ライフサイエンス系スタートアップの英国・欧州進出を支援する新プログラム 「UNIKORN」参加企業募集のお知らせ(書類応募期間:2月13日~4月1日)

「UNIKORN」参加企業募集のお知らせ(書類応募期間:2月13日~4月1日) 海外進出を目指すスタートアップ企業に、メンタリングや現地商談のサポートなどを提供

一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(本社:東京都中央区、理事長:岡野栄之、以下LINK-J)は、スタートアップの英国/欧州進出を支援する新プログラム「UNIKORN※1」の参加企業を募集いたします(書類応募期間:2024年2月13日~4月1日17時まで)。本プログラムは、東京都のスタートアップ支援展開事業「TOKYO

SUTEAM」の一環として実施されます。

LINK-Jは、ライフサイエンス領域のスタートアップ企業を様々な方法で支援しており、昨年からは「TOKYO

SUTEAM」の協定事業者にも選定されています。今回、本プログラムで英国を中心とした欧州市場を海外進出のエントリーポイント/足掛かりとして活用する機運を醸成することで、日本国内のライフサイエンス系スタートアップの海外進出マインドと、ロールモデルとなる成功例の創出を図ります。

■政府がスタートアップ支援を強化し、市場も拡大する英国

英国政府はライフサイエンス分野のさらなる活性化に向けた政策として、6億5,000万ポンド※2(約1,221億円、1ポンド=約187円)の資金を投入する計画「成長のためのライフサイエンス(Life

Sci for

Growth)」を2023年に発表しました。本計画には、ライフサイエンスを含む高成長産業への投資促進、人材獲得支援、新薬提供の早期化、最先端製薬技術イノベーション促進など10の政策がまとめられています。英国政府によるライフサイエンス分野での資金や人材呼び込みの強化は、スタートアップ企業の成長を後押ししてくれる環境といえます。実際に、英国には企業価値が10億ドル以上の未上場のスタートアップ「ユニコーン」が100社以上と、ヨーロッパのどの国よりも多く※3、スタートアップ市場の拡大が加速しています。

LINK-Jは、優れた科学力や投資環境、スタートアップ支援の充実度、米国への地理的距離の近さから、英国をスタートアップによる海外進出のエントリーポイントとして魅力的な市場と捉えています。また、英国の様々なライフサイエンス団体や大学とのMOU締結や、継続した日英ライフサイエンスセミナーの開催を実施しています。今回、LINK-Jが持つ英国・欧州ネットワークを活用し、事業開発や現地商談をサポートすることで、ライフサイエンス系スタートアップの英国進出、ひいてはグローバル化への支援を強化します。

※1UNIKORN = UNICORN×UK

※2JETRO「英財務相、ライフサイエンス分野に6億5,000万ポンド投入を発表」引用

※3英国政府Policy Paper ” UK Innovation Strategy: leading the future by creating it”

(2023.11) より

<応募相談会(ハイブリッド開催)>

本プログラムへの応募を検討している企業を対象とした説明会をハイブリッド形式で実施いたします。

〔東京会場/オンライン配信〕

日時:2/22(木)17:30-18:30、3/12(火)17:30-18:30

場所:GLOBAL LIFESCIENCE HUB カンファレンスルーム、Zoomウェビナー

〔大阪会場/オンライン配信〕

日時:3/1(金)16:00-17:00

場所:ライフサイエンスハブウエスト、Zoomウェビナー

【詳細・参加申込】

https://www.link-j.org/event/post-7563.html

■プログラム概要

本プログラムの支援には2つのコース(Advanced・Essential)があり、受けることのできるセッション・レクチャーはコースによって異なります。

支援内容

1. メンタリング/事業開発支援:スタートアップに、専門家・プロフェッショナルによる、具体的な海外進出(Go-To-Market,

G2M)プランを策定するためのオンラインセッションと英国での事業開発/G2Mサポートを実施

2. 展示会参加支援:BIOヨーロッパへの出展支援と渡航支援、SusHi Tech Tokyo関連イベントへの参加支援を提供

3. プロモーション支援:LINK-Jイベント・ネットワークを介したプロモーションの機会提供(LINK-J Japan Night

への参加、インバウンド人材獲得のための人材マッチング、政府機関との共同イベント)

プログラム全体スケジュール

2月~3月:応募期間、応募相談会実施(東京・大阪・オンライン配信)

4月:書類選考、ピッチ審査

5月:プログラムキックオフ

6月~10月:日本での支援

<Advanced>

メンタリング4回、レクチャー2回、フィードバックセッション2回

<Essential>

レクチャー2回、ピッチアドバイス2回

11月:英国/欧州での支援(BIO Europe)

<Advanced>

現地メンタリング&One-on-one 3回

12月:日本での支援

<Advanced>

フォローアップ2回

募集要項

●募集者数

Advancedコース:3社

Essentialコース:5社

※応募時にコース選択の必要はありません

●応募条件

【事業領域】

ライフサイエンス領域(製薬/創薬、創薬プラットフォーム、医療機器、デジタルヘルス、SaMDなど)

【事業内容】

海外市場に展開可能な製品またはサービスを有すること

【事業ステージ】

基本的なビジネスモデルを有していること(シリーズA以降相当)

【言語】

英語によるビジネスレベルのコミュニケーションが可能であること

注:書類審査、ピッチ審査、メンタリング等、本プログラムはすべて英語で実施します

【対象地域】

東京都内に事業所があること、または近い将来設置する意図があること

【その他条件】

・ 非機密保持情報として事業内容を開示可能であること。

・ 最終選考に至る、すべての選考プロセスに参加可能なこと。

・ 本プログラムで計画されているすべてのイベントに参加可能であること。

・ 東京都内で事業を実施していること、または将来実施する計画・意図があること。

・ 海外展開にパッションを有すること。

●応募方法および審査プロセス

【応募スケジュール】

書類応募期間:2024年2月13日~2024年4月1日17時まで

※書類審査を通過された応募者の方にはヒアリングを実施させていただきます

書類審査結果通知:2024年4月上旬

ピッチ審査(オンライン):2024年4月中旬~下旬

最終審査結果通知:2024年4月下旬

【提出書類】

以下の資料を英語にて作成し、提出

1. Overview:会社概要・事業概要(PowerPointまたはPDFファイル)

2. Aspiration:以下の情報を含むアスピレーションシート(PowerPointまたはPDFファイル)

・ 海外展開に対する意気込み

・ 本プログラムUNIKORNにおいて実現したいこと、期待すること

※非機密情報下で開示可能なものに限定してください。秘密情報を開示された場合、責任は負いかねますので予めご了承ください。

【書類提出方法】

LINK-J HPの本募集ページ

https://www.link-j.org/news/post-7359.html

内の「応募はこちら」または「エントリーフォーム」をクリックし、アップロード

※書類名を「社名_Overview」、ならびに「社名_Aspiration」とすること

【ピッチ審査】

オンラインにて実施。1チームあたり、プレゼンテーション8分、審査員による質疑応答5分。

【審査基準】

以下の基準で審査を実施。書類審査で12社程度を採択し、ピッチ審査にて8社を決定。

Advancedコース(3社)かEssentialコース(5社)のどちらにご参加いただくかについては、最終審査結果通知の際にお知らせします。

審査員・メンター

近日公開予定

その他留意事項など、応募にあたっての詳細は https://www.link-j.org/news/post-7359.html

https://www.link-j.org/news/post-7359.htmlをご覧ください。

※プログラム概要は右記よりご覧いただけます

https://www.link-j.org/unikorn/

※TOKYO SUTEAMサイト

https://tokyosuteam.metro.tokyo.lg.jp/

【主催】

一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J)

【ピッチコンテストに関する問い合わせ先】

LINK-J事務局 担当窓口:林、一色 [email protected]

■一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J)について

LINK-Jは、三井不動産株式会社と産学の有志が中心となって設立した一般社団法人です。医薬関連企業が集積する東京・日本橋エリアを本拠点に、産官学連携によるライフサイエンス領域でのオープンイノベーションを促進し、新産業創造を支援することを目的としています。医学をはじめ、理学や工学、ICTや人工知能といった新たなテクロノジーなど、あらゆる科学の複合領域であるライフサイエンス領域において、分野を超えた内外の人的交流・技術交流を促進していきます。

https://www.link-j.org/

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