by PR TIMES
地域の子どもたちに歴史と表現を学ぶ教育機会の提供
4月23日は国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)によって制定された「世界本の日」です。日本では、この日を「子ども読書の日」としても定めており、読書の促進が図られています。一方、イギリスでは3月の第1木曜日が「ワールド・ブック・デー」として祝われ、子どもたちは多彩な読書イベントに参加します。
株式会社講談社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:野間省伸)は、グローバルパートナーシップ契約を結ぶリバプール・フットボール・クラブ(本拠地:英国マージーサイド州、CEO:Billy
Hogan、以下リバプールFC)のリバプールFC財団と、2022年以降、毎年「ワールド・ブック・デー」イベントを開催しています。今年は子どもたちへの教育機会提供として「歴史と物語」をテーマに、歴史を学べるMuseum
of Liverpool(リバプール博物館)で実施いたしました。
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https://www.kodansha.com/liverpoolfc/)
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講談社とリバプールFC財団は、その活動を通じてリバプール地域の経済的困難に直面している家庭を支援し、子どもたちと若者たちに教育と雇用の機会を提供することを目指しています。この目標を達成するための一環として、今年も地元の学校と協力し、「ワールド・ブック・デー」イベントを開催しました。
このイベントはパートナーシップ締結以来、毎年恒例となり、今回で3回目を迎えました。約50名の子どもたちがリバプール博物館を訪れ、リバプールの歴史や地域でのサッカーの歴史について学びました。プログラムの最後には、学んだことを生かして心に残った印象をポエムにして発表、表現する楽しさに触れる機会を得ました。
さらに、ポエムの一節がリバプールFC財団主催し、講談社もサポートしたチャリティ試合「レジェンドマッチ」で特別に披露されました。この試合には、クラブのOBであるスティーブン・ジェラードやフェルナンド・トーレスなどの元選手たちが参加。試合中、59,000人の観客の前で、子どもたちの作品がピッチサイドの講談社のLEDサインの一部として映し出され、会場の盛り上がりを一層高めました。
このレジェンドマッチの日には、講談社とリバプール財団が共同で行う若者支援プログラム「クリエティブ・ワークス」の参加者たちが、リバプールFCの歴史をテーマにした自作の劇をスタジアム前のファンゾーンの舞台で発表。この活動を通じて、参加者たちは自己表現のスキルを磨き、その才能を発揮するための貴重な経験を積むことができました。
講談社とリバプールFCは、このような教育的な取り組みを通じて、リバプール地域の子どもたちや若者たちが直面する課題に積極的に取り組み、彼らの可能性を最大限に引き出すために尽力しています。これからも、彼らの物語を伝え、支援する活動を継続していきます。
* 株式会社 講談社について
株式会社講談社(本社:東京都文区、代表取締役社長:野間省伸)は、1909年の創業以来「おもしろくて、ためになる」を社の方針として、雑誌、コミック、書籍シリーズなどあらゆるジャンルの出版物を展開してきました。さらに世界中の人々に向けて”Inspire
Impossible
Stories”をパーパスとして掲げ、作り手と読者・ユーザーの両者に新たな発見や創造性を提供し(=Inspire)、あり得ない、みたこともないような(=Impossible)物語(=Stories)を生み出し続けることで、さまざまなコンテンツを発信しています。
詳細については、 www.kodansha.com/jp/ をご覧ください。
* Liverpool Football Clubとは
1892年に設立されたリバプールFCは、世界で最も歴史的で有名なサッカークラブの一つで、プレミアリーグを含む19回のリーグタイトル、8回のFAカップ、9回のリーグカップ、6回の欧州カップ、3回のUEFAカップ、4回の欧州スーパーカップ、16回のチャリティーシールド、2回の女子スーパーリーグタイトル、1回の女子チャンピオンシップを獲得しています。
社会的責任を重視するクラブとして、リバプールFCは、自身のスタッフ、地球環境、そしてコミュニティのより良い未来を創造するための活動、「レッド・ウェイ」に熱心に取り組んでいます。この活動は受賞歴を持ち、クラブ全体の持続可能性を高め、あらゆる分野での平等性、多様性、そして包括性を強化することを目指しています。また、公式の慈善団体であるLFC財団を通じて、マージーサイドとその周辺地域の子供たちや若者たちに人生を変える機会を提供するという取り組みも含まれています。
【オフィシャルサイト】
(英語)
(日本語)
https://japan.liverpoolfc.com/
* inspiRED(インスパイアード)
「inspiRED」は「Inspire」+「Reds」の造語。講談社が創業以来掲げる理念「おもしろくて、ためになる」を世界に広げるために昨年制定したブランドパーパス「Inspire
Impossible Stories」とリバプールFCの愛称「the
Reds」を組み合わせています。両者のコアバリューを世界的に実現していこうというプロジェクトで、さまざまなメッセージやコンテンツを発信中。
サイト
https://www.kodansha.com/liverpoolfc/
https://www.kodansha.com/liverpoolfc/
インスタグラム
https://www.instagram.com/inspired_by_kodansha/?hl=en
YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCACWU1UhcN9UIa2eR8TpJcg
* リバプールFCと講談社の活動について
リバプールFCと講談社は、共に文化の発展のために100年以上尽くしてきたという点で共通した思想を持っています。
ピッチ外での活動にも重点を置くリバプールFCは財団(以下、LFC財団)を設立し、リバプールの地域住民への教育活動や就業支援といったサポートを積極的に展開してきた歴史があります。
講談社は象徴的なCSR活動として、キャラバンカーに各出版社の絵本500冊以上を載せて全国で読み聞かせをする「本とあそぼう
全国訪問おはなし隊」を20年以上に亘って行ってきたとともに、文芸関連はもちろん国際貢献につながるさまざまな賞を主宰するなど、新しい才能の発掘や活動の場の創出に力を注いできました。
2021年「オフィシャル・グローバル・パートナーシップ」締結以降は、講談社はLFC財団と協力して困難な環境にある高校生を中心とした若者たちに対し、クリエティブな業界を知るきっかけを作り、就職をするためのスキルの習得や、インターシップの機会を提供する「Creative
Works」プログラムを立ち上げました。また幼少期から子どもたちが読み書きを身につけるためのサポートや、クリエイティブな才能を引き出すために創造性のある出版物や題材を現地に提供。ワールド・ブック・デーには、選手とのサプライズ交流機会も含んだイベントをアンフィールドで行うなどの活動も行ってきました。詳しくはパートナーシップサイトをご覧ください。
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