難治性前立腺がんに対するアスタチンを用いた医師主導治験開始のお知らせ
難治性前立腺がんに対するアスタチンを用いた医師主導治験開始のお知らせ
~世界初のアスタチンを用いた前立腺がん治療薬としての実用化を目指す~
アルファフュージョン株式会社(代表取締役CEO:藤岡直、本社:大阪府北区、以下アルファフュージョン)は、共同研究先である大阪大学 大学院医学系研究科
放射線医学の渡部直史
講師らの研究チームが、大阪大学医学部附属病院核医学診療科において標準治療抵抗性の前立腺がんを対象とした新たな医師主導治験を2024年6月より
開始することを発表いたします。
渡部講師らの研究チームが開発した、前立腺がんに発現する前立腺特異的膜抗原(PSMA : Prostate Specific Membrane
Antigen)を標的とした新たなアルファ線治療に用いるアスタチン標識薬([At-211]PSMA-5)は、前立腺がんのモデルマウスにおいて、単回投与で腫瘍退縮効果が長期間持続することが確認されています。モデルマウス実験における強い効果から、特に有望な医薬品候補化合物と考えられています。
[At-211]PSMA-5は、有用性・実用化への道筋・大阪大学とアルファフュージョンの連携体制等が評価され、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)橋渡し支援研究プログラム(シーズ
F)「課題名:前立腺特異的膜抗原(PSMA)を標的とした革新的α線治療薬の実用化に向けた医師主導治験の実施」に採択されています。アルファフュージョンは、
本治験薬を世界初のアスタチンを用いた前立腺がん治療薬として実用化すべく、貢献して まいります。
本医師主導治験は、標準治療の実施・継続が困難である去勢抵抗性前立腺がん患者を対象として、[At-211]PSMA-5を投与した後の忍容性、安全性、薬物動態及び有効性を確認するための第I相治験になります。今回、本治験薬は世界で初めてヒトに投与されます。
抗がん剤の治験として低用量から開始して、徐々に用量を増量していく用量漸増デザインとなっています。
【試験名】去勢抵抗性前立腺癌患者を対象とした新規α線核医学治療の第I相医師主導治験
・対象:標準治療の実施・継続が困難である去勢抵抗性前立腺癌の患者
・治験薬:PSW-1025(化合物名:[At-211]PSMA-5)
・実施期間:2024年6月~2027年3月(予定)
・予定症例数:15 例
・治験責任医師:渡部直史(大阪大学医学部附属病院 核医学診療科)
詳細は、大阪大学・理化学研究所・アルファフュージョン株式会社の共同プレスリリースを参照ください。
URL
https://resou.osaka-u.ac.jp/ja/research/2024/20240527_1
当リリースの詳細について
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000091191.html
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