ギリシャ・サントリーニ島の老舗ワイナリーから新作キュヴェが登場

2024年8月15日

“ワイン発注の最短距離”、飲食店・酒販店向けの業務用ワイン仕入サイト「WINEPRO」では、『エステート・アルギロス』から新たにリリースされた『サントリーニ

キュヴェ

ジェロンダベロ』を販売開始いたします。ギリシャ・サントリーニ島で120年続く老舗ワイナリーであるアルギロス。降り注ぐ太陽や吹き撫でる海風、力強い火山など、島に根付く自然の要素をすべて詰め込んだような、ピュアでエネルギッシュな唯一無二のワインを生み出しています。

アルギロスは背後を火山脈の絶壁、目前をエーゲ海に挟まれた特異な場所に位置します。畑ではオーガニック農法を実践。ラバで土を耕し、農薬は使用せず、肥料には不要なブドウの果皮や茎を用いています。健全な土壌には平均樹齢70年と高樹齢のブドウが栽培され、中には樹齢200年にもなる古樹も存在します。地中深くまで根を張る古樹ブドウから非常に凝縮した深みのあるワインが生まれます。

栽培される主要品種はサントリーニ島の伝統的な白ブドウであるアシルティコ。果皮が厚くアロマティックで、高い酸味と心地よい苦味を持つのが特徴です。さらに火山性土壌がもたらすミネラル感と強い潮風がもたらすミネラル感、島特有のテロワールによるミネラル感の2乗がワインに力強さと凛とした張りを与えています。

ブドウそのものが極めて高いポテンシャルを持つため、アルギロスの醸造スタイルはシンプルです。それでも信じ難いほどの複雑性に富んでいるのは、類稀なテロワールと丁寧な栽培の賜物です。溢れんばかりの果実感、それに負けず輝きを放つ酸、島そのものを飲み込むような眩しいほどの鮮烈な味わいを、どのキュヴェからも感じ取ることができます。

◆サントリーニキュヴェジェロンダベロ

今回リリースされる『サントリーニキュヴェ

ジェロンダベロ』は、発酵と熟成にフレンチオーク樽を使用。アシルティコの力強さとフレンチオークのもたらすエレガンスとの調和を表現しています。サントリーニ島の方言で“古樹ブドウ”を意味するジェロタンベロ。ピュルゴス、メガロチョリ、エピスコピの3区画から厳選された樹齢180-200年の古樹ブドウのエッセンスを余すところなく詰め込み、ブドウ樹、栽培家、醸造家、島の伝統のシナジーを極限まで高めた唯一無二の集大成です。堂々とした風格と力強さがあるものの荒々しさは一切なく、非常に研ぎ澄まされた味わい。真価を発揮するまでに数年を要し、15年以上の熟成能力を秘めています。

完熟レモンやトロピカルフルーツ、貝殻、潮風などを思わせるフレッシュなアロマにオークやバニラの優美なタッチ。

口に含むと力強くトーンの高い果実味が広がり、フレッシュな酸味と豊かなミネラル感の波が押し寄せます。

芳醇な樽香がぐっと踏み込む深みをもたらし、リッチな味わいに深遠さと気品を漂わせています。