IBJが運営する婚活アプリ「ブライダルネット」がマイナンバーカードICチップ読み取りによるオンライン本人確認を導入

2024年12月3日

ブラウザで見る

IBJ プレスリリース：2024年12月03日報道関係者各位

IBJが運営する婚活アプリ「ブライダルネット」がマイナンバーカードICチップ読み取りによるオンライン本人確認を導入「PocketSign

Verify」を採用し、さらなる安心・安全なマッチングサービスへ

株式会社IBJ（代表取締役社長：石坂茂、本社：東京都新宿区、東証プライム：6071）が運営する、婚活アプリの「ブライダルネット」は、マイナンバーカードを活用したオンライン本人確認（eKYC）機能を新たに導入しました。ICチップ読み取りには、ポケットサイン株式会社（代表取締役CEO/COO：梅本滉嗣、本社：東京都中央区、以下

ポケットサイン）の本人確認サービス「PocketSign

Verify」を採用しています。これにより、従来の運転免許証等の公的書類を撮影する本人確認に加え、ICチップを利用した厳格な本人確認が可能となりました。

■導入背景

近年、マッチングアプリの普及・浸透が進む中、ブライダルネットの利用者も増加しています。一方で、マッチングアプリ業界全体では、いわゆる「国際ロマンス詐欺」などの不正利用による犯罪や詐欺被害が報告されており、より安全で安心な利用環境が求められています。

ブライダルネットではこれまでにも、パトロールや監視の実施、不正利用者の登録防止・排除に取り組んでまいりましたが、さらなる安全対策としてマイナンバーカードの公的個人認証サービス（以下、ICチップ読み取り*¹）を活用したオンライン本人確認（eKYC）を導入しました。

日本で展開されている主要な婚活・マッチングアプリの中でも、公的個人認証を本人確認に利用するケースは少なく、当社が2社目となります*²。

■マイナンバーカードICチップ読み取りによる本人確認の流れ

1.本人証明書の提出画面で「マイナンバーカードスキャン認証」を選択します。

2.マイナンバーカードのパスワードを入力し、スマートフォンにマイナンバーカードをかざすと、認証が即座に完了します。

3.認証が完了したユーザーには「本人確認済み」を示すバッジが付与され、マッチング後のメッセージ送信が可能になります。

従来の運転免許証等の公的書類を撮影する本人確認では、事務局による審査に一定の時間を要していましたが、マイナンバーカードのICチップ読み取りでは即時に認証が完了するのがメリットです。

ブライダルネットでは、行政サービスに利用される「マイナンバー（個人番号）」は一切使用せず、「氏名」「生年月日」「性別」を公的データとして取得し本人確認に利用します。また、入力されたマイナンバーカードのパスワードを保存することはありません。生年月日の情報は、インターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律に基づき、利用者が児童ではないことを確認する目的で取得しています。これにより、20歳未満の方のサービス利用を防止します。

■ポケットサイン「PocketSign Verify」の採用について

「ブライダルネット」では、アプリ内で本人確認フローをスムーズに完結させること、そしてユーザーが安心してアプリを利用できる安定した環境を構築することを目的に、ポケットサインの本人確認サービス「PocketSign

Verify」を採用しました。

具体的には、公的個人認証サービスにおいてブライダルネットは「サービスプロバイダ事業者」として、電子証明書の有効性確認を「プラットフォーム事業者」であるポケットサインに委託。アプリで読み取ったマイナンバーカードの電子証明書の有効性は、ポケットサインを経由して地方公共団体情報システム機構（J-LIS）に確認され、その結果がアプリに送信されて本人確認の承認または否認がユーザーに通知されます。

ブライダルネットは、ユーザーが安心して真剣な出会いを見つけられるサービスを目指し、引き続きさらなる安全性と利便性の向上に努めてまいります。■ブライダルネット