AIメディカルサービス、早期胃がんに特化したAI搭載の内視鏡画像診断支援ソフトウェアを発売
内視鏡の画像診断支援AI(人工知能)を開発する株式会社AIメディカルサービス(本社:東京都豊島区、代表取締役 CEO:多田
智裕、以下「AIM」)は、内視鏡検査中に肉眼的特徴から生検(※)等追加検査を検討すべき病変候補を検出し、医師の診断補助を行うAI搭載の内視鏡画像診断支援システムについて、本日2024年3月4日から販売を開始しました。
■内視鏡画像診断支援ソフトウェア gastroAI-model Gについて
今回販売を開始する内視鏡画像診断支援ソフトウェアgastroAI-model
Gは、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(医薬品医療機器等法)」に基づいて、2023年12月26日付で厚生労働大臣から医療機器製造販売承認を取得しました(承認番号:30500BZX00297000)。
本ソフトウェアは、100以上の共同研究機関のサポートの下、世界トップクラスの医療機関から提供いただいた教師データをもとに、ディープラーニング技術を活用して開発されたプログラム医療機器です。内視鏡システムの内視鏡ビデオ画像プロセッサから汎用コンピュータに入力された病変候補画像を基に、肉眼的特徴から生検等追加検査を検討すべき病変候補である可能性を推定します。また、本ソフトウェアが生検等追加検査を検討すべき病変候補の可能性があると推定した場合、内視鏡表示エリア内に矩形表示により医師に注意喚起及び診断補助を行います。
●製品概要
販売名:内視鏡画像診断支援ソフトウェアgastroAI-model G
一般的名称:病変検出用内視鏡画像診断支援プログラム
医療機器承認番号:30500BZX00297000
●内視鏡画像診断支援ソフトウェア gastroAI-model G 製品サイト(医療従事者向け)
販売に際しては、年単位の利用契約で常に最新のソフトウェアを提供します。大学病院・がん拠点病院のみならず、検診センター・内視鏡専門クリニックにも製品デモンストレーションを実施して内視鏡医療のクオリティ向上を実現していきます。
AIMは内視鏡画像診断支援AIによってミッションに掲げる「世界の患者を救う」の実現に向けて今後も邁進していきます。
■AIメディカルサービスについて
AIMは「世界の患者を救う~内視鏡AIでがん見逃しゼロへ~」をミッションに掲げる、医療AIスタートアップ企業です。内視鏡医療は日本が最先端であり、質・量ともに世界最高水準のデータが蓄積されています。なかでも、AIMは100施設以上の医療施設と共同研究・製品開発を進めています。当社は内視鏡AIを医療現場にいち早くお届けすることで、がんの見逃しを減らし、世界の患者を救うことを目指しています。
■代表取締役CEO 多田智裕について
多田 智裕(ただ ともひろ)医師 医学博士
【所属・役職】
株式会社AIメディカルサービス 代表取締役CEO
医療法人ただともひろ胃腸科肛門科 理事長
【概略】
1996年東京大学医学部医学科卒業。東京大学医学部附属病院外科研修医として勤務。2005年に東京大学大学院医学系研究科博士課程修了。2006年よりただともひろ胃腸科肛門科を開業。2012年より東京大学医学部腫瘍外科学講座客員講師。2017年株式会社AIメディカルサービスを設立、代表取締役CEOに就任し、現在に至る。
会社概要――――――――――――――――――――――――――――――
会社名:株式会社AIメディカルサービス
所在地:〒170-0013 東京都豊島区東池袋1丁目 18-1 Hareza Tower 11F
代表者:多田智裕
設立:2017年9月1日
事業:内視鏡の画像診断支援AI(人工知能)の開発
※「生検」とは、病変等が見つかった場合に、組織の一部を採取し顕微鏡でその組織の状態を観察することを指します。
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