abaの取り組みが、経産省主催のアワードで「OPEN ACTION(オープン・アクション)」部門のトップである「部門賞」を受賞

介護の願いを叶える『ねかいごと』プロジェクト

テクノロジーで介護者支援を目指す株式会社aba(以下、aba)が実施した取り組みが、経済産業省が主催する「OPEN CARE PROJECT AWARD

2023」にて「OPEN ACTION(オープン・アクション)」部門のトップである「部門賞」を受賞いたしました。

abaの実施した取り組みは、「介護の願いを叶える『ねかいごと』プロジェクト」です。

『ねかいごと』とは、介護に関わるすべての人(介護者・要介護者・家族等)から「介護にまつわる願いごと」(=ねかいごと)を集め、テクノロジーなどの力を通して叶えていく活動です。

昨年、11月11日(介護の日)には、初めてとなるイベントを実施。参加者から『#ねかいごと』を合言葉に願いを集め、実現に向けた支援の検討や、ねかいごとを叶える製品・サービスの紹介、トークセッションなどを行いました。

https://helppad2.studio.site/nekaigoto

abaでは世界9億人の介護者を支えるべく、今後も皆様からの支援と協力を得ながら『ねかいごと』プロジェクトを進めていき、願いを起点とするケアテック産業の拡張と社会実装を目指していきます。

▼「介護の願いを叶える『ねかいごと』プロジェクト代表、宇井吉美の受賞コメント

私は病気の祖母と暮らしていた中高時代、介護ロボットに興味を持ち、大学では介護ロボットの研究をしておりました。

そしてその当時、施設での実習で出会った介護職の方から「おむつを開けずに中を見たい」と言われ、そこから介護ロボットの研究開発が始まりました。

その研究成果は15年後の現在、排泄センサー「Helppad2」という形で世の中に広がりつつあります。私はこの15年間の活動を通じ、思っていたことが二つあります。

一つは、介護ロボットをはじめとしたケアテックは、人の願いから始まるべきだということ。これは結構忘れがちなんですけど、やっぱり人の願いから始めたいと今も思っています。

もう一つは、技術者たちも願いから始まるものづくりがしたいと、みんな真摯に思っていること。

こういう思いを持った仲間たちが、日本だけでなく世界中にたくさんいることも、この15年間で私は知りました。

今回、こういった同志をもっともっと集める活動がしたいと思い、「介護の願いが叶う『ねがいごと』プロジェクト」を立ち上げ、11月11日の介護の日にイベントを実施しました。

イベントには、趣旨に賛同いただいた企業からもプロダクトをお借りし、合計6社で、介護の願いが叶うということを皆さんに情報発信をさせていただきました。

今後は、このプロジェクトをもっともっと大きくしていき、最終的に介護の願いが叶った介護プロダクトが集まった『ねかいごとタウン』などを作り、日本の介護を日本の技術支えられた日本の介護を世界に発信していきたいと考えております。

介護の願いをつぶやくというのは、とても難しいと思いますが、つぶやくことこそが、今回のオープンケアプロジェクトの趣旨である、個人の課題をみんなの話題に繋げることなのかなと思っております。

勝手ながら今日ここの会場にいる方全員が、同志だと思っております。

本年も11月11日の介護の日に、イベントを開催したいと思っていますし、来年以降も続けたいと思っていますので、是非、皆さんとご一緒に介護の輪を広げていけたらと思います。

本日は受賞させていただき誠にありがとうございました。

■OPEN CARE PROJECT「OPEN CARE

PROJECT」は、介護を「個人の課題」から「みんなの話題」へ転換することを目的に、介護当事者や介護業務従事者/メディア/クリエイター/企業など、多様な主体を横断して、介護に関する話題を議論し、課題解決に向けたアクションを推進するプロジェクトで、経済産業省が2023年3月に発足させました。

https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/healthcare/opencareproject/index.html

「OPEN CARE PROJECT AWARD

」は、介護に携わるプレイヤーの輪をより広げていくため、介護を「みんなの話題」へ転換する取組みやアイデアを表彰するために開催され、「OPEN

EPISODE」部門、「OPEN ACTION」部門、「OPEN IDEA」部門の3部門で構成されています。abaが最優秀を受賞した「OPEN

ACTION」部門は、「介護」が社会の関心ごととなるために行われた企業・団体の取組みを募集していました。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000103.000082634.html

※1:国連人口基金(UNFPA)「世界人口白書2020」/IACO「Global State of Caring」

https://internationalcarers.org/wp-content/uploads/2021/07/IACO-Global-State-of-Caring-July-13.pdf

より算出【株式会社aba(https://www.aba-lab.com)】

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abaは介護という支えあいのフィールドを支える、ケアテックカンパニーです。内閣府調査において介護の負担感が一番高かった排泄という課題に10年以上真摯に向き合い、業界で初めて、においで尿便を検知する排泄センサーを開発しました。体に装着せず、便も検知可能な排泄センサーは業界でも珍しいうえ、排泄パターン表が自動作成される仕組みも備えています。abaは、要介護者はもちろん、介護者も含め、人間本来が持つ生命力を引き出せるよう、体温のあるテクノロジーを通じて、必要なときに必要なケアを届けるお手伝いをしていきます。

代表者 :宇井 吉美所在地 :〒276-0046 千葉県八千代市大和田新田1054-200設立 :2011年10月7日資本金 :5,842万7,240円事業内容

:医療・介護・福祉分野を対象としたロボティクス技術の研究開発及びサービス

当リリースの詳細について

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000044112.html

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