3次元細胞培養向け研究用試薬「Kuni-Grow+」販売開始のお知らせ
~産学連携による共同研究を製品化~
クニミネ工業株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:勢藤
大輔、東証スタンダード:証券コード5388)は、スメクタイトに代表される粘土鉱物を利用した細胞培養システムの研究を産学連携で進めており、当研究の成果として、3次元細胞培養向け研究用試薬「Kuni-Grow+」を本年5月10日より販売開始することになりましたのでお知らせいたします。なお、本製品は、富士フイルム和光純薬株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:吉田
光一)を通じて、販売いたします。
本製品は、細胞培養において3次元培養を簡便に行うための添加剤として使用することができます。専用の培地や培養容器は不要で、従来の2次元培養向けの基本的な培地に添加するだけで培地中の成長因子(血清タンパク質など)を吸着し、細胞に作用することでスフェロイドの形成を短期間(数日~1週間程度)で可能とする革新的な試薬です。また、共同研究において、がん細胞をはじめとした様々な細胞種でのスフェロイド形成が確認されております。
当社は中期経営計画の基本戦略の一つとして新規事業領域の拡大に注力しており、本製品の販売を契機として創薬支援ビジネス領域で本技術の普及拡大を目指し、成長が期待される細胞培養分野での事業拡大を図ってまいります。
【本件に関する問い合わせ】
クニミネ工業株式会社(代表取締役社長 勢藤 大輔)
いわき研究所長 篠木 進
電話:0246-44-7100
email:[email protected]
当リリースの詳細について
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000127156.html
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