カーボンニューラルに貢献する早生広葉樹「センダン」を用いた家具の常設展示を開始
昨今、 SDGsやカーボンニュートラル、 コロナによるウッドショックなどの影響で国産材への意識が高まり、 国産材を活用した取り組みが全国的に広がっています。
株式会社関家具(本社:福岡県大川市,代表取締役社長:関文彦、 以下関家具)は、 この度、
関家具の直営店舗「関家具大川本店」内に国産広葉樹「センダン」を用いた家具の展示スペースを常設し、 センダンと家具産地大川の取り組みについて発信し、
センダンの認知向上を目指します。 * そもそもセンダンとは
国産の成長の早い広葉樹で、 植樹してから15~20年ほどで木材として利用できる規格まで成長します。
家具材に適した強度も持ち、 針葉樹であるスギやヒノキと比較しても約1/3の早さで伐採できるまでに成長するため、 林業の活性化も期待できます。
また、 その成長速度に比例して一般的な広葉樹よりもCO2の吸収能力が約3倍高いと言われており、
SDGsやカーボンニュートラルにも貢献するサステナブルな木材としても非常に注目されています。自生するセンダン
自生するセンダン
* センダンを全国に発信する拠点として
関家具大川本店2号館1階に常設される展示スペースでは、 大川の家具メーカーによって製作されたセンダンを用いた家具をいつでもご覧いただけます。
同時にセンダンと大川市の取り組みについて発信する拠点としての役割も担っています。
まずは40坪ほどのスペースにてセンダンを用いた家具の展示からスタートし、 全国への発信に合わせてスペースを拡大し、
スギやヒノキなどセンダン以外の地域材を使った家具も今後、 展示していく予定です。関家具大川本店2号館1階に常設されたセンダンのショールーム
関家具大川本店2号館1階に常設されたセンダンのショールーム
* 展示商品のご紹介
・WATAI cart
そこにあるだけでちょっとワクワクする、 そこにあるだけで賑やかな雰囲気になるそんな魅力がある屋台。
・SENDAN STAGE&SENDAN TABLE
センダンの一枚板を使ったキッチン&ダイニングテーブル。 同じくセンダンのステージと合わせることでダイニングシーンをセンダンが彩ります。
* 大川市としての取り組み – センダンがつなぐ持続可能な循環サイクルの構築 –
大川市はこれまで地球資源の恩恵を受けて、 全国でも有数の家具産地として発展してきました。 その責務として福岡・大川家具工業会が中心となり、
センダンを積極的に活用した持続可能なサイクルの構築を目指しています。
現在では、 九州を中心に植林活動も行っており、 今後は製造、 販売とつないでいくことで6次産業の構築も視野に入れて活動していく予定です。福岡・大川家具工業会が目指すセンダンを用いたサイクル
福岡・大川家具工業会が目指すセンダンを用いたサイクル
* 会社概要
家具産地、 福岡県大川市にある家具の総合商社。 全国の家具店やインテリアショップ、 通販会社などへの一般家庭向け家具の卸販売をはじめ、 ホテル、
レストランやカフェなどの飲食店、 ハウスメーカーや工務店、 オフィスなどへの家具インテリアの提供や空間設計のほか、 関家具大川本店やCRASHGATE、
アトリエ木馬などの店舗も運営。 暮らしを豊かに、 快適さや心地良さを感じる空間やライフスタイルを提案したいとの想いから、 商品の企画・開発に力を注いでおり、
多様なオリジナルブランドを展開しています。
会社名 株式会社関家具
代表取締役社長 関文彦
本社所在地 福岡県大川市幡保201-1
設立 1982年11月2日
事業内容 家具・インテリア・住関連商品の企画、 卸売、 小売販売、 コントラクト事業
資本金 15,000万円(資本準備金を含む)
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