性かつ進行性の視覚障害のため、 左目が全盲、 右目の視野が健常者の1%という状態。 ライフコーチとして主にクライアントの恋愛・結婚の悩みをサポートしている。

また、 PLAYERSのメンバーとして社会課題の解決に取り組んでいるほか、 ユニバーサルマナー検定の講師やソフトウエア開発を行なっている。

今後について

11月1日(日)にスタートを記念したトークイベントを開催するほか、 12月2日(水)には、 体験ワークショップを開催。 また、

企業向けに「研修プログラム」を提供いたします。 (研修プログラムの詳細についてはお問い合せください)

■「視覚障害者からの問いかけ」体験ワークショップ

12月2日(水)18時半より「視覚障害者からの問いかけ」体験ワークショップを開催いたします。

詳細や参加申込みついては下記ホームページをご覧ください。

(ご取材を希望される場合はお問い合わせください)

https://toikake-blind.jp

https://toikake-blind.jp

日時:2020年12月2日(水)18:30~21:00

会場:Zoom

参加者:視覚障害者 3名 / 健常者 6名

参加費:無料

『視覚障害者からの問いかけ』体験レポート

「視覚障害者からの問いかけ」のプロトタイプ版である、 「視覚障害者・健常者 逆転インタビュー」イベントレポートです。

https://www.players.or.jp/post/200811

一般社団法人PLAYERS

「一緒になってワクワクし 世の中の問題に立ち向かう」をスローガンとした、 多様なプロフェッショナルからなるコ・クリエーションチーム。

社会が抱える様々な問題に対し、 当事者との共創ワークショップを通じて、 リサーチ・アイディエーション・プロトタイピングをアジャイルで実行します。 また、

ヴィジョンに共感いただいた企業と連携し、 社会実装を推進することで、 問題を解決へと導きます。

https://www.players.or.jp/

https://www.players.or.jp/

<主な活動実績>

2019年 日本財団「ソーシャルイノベーションアワード2019」ファイナリスト(&HAND)

2019年 JR西日本「UMEKITA INNOVATION CHALLENGE」優秀賞(VIBLO・BLIND ATTENDANT)

2018年 「KIDS DESIGN AWARD」 受賞(&HAND)

2017年 LINE「LINE BOT AWARDS」グランプリ(&HAND)

2016年 Google「Android Experiments OBJECT」グランプリ(スマート・マタニティマーク)

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