けしや和凧をモチーフにしたインテリアになる縁起物

1716年創業の奈良の老舗、株式会社中川政七商店(所在地:奈良県奈良市 代表取締役社長 十四代

千石あや)は、古くから日本の文化や風習に結び付く縁起物をモチーフとした、現代のインテリアに馴染む置きもの「鳥こけし」「飾り凧」を2025年1月1日(水)より中川政七商店

直営店およびオンラインショップにて発売いたします。

「置きもの」という言葉には、古来より「神仏に供えるもの」という意味があり、神棚や家の中に“縁起物”を置き、祈りや願いを目に見えるかたちにして大切に飾られてきました。一方で“縁起物”を飾るという風習は、近年では正月や節句などハレの日の印象が強くなり、現代住宅に1年を通して飾ることはほとんど見られなくなっています。

日本の素材・技術・風習を大切に、現代の暮らしに寄り添ったものづくりを行う中川政七商店では、この度、山形県を拠点に活動するデザイナー・吉田勝信氏(吉勝制作所)と協業し、こけしや和凧といった古くから人々の暮らしとともにある縁起物をもとに、現代住宅に馴染むインテリアを開発。1年中部屋に飾るプロダクトを通して、日本の風習や文化を身近に感じながら、工芸の技術や作り手の想いが未来に続いていくことを目指しています。

<商品情報>価格は全て税込(写真左から)・鳥こけし サギ /18,700円・鳥こけし ツル /18,700円・鳥こけし フクロウ/13,200円

・飾り凧 四角 海風 吉勝製作所大6,600円(一部店舗のみで販売)/小4,510円

・飾り凧 四角 山風 吉勝製作所大6,600円(一部店舗のみで販売)/小4,510円

取扱店舗:中川政七商店 直営店公式オンラインショップ

発売日 :2025年1月1日(水)山形のデザイナー・吉田勝信氏と作った、現代のインテリアに馴染む縁起物

東北のこけしをなぞらえた「鳥こけし」

デザインを手掛けたのは東北・山形県を拠点とする「吉勝制作所」の吉田勝信氏。フィールドリサーチを得意とする吉田氏とともに、東北固有の郷土玩具で、山から切り出した木を使い、椀や盆を作る木地職人が作り始めたとされる「こけし」の文化を深堀し、鳥型のこけしが生まれました。伝統こけし工人(こうじん)や木地師がろくろで削り、一つひとつ筆で彩色し、素材にはイタヤカエデ、ミズキ、ケヤキといった伝統こけしに用いられる天然木を使用。

モチーフにはツル、サギ、フクロウと日本で吉祥の象徴として親しまれてきた3種の鳥に見立てました。頭が回る作りや天然木のぬくもりある木肌、昔ながらの色絵具での彩色など、伝統こけしの意匠と手仕事ならではのあたたかみを感じさせながら、程よく抽象化された造形は、日本らしくもどこか西洋のオブジェのような佇まいです。

和凧をキャンバスに見立てた「飾り凧」

“運”を運ぶとされる目には見えない風を受けて勢いよく空に昇っていくことから、縁起の道具とされてきた凧。現代の住空間で風を感じる縁起物としてのありかたを掛け飾りとして表現し、吉田氏によって運を呼ぶ風を図案化。江戸末期創業の上質な美濃和紙を用いた和凧を作り続けている名古屋の老舗「凧茂(たこも)本店」にて、貼り込みの技にこだわり、一つひとつ手作業で組み上げました。昔ながらの凧の風合いと、山風・海風をイメージした現代的な絵柄が空間を彩ります。絵画を飾るように、空間のアクセントとしてお楽しみください。

当リリースの詳細について

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000064.000016802.html

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