全国初！ワイン＆日本酒がGI認定！日本から世界の”美酒美県やまなし”へ　都道府県初のワイン＆日本酒のテロワール確立・発信事業が始動

2024年7月12日

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山梨県プレスリリース：2024年07月12日報道関係者各位全国初！ワイン＆日本酒がGI認定！日本から世界の”美酒美県やまなし”へ

都道府県初のワイン＆日本酒のテロワール確立・発信事業が始動～7月12日（金）「美酒美県やまなしセミナー」を開催～山梨県（〒400-8501

山梨県甲府市丸の内１丁目6−１知事：長崎幸太郎（ながさき

こうたろう））は、7月12日（金）に「美酒美県やまなしセミナー」を開催し、都道府県初のワイン・日本酒のテロワール確立事業が始動しました。

山梨県は、県産食材を使った料理とGI指定の県産ワインや日本酒のペアリング体験「やまなしの美酒・美食」を推進し、新たな食ブランドの確立と「食」を目的とした本県への誘客促進と観光産業の収益向上を図るための様々な取り組みを行っています。山梨県は、令和5年度に県産ワインと日本酒の地理学的調査を実施しました。これにより、国内外で山梨ワインのブランド力が一層高まり、山梨を世界的な銘醸地として認知させることを目指しています。

■山梨県の美酒美県の取り組みについて

山梨県では、県内の素晴らしいロケーションの中で、旬の県産食材を使用し、県内レストラン等で提供される「料理」と、GIに指定された県産ワインや日本酒などの「県産酒」とのペアリングを、五感で味わう「体験」を「やまなしの美食」と位置づけています。新たな食ブランドの確立と、「食」を目的とした本県への誘客促進と観光産業の収益向上を図るための様々な取り組みを行っています。

■テロワールとは？

テロワールとは、農産物（ブドウや米）を取り巻く自然環境要因のことです。特定地域、特定の地区、固有のブドウ畑から造られるワインは特有の個性を表すという考え方です。気象条件（日照、気温、降水量）、土壌（地質、水はけ）、地形、標高などブドウ畑を取り巻く全ての自然環境を意味します。また、歴史的、文化的な要素が含まれる場合もあります。

■やまなしテロワールのこだわり

山梨県は、同じ産地でワインと日本酒がGIに指定された初めての地域であり、豊かな自然が育む県産ワインと日本酒は、国内でもトップクラスの評価を得ています。そんな本県が掲げる「美酒美県やまなし」の魅力を国内外にさらに広めていくため、テロワールの観点から、ワインと日本酒が一体となったプロモーションを実施したいと考えています。

■GIについて

酒類の地理的表示制度。国税庁長官の指定を受けることで、地域の共有財産である「産地名」を独占的に名乗ることができます。「山梨」は、同じ産地でワインと日本酒がGIに指定された初めての地域です。

■イベント内容

山梨を世界的銘醸地にすべく、令和５年度に山梨ワイン・日本酒のテロワールに関する調査を企画・実施しました。それを踏まえて本イベントを実施いたしました。この取り組みにより、「山梨」と表示されたワインは原産地とその品質が保証され、国内外においてワイン産地山梨のブランド力がより高まっていくことが期待されます。

セミナーでは、日本に二人しかいない「マスター・オブ・ワイン」大橋健一様が登壇されました。「マスター・オブ・ワイン」は英国に拠点を置くマスター・オブ・ワイン協会が認定する、ワイン業界において最も名声の高いとされる資格です。

＜講義内容＞

今回の講義で大橋氏は、「日本」に関する外的環境分析、世界市場へのプロモーションに関する考察、山梨ワイン・プロモーションツール作成の3つの軸でお話しされました。その中で大橋氏は、テロワールを含む山梨ワインについて「山梨県は間違いなく日本ワインのリーダー的な存在です！」と語り、今後世界市場にプロモーションするためのアプローチ方法を詳しく説明されました。

今後のプロモーションとしては、様々なワイン生産国の「プロモーション・ボディー」がターゲットとなる市場を定め、積極的なアプローチを展開していくとのことで、既存のプラットフォームの改善に力を入れていくとのことでした。そして「好機の到来を正しく認識し、協力して、山梨ワインの素晴らしさを日本で、そして世界で伝えていきましょう！日本人MWとして今後も尽力していきたいと思います！」と語られました。

■イベント概要

日時：2024年7月12日（金）13:00～16：00（受付12：30～）

場所：シャトレーゼホテル談露館

（〒400-0031 山梨県甲府市丸の内1-19-16（2Fクリスタル））

■登壇者プロフィール大橋健一

【出身地】：栃木県宇都宮市

【運営会社】：酒類専門店「山仁」

インタートワイン・ケーエム・ヤマジン

レッド・ブリッジ

【保有資格】：マスター・オブ・ワイン

【その他活躍】：インターナショナル・ワイン・チャレンジ・ロンドンにて、日本酒部門における最高責任者として運営に関与