420年の歴史ある高取八仙窯が異色コラボ！ミュージシャン/新羅慎二（湘南乃風若旦那）、映像作家/荒井康成、和菓子職人/かんたんなゆめ、などのクリエイターと行う展示は初。

2024年4月12日

若旦那）、映像作家/荒井康成、和菓子職人/かんたんなゆめ、などのクリエイターと行う展示は初。

株式会社Beaconは高取八仙窯とポップアップショップを企画。高取八仙窯の展示・販売の他、新羅慎二（湘南乃風

若旦那）の掛軸展示・販売、荒井康成(映像作家)のショートフィルム上映、お抹茶体験等を提供。

高取八仙窯×sisso-n「我逢人（がほうじん）」は、4月20日(土)・21日(日)に高円寺・芽の巣山にて開催される。

株式会社Beacon取締役社長・三谷敏久（以下、三谷）は、コンセプトブランドsisso-nを立ち上げ、福岡藩の御用窯で400年以上続く茶陶高取焼の窯元の高取八仙窯とポップアップショップを企画。会期は4月20日(土)・21日(日)、会場は高円寺の「芽の巣山」にて開催します。

抹茶茶碗よりもカジュアルに使える「まるカップ」。抹茶はもちろん、ハーブティーなどのホットドリンク、汁物、ごはん茶碗など、様々な用途に使える。

高取焼は筑前福岡藩主黒田長政が福岡県直方市の鷹取山の地に築窯させたのが始まり。江戸時代には黒田藩の御用窯として繁栄。「遠州七窯」の一つに数えられ、日本で有数の長い歴史を誇る焼き物の産地です。その中でも高取八仙窯は400余年、窯の火を絶やさずに高取焼を焼き続けている窯元です。

三谷の母方の姓は「高取」で住所は高取焼発祥の地。祖父は自身の先祖は高取の陶工だったのではないかという思いから自宅にアトリエを構え作陶。また高取焼の収集にも取り組みながら自身のルーツを辿っていたそう。その中で育った三谷自身は親しみのある高取に次第に関心が高まり、高取焼の産地を目指すことに。そうして巡り逢った高取八仙窯との縁を感じた事からこの企画がスタート。「高取焼」をもっと多くの人に知ってもらいたいという思いと、高取八仙窯の代々の心得であるご縁と繋がりを大切にしたいと言う想いが重なり実現しました。

（高取八仙窯の店舗より）

展示会のタイトルになっている「我逢人（がほうじん）」は、出逢いの尊さを表した禅語。様々な出会いや人とのつながりによって実現したポップアップショップであることへの感謝と、ポップアップショップが人、作品を通して出会いの場にもなって欲しいという気持ちから「我逢人（がほうじん）」をイベント名に冠しました。禅語は短い言葉の中で禅の教えを説いたもので、茶会では掛け軸に禅語や絵が描かれ、茶席の趣旨や主人のメッセージを伝える役割があります。

今回のイベントで展示される掛け軸は、新羅慎二（湘南乃風

若旦那）が初めて挑戦した水墨画で、このイベントのために描き下ろしたもの。新羅氏は、美術大学で絵画を専攻、自身が経営する薬酒BAR「木馬(R)️」の壁面にもペイントを施すなど、歌手以外の才能も発揮。自らも茶道を学んでいることもあり、茶席の中心となる掛け軸・禅語に興味を持ち、今回の掛け軸製作に繋がりました。