LINEでできる式場探し「トキハナ」が主催する「令和の結婚式を考える会」第3回会議の様子をレポート

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株式会社トキハナ プレスリリース:2024年11月14日 報道関係者各位

LINEでできる式場探し「トキハナ」が主催する「令和の結婚式を考える会」第3回会議の様子をレポート 「結婚式の新しいカタチの定義はふたりが

”なぜそれをするのか”」今の結婚式について徹底議論

LINEでできる式場探し『トキハナ(

https://tokihana.net/

)』を運営する株式会社トキハナ(本社:東京都港区、代表取締役社長:安藤 正樹、以下

「トキハナ」)は、有識者や意見を持つ方々を募り、現代の結婚式の在り方について議論する「令和の結婚式を考える会」を主催しています。

第3回会議では参加メンバーの江連さん、ハヤカワ五味さん、松岡宗嗣さんがオンラインにて集まり、「結婚式の慣習を再解釈すること」「業界側に求める配慮」など自身の参列経験をもとに話し合いました。

トキハナ主催「令和の結婚式を考える会」とは?「令和の結婚式を考える会」プロジェクトページ:

https://tokihana.net/project/reiwanokekkonshiki/

少子化により縮小が予想される結婚式市場において、結婚式を実施しない層のニーズや不満を解消するため、新しい選択肢を開発することを目指すプロジェクト。

現在の結婚式業界が多様化する顧客ニーズに対応できていない実情を解決すべく「トキハナ」が、有識者と共に個々の価値観に合わせた新しい結婚式の選択肢を共創し、令和時代にふさわしい結婚式を提案します。

第3回参加メンバー江連千佳

2000年東京生まれ。2021年、ショーツをはかないリラックスウェア、”おかえり”ショーツの販売会社として株式会社Essayを起業、代表取締役に就任。2024年”おかえり”ショーツ事業をソーシャルM&A(R)︎し、株式会社Essayを非営利株式会社ピロウに変更。女性・ノンバイナリー社会起業家のケアコミュニティDOHYOUの運営や、Data

Feminismに基づいたアクションを行なっている。また、起業の経験を踏まえ、フェムテックの社会的影響についてアカデミックにも探究し、研究は学会発表で受賞するなど評価を受けている。

松岡宗嗣

愛知県名古屋市生まれ。政策や法制度を中心とした性的マイノリティに関する情報を発信する一般社団法人fair代表理事。ゲイであることをオープンにしながら、Yahoo!ニュースやGQ、HuffPost等で多様なジェンダー・セクシュアリティに関する記事を執筆。教育機関や企業、自治体等での研修・講演実績多数。著書に『あいつゲイだって

– アウティングはなぜ問題なのか?』(柏書房)、共著『LGBTとハラスメント』(集英社新書)など

ハヤカワ五味

1995年、東京都生まれ。高校生の頃からアクセサリー類等の製作や販売を行い、多摩美術大学入学後にランジェリーブランド「feast」を立ち上げる。2019年からは生理から選択を考えるプロジェクト「ILLUMINATE」を立ち上げ、2022年にM&Aでユーグレナグループにジョイン。同年に「feast」を(株)ブルマーレに事業譲渡。最近は生成AI関連の仕事。

安藤正樹

株式会社トキハナ代表取締役社長。2003年京都大学法学部卒業。2001年より創業メンバーとして参画の株式会社ドリコムで営業担当取締役を務め、東証マザーズ上場に貢献。2009年4月、株式会社エスクリに入社。東証マザーズ上場を経験後、取締役事業本部長に就任。東証一部指定替に貢献。

第3回会議の様子【結婚式の慣習を再解釈する必要性】

江連:

私が結婚式に対して感じる違和感のひとつは、「新郎新婦」という男女二元論的な表現です。一般的には結婚式において男性が先に立つという考え方が根強いように思いますが、様々なアイデンティティのカップルを包括するような表現がふさわしいと感じます。

松岡:

確かに、結婚式には家父長制や家制度の名残を感じる場面がありますよね。例えば、結婚していない男性向けのブロッコリートスが子孫繁栄の象徴として行われることや、ファーストバイトで互いにケーキを食べさせ合う場面では、女性側は「ご飯をつくる」、男性側は「食べるものに困らせない」という意味があるなど、固定的なジェンダー規範が反映されていると思います。

一方で、性別に関係なく対等な立場を表現するために、腕をクロスさせて同時にファーストバイトを行う事例も見たことがあり、こうした新しい意味づけによって従来の慣習もより自由に捉えられるのではないでしょうか。

また、花嫁の手紙についても、「家を出る女性が親へ感謝を伝える」という意味合いに違和感を覚える人も多いかもしれません。そもそも新郎が手紙を読んでも良いはずですし、家族やお世話になった人への感謝を表すものとして誰もが読むことができるものにすれば、より多くの人が共感できる形になるのではと思います。

ふたりが対等にやりたいと思えば、それで良いと思います。江連:

結納も同様で、女性を物に見立て、その代わりに物品を納めるという意味合いには違和感を感じます。多くの人はその由来や意味を知らず、単なる慣習やマナーとして受け入れている傾向がありますよね。おせち料理のように、一つひとつの意味は知らなくても、なんとなく「こうするものだ」と受け止めているように思います。

だからこそ、その背景や変える理由をしっかり伝えないと、ルールを変えることに抵抗がある人には理解してもらえないのではないかと思います。松岡:

そうですね。結婚式場のプランナーが、背景や文脈をきちんと伝えることで、主催者も理解しやすくなると思います。自分がジェンダーに関心がなくても、参列者のことを考えてジェンダーバイアスを無くしたいと思う人も多いと思いますし、その説明があると安心して決められると思います。

江連: 例えば、ウエディングドレスに憧れている人にいきなり「白の意味は」と言われても戸惑いますよね。伝え方には工夫が必要だと思います。

【新しいカタチの定義はふたりが ”なぜそれをするのか”】

ハヤカワ: 結婚式は、家族仲が良い前提で進むことが多いですよね。親に感謝を伝えるのが当然という進行だと、困る人もいると思います。松岡:

そうですね、挨拶やスピーチも新郎の親が当然のように行うという風潮もありますよね。江連:

両家のバランスを取るのが難しい場合もあります。家族での挙式だと、どこまでを家族と捉えるのかがお互いに違う場合もあります。そうすると、少ない側の人数に合わせて開催することも。

安藤:確かに、「真っ当に育ってきたふたりじゃないと結婚式はできない」といった意見を聞いたことがあります。また、業界からは、ご祝儀をpaypayで支払うと「新札の由来も知らずに」と批判されることも。

ただ、すべての習慣の由来を完全に理解することが必要なのかどうか、疑問に感じています。主催者側では説明できたとしても、ゲストに一々詳しく解説するのは現実的ではありません。

結婚式の慣習に違和感を持つ人と、そうではない人の間で、どう折り合いをつけたら良いのでしょうか?江連:

結婚式に参加している人たちには、その慣習に誇りを持っている人もいると思うので、結婚式当日のコミュニケーションで如何に伝えるかが大切だと感じます。松岡:

フラットな結婚式を体験すると、意識が変わるのではないかと感じます。

例えば、ブーケトスを全員参加型のプレゼントトスにするとか、議論だけでなく実際に体験することで反発も減るんじゃないでしょうか。

江連:そうですね、逆に違和感のある演出にはじめて触れて、その場はこなしたけど、一方で家に帰ってからふと思い出して疑問に思ったり、ストレスを感じたということもあると思います。

安藤: 今思っているのは、ふたりが「なぜそれをするのか」を伝えることが重要だということです。

招待状などで事前に「私たちはこれをやりたいんです、巻き込まれてください!」と伝えれば、ゲストは自分の意思で、その結婚式に参加するかどうかを選べるようになります。

結婚式の慣習に対する価値観は人それぞれ異なるでしょうから、ふたりの思いを明確に伝えた上で、ゲストの選択権を与えることで、温度差も小さくなるのではないでしょうか。

【業界側に求められる配慮】松岡:

性的マイノリティの立場からすると、結婚式業界では当事者に向けた結婚式の事例発信が少ないと感じます。また、結婚式における選択肢が「新郎/新婦」「ドレス/タキシード」といった男女二元論、異性愛を前提とした二択に限られている点が気になります。さらに、式場の設備についても、「誰でもトイレ」など多様な人々が利用しやすい環境が整えられると良いと思います。

ハヤカワ:

「新郎新婦」というステレオタイプを避けるために、結婚式場のイメージ写真には必ずしも男性と女性のカップルが映る必要はないと思います。同性カップルの事例や、あるいはどちらか片方のみを映すことで、多様な解釈を促すことができるのではないでしょうか。

松岡:

そうですね。多様なニーズに対応してもらえるかどうかが分かると安心しますし、こういった取り組みを積極的に行う式場が評価される風潮が広がってほしいと思います。

従来の結婚式から新しいカタチへと変革させるための取り組み

現代では結婚式に対する価値観が多様化し、従来の形式にとらわれない「新しい結婚式のカタチ」を望む人が増えています。

しかし、世代や文化によって結婚式の慣習に込める意味や感じる価値観は異なるため、すべての人がその変革に賛同してくれるとは限りません。

そのため、すべての慣習を「時代遅れ」として無条件に見直すのではなく、その背景にある由来を新たな視点で再解釈し、現代の価値観に合わせてその意義を伝えることが求められています。また、ルールや形式を変える際には、結婚式の伝統を重んじる主催者もいる中で、業界としての伝え方が重要です。式場は新しいカタチの結婚式について丁寧に説明し、ふたりのサポートを行うことが求められます。

加えて、業界側も配慮を示し、例えば式場のイメージ写真において同性カップルの事例やさまざまなカップル像を反映させることで、当事者が「自分たちの存在が想定されているんだ」と捉えてもらえるような環境を作ることが必要だと考えます。

トキハナでは、新しい結婚式のカタチを望むおふたりが、結婚式準備で悩むことがないよう、プログラムを自由にカスタマイズできる「プランニングシート」の提供や、式場選びの段階で後悔のない選択ができるよう「ジェンダーフリーウエディング」などの結婚式スタイルを診断で提案しています。

また、新たな結婚式のカタチという選択肢を広く浸透させるため、結婚式場をはじめとする業界全体を巻き込み、特化したブライダルフェアの企画や呼びかけなど、積極的に取り組んでまいります。

多様性を尊重し、すべての人が自分らしい結婚式を実現できるように、業界が新しい結婚式のカタチを積極的に提案していくことが大切です。

今後も「令和の結婚式を考える会」で集めた意見をもとに、結婚式に関する不満や課題を解決するプロジェクトに取り組んでいきます。「トキハナ」運営会社概要

「ネットとリアルで新しい価値を」を理念とし、「これまでの常識を解き放ち、誰もが自分らしい選択をできる世界に」をビジョンに掲げ「人とテクノロジーの力で、結婚するふたりの人生を支えるインフラになる」をミッションに、LINEでできる式場探し「トキハナ」を提供。累計GMV100億円、参画式場数650、日経クロストレンド「未来の市場をつくる100社」選出。

商号 : 株式会社トキハナ代表者 : 代表取締役社長 安藤 正樹所在地 : 〒105-0004 東京都港区新橋1-18-21 第一日比谷ビル 5階設立 :

2016年5月資本金 : 6,039万円URL :

https://tokihana.co.jp/事業内容

:トキハナhttps://tokihana.net/

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https://salesdx.tokihana.co.jp/ 当リリースの詳細について

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000108.000027297.html

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