糖化ストレスに起因する糖尿病関連疾患発症におけるカラマツ由来タキシフォリンの予防効果に関する共同研究開始のお知らせ
~静岡理工科大学の抗糖化研究とタキシフォリンのリーディングカンパニーDHQ、坂本バイオのナレッジにより、生体内の糖化ストレスのメカニズムの解明に挑む~
学校法人静岡理工科大学(本部:静岡県静岡市/理事長:杉浦
哲)、株式会社DHQ(本社:埼玉県さいたま市/代表取締役:吉岡禎三)、及び株式会社坂本バイオ(本社:秋田県秋田市/代表取締役:後藤
考宏)は令和6年4月1日、食品原料のカラマツ形成層由来タキシフォリン(商品名:ラビトール)の糖化に起因する疾病の予防効果について共同研究を開始致します。
グルコースやフルクトースなどの還元糖は生命活動において必要不可欠な栄養素です。 一方で、過剰な糖はタンパク質と反応し様々な終末糖化産物(Advanced
Glycation End Products,
AGEs)を産生します。AGEsの組織への蓄積は加齢・疾病などにより促進することが知られており、AGEsがタンパク質の機能不全や炎症を引き起こすことに端を発する糖化ストレスは、様々な疾病の危険因子として注目されています。
カラマツ由来タキシフォリンはシベリア先住民の食歴にも起因して発見された食品素材で、血流改善・抗酸化剤として長年利用されています。一方、抗糖化作用を有することも知られていますが、具体的な疾病予防効果のメカニズムについては解明されていません。
本共同研究は、静岡理工科大学理工学部物質生命科学科高部稚子准教授を中心に、そのメカニズムを明らかにすることを目指し、産学連携して取り組んで参ります。
(※高部稚子准教授の「高」は、「はしごだか」です。)
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