株式会社JMC、内視鏡でのカテーテル治療に特化した『ERCPシミュレーター』を発売
CT事業を展開する株式会社JMC(神奈川県横浜市 代表取締役社長兼CEO:渡邊大知)は、
新たに開発した医療用シミュレーター『ERCPシミュレーター』を本日より販売開始いたしました。
JMCは、 1999年に3Dプリンター出力サービスを開始して以来、 医療機関や医療機器メーカーにオーダーメイドの臓器模型を販売しており、
2015年には自社製品となる心臓カテーテルシミュレーター『HEARTROID(ハートロイド)』を発売し世界25か国に展開するなど、
医療分野への3Dプリント技術の活用に取り組んできました。
このたび発売する『ERCPシミュレーター』は、 医療用CTによって計測された人体データをもとに設計され、 3Dプリンターによって製造されています。
十二指腸から左右肝管にかけての構造を忠実に再現しており、 ERCPの様々な手技のシミュレーションやトレーニングを行うことが可能です。
対応するシミュレーション及びトレーニングの例
1. 造影検査
2. EST(内視鏡的乳頭括約筋切開術)
3. EPBD(内視鏡的乳頭バルーン拡張術)
4. 十二指腸ステント留置
5. 胆管結石除去
6. 胆管ステント留置
EPBD(内視鏡的乳頭バルーン拡張術)のトレーニング
EPBD(内視鏡的乳頭バルーン拡張術)のトレーニング
特に胆管内にカテーテルを挿入した際の操作感の再現にこだわっており、
卓上かつ目視下で胆管結石の除去などこれまでにないリアルなシミュレーション・トレーニングを手軽に行うことが可能です。
また、 カスタムオーダーも受け付けており、 狭窄の位置や長さ、 度合いなどのカスタマイズにも対応しています。
製品に関するお問い合わせやカスタマイズのご相談は、 下記WEBサイトで受け付けています。
製品情報・お問い合わせ
https://www.jmc-rp.co.jp/business/ercp-simulator/
当社概要
1999年、 光造形方式の3Dプリンターを導入して製造業に参入。 3Dプリンター出力による部品製造の事業規模が拡大する中、
2006年に有限会社エス・ケー・イーを吸収合併し、 砂型鋳造法による鋳造事業をスタート。 3Dプリンターで培ったデジタル技術を背景に、
職人の肌感で語られることが多かった鋳造を定量化することで、 経験年数に依存せずに質の高い鋳造ができることを証明。 業界に新たな進化を起こした。
2015年には産業用CTによる非破壊検査・測定を目的としたCT事業を開始。 さらに、
心臓カテーテルシミュレーター『HEARTROID』の販売でメディカル分野にも領域を拡げた。 2016年東京証券取引所マザーズに上場。
所在地:神奈川県横浜市港北区新横浜2-5-5住友不動産新横浜ビル1F
代表者:代表取締役社長兼CEO 渡邊大知
設立:1992年12月18日
資本金:782,671千円
売上高:2,458百万円(2020年12月期)
従業員数:140名(2020 年12月末)
事業内容:3Dプリンターおよび砂型鋳造による試作品、 各種部品・商品の製造、 販売
産業用CTの販売および検査・測定サービス
高度管理医療機器等の販売、 医療機器等の製造・製造販売
U R L:https://www.jmc-rp.co.jp/
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