ひとり親家庭のサポートチーム「hottokenine(ホットケナイン)」が発足!コロナ禍でひとり親家庭に弁当を無償配達したINGプロジェクトがリニューアルされ支援体制を強化!
単なる一時的な支援ではなく、ひとり親家庭への長期的なサポートを行うチームへと生まれ変わります。 株式会社SASA(東京都港区、 代表取締役:笹 裕輝)は、
ひとり親家庭のサポートチーム「hottokenine(ホットケナイン)」を発足しました。 経済的・精神的に不安定なひとり親家庭に対し、 就職や収入増、
養育費の獲得など、 各自が設定する「卒業」に向けての活動期間無償で弁当を配達、 配達の他に、 面談などを行い、 ひとり親家庭に寄り添い、
自立を支援していくことをミッションとしています。
■「hottokenine」発足の経緯
・コロナ禍での弁当を無償配達する「INGプロジェクト」について~
INGプロジェクト2020~お弁当でひとり親家庭の力に~
INGプロジェクトホームページ:
世の中で新型コロナが多大なる影響を及ぼした今年の4月、 六本木のカジュアルイタリアン「Noza Caza(ノザカザ)」を運営する株式会社SASAは、
「(I)飲食店が(N)日本を(G)元気に」と、
ひとり親家庭に支援者様からのメッセージ付きお弁当を無償配達する「INGプロジェクト2020~お弁当でひとり親家庭の力に~」を立ち上げました。
このプロジェクトは代表の笹自身が母子家庭で育った経験から、 コロナ禍で困窮するひとり親家庭の力になりたいと始めたものです。
(複数の飲食店が協同し、 お弁当を製造。 お弁当には支援者からのメッセージが添えられる)
おかげ様で多くの支援者に恵まれ、 活動の輪は徐々に拡大。 これまで4000万円もの支援金をいただき、
4月から都内12区に累計で3万6000個ものお弁当を配達してきました。 現在もお弁当配達の活動は継続中です。
タレントの手越祐也さん、 サッカー選手の小林祐希さんと杉本健勇さん、 元国会議員でタレントの宮崎謙介さんなど著名人の方もプロジェクトに参画。
自ら配達を行ったり、 食材を支援していただいたりしました。 多数のメディアにも取り上げられ、 ひとり親家庭の現状を知ってもらう機会となりました。
・「INGプロジェクト」を行う中で気づいた課題点とは?
8ヶ月に及ぶお弁当の無償配達の中で気づいたのが、 「お弁当を届けるだけでは意味がない」ということ。 その日の食事を支援することができても、
ひとり親家庭が自ら自立して生活していける状態にならない限り意味がない。 むしろ長期間届ける事で対象家庭に甘えが生まれ、 困窮を助長することにもなり兼ねない。
そういった気付きから、 ひとり親家庭が困窮している現状の根本に少しでもアプローチをする必要があると考えました。
■「hottokenine」の活動内容
hottokenineホームページ:
支援を受けるひとり親家庭は、 現状を変えるための目標をそれぞれの状況に合わせて設定。 例えば、 失業中の方の就職や転職によっての収入アップ、
養育費を獲得する体制の確保etc。 その目標を達成した状態である「卒業」に向けて、 「hottokenine」では最大1年間、
毎月2週間隔週で対象家庭にお弁当を無償配達。 加えて、 各家庭には担当者が1人付き、 配達時の見守りを行いつつ、 月1回の面談を行います。
ひとり親家庭の方には、 毎月1回、 目標に向けた活動内容のレポートと支援者様へ直筆の手紙を提出していただきます。
まずは12月から品川区・新宿区の60家庭に対して支援を行っていきます。
「卒業」に向けて行動していくのは、 あくまで親御さん本人。 「hottokenine」は、 その行動に寄り添い、 応援する存在であることを目指しています。
■「hottokenine」の活動資金、 今後の展望について
活動資金は「INGプロジェクト」と同じく、 引き続き支援者様からの支援金をもとに行っていきます。 今後はこの活動を都内23区・都下そして全国へと広げ、
単なる突発的なボランティアではなく事業として、 多くのひとり親家庭の支援を行っていきたいと考えています
■「hottokenine」に込められた意味
「hottokenine」というプロジェクト名は、 困っているひとり親家庭を「ほっとけない」という思いから。 加えて、 多くの賛同者を巻き込み、
チームとしてこの社会問題に取り組んでいきたいという思いから、 野球チームの9人を表す「nine」を入れていました。 また、
メンバーの多くが関西人であることから、 関西弁の「~ないん」もかけています。
■代表・笹からのメッセージ
初めましてhottokenine 代表の笹裕輝です。
このhottokenineの活動は、 前進の活動であるINGプロジェクトから進化したものです。 コロナ渦で何か社会に対して自分達が出来る事は無いかと考えた時、
自分達の持っているリソースは「ご飯が作れる」「やる気のある若いスタッフがいる」この2つでした。
そして私自身が母子家庭で育った経験から「ひとり親家庭にお弁当を届けたい」という気持ちが芽生え、 活動を開始しました。
活動は私の想像を遥かに超え、 様々な企業や個人の方、 著名人の方々に応援して頂き、 今日まで活動が広がって来ました。
しかしその中で、 多くの困窮するひとり親家庭と向き合い、 様々な経験をする中で感じたのは
「ただお弁当を届けるだけでは駄目だ」
という危機感でした。 良かれと思ってやっていた事が逆に甘えを生み、 困窮を助長することにさえなり兼ねない。
一番大事なのはお弁当を届けている対象家庭が自走してくれること。 そこにアプローチしない限り、 この活動は負の無限ループに陥ってしまうと強く感じました。
そこで新たに卒業というキーワードを付け加えて、 形を変えたのがこのhottokenineです。 私たちが手を差し伸べるだけではなく、
困窮する家庭にも立ち上がって貰い、 共に卒業を目指す。 その卒業までの期間、 お弁当を毎晩無償で届けて家庭に寄り添うそれがhottokenineです。
このお弁当を届ける活動の根底にあったのは、 目の前の困ってるひとり親家庭を「ほっとけない」という感情です。 そこに多くの賛同してくれる方を巻き込み、
1つのチームとしてこの社会問題に取り組んでいきたいという思いを込めて、 野球の9人を表すナインを付け加えて出来たのが「hottokenine」です。
決して簡単に解決できるような問題ではありませんが、 若者らしく明るく元気にそしてちょっとカッコ良く、 ゼンリョクで取り組んでいきたいと思います。
【運営事務局】
hottokenine 運営事務局
住所:〒106-0031 東京都港区西麻布2-13-8 201号
電話番号:03-6434-0859(※運営店舗ノザカザ)
メールアドレス:[email protected]
担当:櫻井
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