アラヤ、脳神経科学の研究支援サービスを「NeuroHatch」としてリニューアル脳科学研究のあらゆるフェーズでの研究支援体制を強化
人工知能（AI）・脳神経科学の研究・研究開発支援を行う株式会社アラヤ（東京都港区 代表取締役社長：金井 良太、以下
アラヤ）は創業依頼企業や研究機関を対象に提供している脳神経科学分野の研究支援サービスを、このたび「NeuroHatch」（※1）としてリニューアルし、さらに充実したサービス内容で提供開始いたします。
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近年、ニューロテックソリューションや生体センシング機能を持つ製品開発、脳機能の解明や脳由来の疾患の治療法開発など、様々な事業領域において生体から得られる情報を用いた研究や製品開発が加速しています（※2）。
本サービスは、すでに企業研究所で14件、大学・研究機関で14件と多数の企業・研究機関で活用されており、脳神経科学や生体センシングの専門知識を有する研究者、医学博士が高度な解析技術と最新の知見を駆使することで脳機能の解明や、脳由来の疾患の治療法開発など、様々な研究開発の加速に貢献してまいりました。NeuroHatchは、脳科学や生体センシングを活用した研究開発の推進や、製品開発を行いたい企業の研究所や研究機関に対し、脳波やMRIなどの脳データや、心拍・呼吸・発汗などの生体データの解析から、最適な試験設計、さらにはデータに基づくアルゴリズム開発まで、脳神経科学研究・生理指標を活用した製品開発のあらゆる段階を強力にサポートいたします。
今回のリニューアルにより、最新の解析手法の導入や、サービス提供体制の強化を図りました。これにより、企業や研究機関の研究開発をよりスピーディかつ効果的に支援し、革新的な技術の社会実装を加速してまいります。「NeuroHatch」の主なサービスメニューは以下の通りです。
データ解析支援：
脳波、MRI、PETなどの脳データや生体データの解析を、AIや最新の手法と知見を用いて実施。
試験設計：
研究目的に応じた最適な被験者選定や測定手法の提案、試験プロトコルの作成など、円滑な研究実施をサポート。
データ取得：
専門スタッフによる質の高い脳データや生体データの取得。自社でのデータ取得スキル習得も支援。
AIアルゴリズム開発/実装支援：
取得したデータを用いたAIアルゴリズムの開発や、プログラム医療機器等への実装を支援。
サービスWebサイトURL:
https://www.araya.org/service/neurotech/
当社は今後も、「NeuroHatch」を通じて脳神経科学と生体工学の専門性を活かし、企業や研究機関の技術シーズの社会実装を多角的に支援してまいります。
【代表取締役CEO金井良太 コメント】
「脳神経科学は医療や製品開発の分野に大きなブレークスルーをもたらす可能性を秘めています。しかし現状では、専門性の高さや設備の不足から、多くの企業や研究機関が脳科学研究の本格的な活用に踏み出せずにいます。NeuroHatchは、このギャップを埋めるために生まれたサービスです。私たちは、脳科学と生体センシングの専門知識と最新の解析技術を駆使し、企業や研究機関の皆様の研究開発を強力にサポートします。今回のリニューアルにより、さらに充実したサービス体制でお客様の挑戦を支援できることを大変嬉しく思います。NeuroHatchを通じて、脳神経科学関連の技術シーズを発掘し、社会実装可能なレベルにまで育てていくことで、経済的価値と科学的意義を同時に実現していきたいと考えています。」
※1）「Hatch」には「孵化する」という意味があります。当社は「NeuroHatch」を通じて、企業や大学に眠る脳神経科学関連の技術シーズを発掘し、研究開発段階から価値を創出することで、それらを社会実装可能なレベルにまで育て、世の中を圧倒的に面白くしていくことを目指しています。
※2）世界のニューロテック市場は128億2,000万米ドル（2022年）、CAGR11.53%(2022年～2032年)（President
Research調べ）、生体センシング市場は284 億 4000 万米ドル(2023年)、CAGR7.9% (2024年～2033年）（President
Research 調べ)、医療機器としてのソフトウェア (SaMD) 市場規模は14億3,579万米ドル
(2022年)、CAGR40.05％（2022年～2023年）（INDUSTRY RESEARCH 調べ）
【アラヤ会社概要】
会社名：株式会社アラヤ
代表者：代表取締役 金井 良太
設 立：2013年12月
所在地：東京都千代田区神田佐久間町1-11 産報佐久間ビル6F
ＵＲＬ：https://www.araya.org/
事 業：ディープラーニング、エッジAI、自律AI、ニューロテック、研究受託