「ビオ田んぼ米β版」が農林水産省の実施する環境負荷低減の「見える化」で星３つをいただきました！

2024年5月13日

大介、本社：岡山県西粟倉村、以下「エーゼログループ」）が取り組む「ビオ田んぼプロジェクト」で2023年に収穫したコシヒカリ「ビオ田んぼ米β（ベータ）版」が、農林水産省の実施している環境負荷低減の「見える化」※１において、温室効果ガス削減等級（面積）及び生物多様性保全の等級において、星３つをいただきました。

「ビオ田んぼ米β版」の栽培にあたっては、

・化学肥料不使用

・農薬の使用は最低限（節減対象農薬当地比７割減）

・作物残さのすき込みや秋耕の実施

等による炭素貯留に取り組むことで、お米の生産段階における温室効果ガスの削減に貢献しています。農林水産省「農産物の温室効果ガス簡易算定シート」により算出された農地面積10aあたりの温室効果ガス排出削減貢献量（CO2換算値）はー24.78%となり、

【温室効果ガス削減等級（面積）星３つ※２】を獲得いたしました。

また、

・化学農薬の低減

・中干し延期（ヤゴの羽化やオタマジャクシの変態後に中干しを実施）

・田んぼ内へのビオトープ設置

・除草剤を使用しない畔草刈りの実施

等に取り組むことで、お米の生産段階における生物多様性の保全に貢献しています。この度の「見える化」における【生物多様性保全の等級では星３つ※２】

を獲得いたしました。

今後は順次、ラベルを貼付した商品の販売を開始していく予定です。

エーゼログループでは引き続き、自然環境や生きものに配慮した米づくりに取り組んでいきます。

※１農産物の環境負荷低減の「見える化」について

農林水産省では、「みどりの食料システム戦略」に基づき、持続可能な食料システムを構築するため、食料システム全体での環境負荷低減の取組や国民理解の醸成に向けて、環境負荷低減の取組の「見える化」を推進しています。

ガイドラインに基づき、「温室効果ガス削減への貢献」や「生物多様性の保全」の取組を分かりやすく等級ラベルで表示することで、生産者の環境負荷低減の努力が消費者に伝わり、農産物を選択できる環境を整える取り組みを進めています。農林水産省の進める農産物の環境負荷低減の「見える化」について詳しくはこちらをご参照ください。

リンク：

https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/being_sustainable/mieruka/mieruka.html

（見つけて！農産物の環境負荷低減の「見える化」～温室効果ガス削減への貢献と生物多様性保全への配慮～：農林水産省 (maff.go.jp)）

※２「見える化」での星の数について

温室効果ガス排出削減の取り組み評価に関して、簡易算定シートにおいて算定した温室効果ガス排出削減貢献量（CO2換算値）が20％以上で星３つの等級となります。生物多様性保全の取り組み評価に関しては、温室効果ガス削減の取り組みと異なり、汎用的に定量評価する手法が確立していないため、農産物の生産ほ場における保全の取り組みの実施数で評価を実施しており、右の取り組み点数表に基づく点数換算を行い、３点以上で星３つの等級となります。