雲仙伝統のお菓子・湯せんぺいの歩みと職人が込めた想いを知るひととき」開催|期間:2024年3月2日~5月26日、9月7日~11月30日

雲仙】「雲仙伝統のお菓子・湯せんぺいの歩みと職人が込めた想いを知るひととき」開催|期間:2024年3月2日~5月26日、9月7日~11月30日

~職人、生産者と行うご当地文化体験「手業のひととき」~ 長崎県・雲仙温泉に位置する界

雲仙は、2024年3月2日~5月26日、9月7日~11月30日の期間、「雲仙伝統のお菓子・湯せんぺいの歩みと職人が込めた想いを知るひととき」を開催します。界

雲仙の会席料理にも使用されている雲仙伝統のお菓子「湯せんぺい」。湯せんぺいを毎日手焼きする職人から湯せんぺいの歴史や焼く時のこだわりなど直接話を聞き、職人と同じ純一枚手焼き製法を体験できる特別な時間です。本取り組みは、2021年より界全施設で実施している、職人・生産者と行うご当地文化体験「手業のひととき」の一環です。

特徴1 湯せんぺいを通して雲仙温泉の恵みを知る

雲仙温泉の湯せんぺいは、明治初期頃から作られています。

島原半島には3種の温泉があり、その中のお菓子に適した食塩泉を湯せんぺいに使用しています。

この歴史ある湯せんぺいを毎日手焼きしている職人から、職人ならではのこだわりや想い、温泉を使った味わいの違いや、雲仙温泉への想いなどを聞きます。

雲仙地獄を眺められるトラベルライブラリーにて、湯せんぺいに使用される温泉を試飲しながら職人の話を聞き、より深く雲仙温泉の恵みについて知ることができます。

特徴2 職人の技を学び、手焼き体験

湯せんぺいについて学んだあとは、遠江屋本舗の焼き場にて、実際に手焼き体験を行います。遠江屋本舗の湯せんぺいは軽いくちどけが特徴で、その秘密は徹底した温度管理。1枚1枚を9丁の金型で手焼きする純1枚手焼き製法を守り続け、1日の中でも大きく変動する気温・湿度に合わせて窓の開け具合や火にかける時間などを細かく調整し、均一に、軽いくちどけに仕上げます。この職人技を学び、自身でも体験することでそのこだわりを実感することができます。

特徴3 雲仙温泉の恵みを体感

界 雲仙では、大浴場や食事、アクティビティを通して、体験前に温泉の恵みや雲仙地獄のパワーを吸収することができます。

界 雲仙の大浴場では、硫黄の成分を多く含んだ湯に浸かることで雲仙温泉の泉質を肌で感じます。

夕食時には、会席料理の先付で、食塩泉を使用した湯せんぺいを味わうことで温泉の恵みを感じることができます。

また、翌朝には雲仙地獄を体全体動かしながら巡るアクティビティ「雲仙地獄パワーウォーク」にて、雲仙地獄ならではの硫黄の香りや熱気、蒸気が噴き出す音から地獄のパワーを感じます。

モデルスケジュール

<1日目>

15:00 チェックイン

16:00 温泉の歴史や泉質、効果的な入浴法を知る「温泉いろは」参加

17:00 入浴

19:30 夕食 会席料理の中で湯せんぺいを味わう

<2日目>

7:30 雲仙地獄パワーウォーク

9:15 朝食

10:00 手業のひととき「雲仙伝統のお菓子・湯せんぺいの歩みと職人が込めた想いを知るひととき」

11:30 終了

12:00 チェックアウト

「手業のひととき」を担当する遠江屋本舗5代目当主 加藤隆太氏

<プロフィール>

東京の大学を卒業後食品会社に9年勤め、家業を継ぐため2009年に雲仙温泉へ帰郷。明治時代の創業当時より、業態を変えながら雲仙温泉で観光客の思い出作りに寄り添ってきた遠江屋本舗を継ぎ、昔ながらの湯せんぺいにデザイン性とお洒落さをプラスしたオリジナル商品を開発。街づくりのマーケティングプロモーションリーダーとして、雲仙市観光戦略サイト「雲仙ポータル」の編集長も兼務。

<コメント>

雲仙銘菓湯せんぺいは、自然の恵みである「温泉水」を生地に練り込んだお菓子です。

四季折々の豊かな自然や大地より湧きいずる温泉を楽しみにいらっしゃるお客様の観光土産として100年以上前から愛されてきました。この度、皆様に体験していただく「純一枚手焼き製法」は、湯せんぺいが誕生した当時と同じ製法を今なお受け継ぐ伝統の技。この製法は、気温や湿度の変化を大変受けやすく、雲仙の四季の変化を肌で感じながら一枚一枚丁寧に焼き上げる湯せんぺいです。原料に使用する「温泉水」もまさに自然の恵み。温泉水がなければ「湯せんぺい」を焼くことができません。そんな、純一枚手焼き湯せんぺいの手焼き体験を通じて、美味しい湯せんぺいはもちろん、雲仙の自然や温泉を大切に守り継いで来た人々の思いもご一緒にお持ち帰りいただけましたら幸いです。

湯せんぺいとは

小麦粉、砂糖、卵、重曹、温泉水を原料に焼き上げられる、ほのかな甘みとサクッとした食感が特徴の雲仙の伝統的なお菓子です。

明治時代初期に、島原城のお殿様に献上するお菓子として作られたことが始まりとされています。

遠江屋本舗について

明治時代から続く、湯せんぺいを手焼きし販売する土産店。

木賃宿から始まった遠江屋本舗は、食堂、運送業など時代の流れに合わせて業態を変えながらも、

創業当時から「地域の人々と一緒に、雲仙温泉街を守り、育む心」という理念のもと、雲仙温泉で観光客の思い出作りに寄り添い続けています。

「食べる温泉・湯せんぺいの歩みを知るひととき」概要

期間:2024年3月2日~5月26日、9月7日~11月30日 *土日のみ

料金:5,000円(税込、宿泊費別)

予約:公式サイトにて7日前までに要予約

時間:チェックイン翌日10:00~11:30

定員:各日4名 *1名より実施

「手業のひととき」とは

「手業のひととき」とは、地域の文化を継承する職人や作家、生産者の方々に出会い、お客様がその希少な技を間近で見たり、舞台裏を知ったりできるご当地文化体験です。「界」では、ブランド発足以来、「その地域、その季節ならではのおもてなし」を提供しています。界のスタッフは職人や作家、生産者の方々から、ご当地の文化や手仕事を教わり、その地域に一層愛着を感じるという経験を重ねてきました。その経験を元に、お客様にも、ぜひ地域の文化を継承する職人や作家、生産者の手業に触れて欲しい、という思いで「手業のひととき」を2021年より開催しています。これまでに18施設で23の体験を実施し、界全体で1000名を超える利用がありました。

詳細URL :

https://www.hoshinoresorts.com/sp/tewaza/

SDGsへの貢献について

総務省が実施した伝統工芸に関する実態調査によると、これまでも様々な支援策が講じられてきたものの、生活様式や社会経済の変化、安価な類似品の流入といった背景事情により、伝統工芸品の需要が減少しています。これに伴い、伝統工芸品の生産額や従事者数も減少傾向にあり、今後、伝統工芸や伝統文化の継承が途絶えてしまうことが懸念されています(*1)。

「界」は、2011年のブランド誕生以来、温泉旅館ならではの癒しや寛ぎを生かしながら、その地域、季節ならではのおもてなしを提供してきました。その上では、地域の伝統文化を守り、地域経済にも貢献することが重要と考えています。旅行者と地域をつなぐ架け橋になることで、次の世代に伝統工芸や文化が継承されることを願い、手業のひとときの取り組みを通して、SDGsの目標8「働きがいも

経済成長も」に寄与することを目指しています。

*1 総務省行政評価局、令和4年6月「伝統工芸の地域資源としての活用に関する実態調査」

「界」とは

「界」は星野リゾートが全国22施設に展開する温泉旅館ブランドです。「王道なのに、あたらしい。」をテーマに、季節の移ろいや和の趣、伝統を生かしながら現代のニーズに合わせたおもてなしを追求しています。また、地域の伝統文化や工芸を体験する「ご当地楽(ごとうちがく)」、地域の文化に触れる客室「ご当地部屋」が特徴です。2024年4月には、宮城県・秋保温泉に「界

秋保」、秋には岐阜県・奥飛騨温泉郷に「界 奥飛騨」を新規開業します。

URL:

https://hoshinoresorts.com/ja/brands/kai/

界 雲仙(長崎県・雲仙温泉)

雲仙は、雲仙地獄を間近で感じることのできる地に立ち、和(わ)(日本)、華(か)(中国)、蘭(らん)(オランダ)の要素が混ざり合った長崎文化を表現した館内の設えが特徴の施設です。滞在を通して、地獄パワーに触れられるよう温泉入浴や地獄を活用したアクティビティを提案します。異国情緒あふれた華やかな文化に触れ、地獄からの大地のエネルギーに触れることができる温泉旅館です。

所在地 :〒854-0621 長崎県雲仙市小浜町雲仙321

電話 :050-3134-8092(界予約センター)

客室数 :51室(客室付き露天風呂16室、特別室1室)

料金 :1泊 25,000円~(2名1室利用時1名あたり、税・サービス料込、夕朝食付)

アクセス:JR諫早駅より車で約1時間、長崎空港より車で約1時間半

URL :

https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaiunzen/

界 雲仙

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