<イベント開催レポート>~コロナ禍で注目のすっぴん爪美容「育爪(いくづめ)」はネイルサロンを救う?!~『育爪といっしょに、ネイルサロンのこれからを考える会』先行講習会
苦境を強いられているネイルサロン業界、すっぴん爪のネイルケア『育爪(いくづめ)』の提唱者が考えるこれからの時代のネイルサロンの在り方とその未来
すっぴん爪のネイルケア「育爪(いくづめ)」を提唱する育爪サロン ラメリック(代表:嶋田美津惠、 所在地:目黒区自由が丘)は、
ネイルサロン経営者・従事者を対象にした、 すっぴん爪育成ケアのメニュー化を目指す『無料5夜連続チャレンジ』、
経営への活かし方を相談できる『無料ZOOM経営相談会』を2021年6月よりスタートします。 それに伴い、 先行講習会を5月26日(水)に開催いたしました。
* 「すっぴん爪のケアメニュー」で短時間営業でも十分な利益が出るネイルサロンに
コロナ禍、 テレワークやステイホームが人々の日常に浸透していく中で、 ジェルネイルなどの需要は著しく減少、
閉鎖・休業を余儀なくされた個人経営のネイルサロンの数は、 昨年末時点で、 2000年以降過去最多を既に記録しており(※帝国データバンク調べ/別紙添付資料参照)、
その数は2021年に入り増え続けていると推測されます。 そうしたネイルサロンの状況が聞こえてくる一方、 表面磨きなし、
コーティングなしで“すっぴん”の自爪を健康でキレイな爪に育てる「育爪」の需要が増え、
育爪の施術を新たなメニューとして取り入れたサロンが好調だという声をいただく機会も増えてきました。
育爪の提唱者としてこれまで1万人に施術してきた代表嶋田は、 「小さなネイルサロンのオーナーが育爪の施術と接客を習得し、 メニューに加えることで新規集客が増え、
リピーターの来店周期が安定し、 さらに10分あたりの売上単価が高くなるため、 『短時間営業でも十分な利益が出るネイルサロン』に生まれ変わる」と考えています。
以下、 開催レポートになります。
※新型コロナウィルス感染拡大の不安がまだまだ継続する中ではございますが、 アルコール除菌等、 感染防止に細心の注意を払い、
ごくごくクローズドのささやかな会として開催いたしました。
* 開催レポート
今回のイベントには、 現役ネイリストや将来サロンを開きたいと考えている7名の参加者と7メディアが来場。 育爪サロン
ラメリックの代表であり育爪スタイリストの嶋田美津惠(しまだみつえ)の挨拶から会はスタートした。
「以前と違いサロンに20代の若いお客様の来店が増えています。
伺ってみると“田中みな実さんがジェルネイルを辞めたと言っているのを見て来店した”とおっしゃっていて、 すっぴん爪がトレンドなのかもしれない、
という思いがありました。 ネイルケアを謳う協会がどんどん立ち上がっていると同時に大変なネイリストさんが増えてると知り、
すっぴん爪のケアをメニューに取り入れることで、 コロナ禍でも顧客と利益を増やすことができるのではないかと思いこの会を開催しました。
」と今回の講習会の開催に至った経緯を説明。
「私は以前、 ネイルカラーのメニューを提供していましたが、 化学物質過敏症になりネイルカラーをやめざる得なかったので、
ほとんどのお客様とお別れしなければなりませんでした。 その大変さを知っている私の経験を活かし、 ネイリストさんたちがそんな大変な思いをせずとも、
今のネイルサロンですっぴん爪のケアをメニューのひとつとして提供するだけで、 お客様とお別れせずに済むのかもしれないと考えたんです。 」と、
コロナの影響もあり未だ先が見えないネイルサロン業界に、 自身の経験を踏まえて思いを語った。
本日のメインゲストである、 “育爪スタイリスト養成コース”のスクール修了生で、
爪を育てるネイルサロン「グラティアラ銀座」を経営する久保川さんと嶋田のトークセッションでは、
育爪を自身のジェルネイルサロンに取り入れる決断をした経緯や営業時間を4分の3に減らしながら売り上げ1.7倍・利益3倍を実現した過程を赤裸々に語った。
久保川さんは、 「以前はとっても過酷な状況で働いていたんです。 定休日はなく、 朝8時から夜11時まで営業して、 終電で帰る日もありました。 ですが今は、
17:30には店を出て、 毎日夕飯を作ることができています。 」と、 嬉しそうに話した。
「今日皆さんにお伝えしたいのは、 ジェルネイルのメニューを無くしてくださいということではなく、
“すっぴんのまま爪を育てるハンドケアメニューがある”と提示するだけで、 コロナ禍による消毒のしすぎで荒れた爪や手肌に悩む方や、
すっぴんの爪のままでキレイにしたい方たちが新しく来店する可能性があるということです。 久保川さんもスクールに来た当初は、
ジェルネイルを辞めるなんてありえない!という姿勢でしたよね。 」と嶋田が話を振ると、 久保川さんは、
装飾なしのケアだけで本当にお金をいただけるのか不安を抱いていたが、 収入や自由時間が大幅に増えて、 とても良い決断だったとコメント。
さらに、 「たくさんのお客様が来店する土曜日は絶対に休むことのできない日でしたが、
同時に子どもたちにとっても土曜日は親とずっといられる大切な日だと気づきました。 息子の自転車に乗る練習に付き合ってあげたいという願いがあって、
今はそれが実現してとても嬉しいです。 娘にも、 夕方に家にママがいるなんて夢みたい!と言われました。 」と涙を流す場面も。
参加者は相槌を打ちながら熱心にメモを取ったり、 子どものエピソードに共感するも多いのか、 手を止めて話を聞いていた。
その後、 実習の時間に移る。 参加者全員に配られた育爪メニュー練習キットに含まれるネイルファイル(紙製やすり)を用いてネイルチップの形を整える実習では、
参加者は真剣に作業。 配られたサンプルと実習用のネイルチップを交互に見つめ、 教わったネイルファイルの使い方に挑戦した。
その後、 嶋田と育爪サロン ラメリックのスタッフが参加者全員の指一本の形を整え、 プッシャーマシンとキューティクルニッパーで薄皮を取り除いた。
参加者が綺麗になった指を写真に収めたり他の指と見比べたりと感動していた様子が印象的。
オイルと水で爪を保湿をする最後の実習では、 嶋田の見本を見ながら参加者は丁寧に実践。 「オイルを使ったのにべたべたしない!」と喜びの声が挙がった。
会の最後に嶋田は、 「今は『育爪』という言葉が世の中に浸透し始め、 一般の方の関心も高まってきています。 ジェルネイル専門サロンに、
表面磨きしない・コーティングもしない『すっぴん爪育成ケア』をメニューに加えることで、 既存のお客様とのお別れをしなくて済むだけでなく、
今までネイルサロンに行ったことがないお客様も来店するようになると思っています。 『すっぴん爪育成ケア』を世の中に広めることで、
お客様とネイリストさんのお役に立てたらと思います。 」と締めくくった。 育爪サロン ラメリックでは、 今後も下記イベントの開催を予定しています。
* 今後の活動予定
1.『無料5夜連続チャレンジ』
目的 :すっぴん爪育成ケアのメニュー化を目指す
対象者 :小さなネイルサロンのオーナー、 ネイルサロンの開業を考えている方
開催日時 :2021/6/7(月)~6/11(金)21:00~22:00
参加方法 :Facebookライブ・Facebookグループ
費用 :無料
申込フォーム:
*Facebookアカウントが必要です。
2.『無料ZOOMネイルサロン経営相談会』
対象者 :小さなネイルサロンオーナー、 ネイルサロンの開業を考えている方
開催日時 :2021/6/16(水)11:00
2021/7/9(金)15:00
2021/8/9(月)21:00
2021/9/7(火)17:00
2021/10/6(水)16:00
2021/11/4(木)20:00
2021/12/4(土)17:00
各日程60分間
参加方法 :ZOOM (無料ネット会議システム)
費用 :無料
申込フォーム:
*お申し込みいただいた方にメールにてZOOMのURLをお送りします。
↑写真左:「育爪」プロデューサー 嶋田こばると/写真右:育爪サロン ラメリック代表 嶋田美津惠
* 育爪スタイリスト「育爪サロン ラメリック」代表 嶋田美津惠
素の爪を“透明感のある美しい形”に育てる「育爪(いくづめ)サロン」を大阪と東京で2店舗経営。 爪を飾る必要すら感じないほど美しくなり、 かつ、
維持するのもラク、 とリピーターが殺到し、 自由が丘店の土日の新規客は1年待ちの状態。
ネイリストとして活躍後、 爪の形が悪い人に付け爪をすすめることに疑問を感じ、 付け爪なしで爪の形が変わるネイルサロンを大阪で開業。
その特殊性から取材と口コミが増え、 東京へも出店し、 マニキュアのネイルサロンを11年続けるが、
自身が10年間ほぼ無休でマニキュアや除光液を使っていたことが原因で有機溶剤の中毒になり、 化学物質過敏症に。 毎日38度以上の高熱、 身体中の粘膜から膿と出血、
全身の筋肉痛と極度の疲労に襲われるようになる。
化粧品・整髪料・洗剤・化学繊維・プラスチック製品・雑誌・クリーニング済み衣類などから発せられる化学物質を微量でも吸い込むと、 頭痛とめまいに襲われ、
呼吸が困難になるなど、 生活もままならないほどの状態を経験する。 これを機に、 有機溶剤をいっさい使わず素の爪を育てるサロンに業態を180度転換し、
この育爪サロンは今年で18年目を迎え、 これまでに施術してきた人数は1万人を超える。
昨年7月に2作目となる著書「女は爪で美人になる」(SBクリエイティブ)を出版。
<著書について>
「女は爪で美人になる」(嶋田 美津惠著/SBクリエイティブ)
新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、 わたしたちが一斉に経験したSTAY HOME期間。 髪の毛のカラーリング、 肌のメンテナンス、 ジェルネイル etc…、
多くの人々が『持続可能な美』の在り方について考えるきっかけになったと思われます。 外出して他人の力を借りなければ成立しなかったSTAY HOME以前の美から、
「素の自分、 ありのままの自分のパーツを磨こう!」という傾向が高まりつつあるように思えます。 本著は、 まさにその時代の流れにフィットした、 「ネイルしない、
磨かない、 ムリしないでキレイを手に入れる」を提唱する育爪(いくづめ)というネイルケアの提唱者である嶋田
美津惠の2冊目となる自然体の新しい美を提唱する1冊です。
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