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学事出版株式会社 プレスリリース:2024年08月13日 報道関係者各位

『時間割から子どもと一緒につくることにしてみた。』刊行記念!!山田剛輔・久保寺節子・佐伯胖執筆陣によるスペシャルトークイベント開催決定@東京・神保町【2024/8/31(土)】

学事出版株式会社(代表取締役社長

鈴木宣昭)は、通知表をなくした公立学校として有名な茅ヶ崎市立香川小学校の山田剛輔氏の実践をまとめた『時間割から子どもと一緒につくることにしてみた。』を刊行いたします。それに合わせて、著者山田剛輔氏、青山学院大学教育人間科学部教育学科特任教授の久保寺節子氏、さらに東京大学名誉教授の佐伯胖氏を迎えて、50名限定のスペシャルトークイベントを2024年8月31日(土)に開催いたします。なお、当日は会場限定でどこよりも早く、本書の即売会も実施いたします。

今、幼児教育と小学校教育の円滑な接続が求められています。しかし、幼児教育と小学校教育では、教育内容や方法に違いがあり、なかなか上手くいっていない現実もあります。

そんな中、通知表をなくした公立学校として有名な茅ヶ崎市立香川小学校の1年5組山田剛輔学級では、幼児教育が大切にしている「遊びを通した学び」がまさに円滑に接続され、子ども達がモノ・ヒト・コトと関わりながら、生き生きと学んでいます。そんな山田実践をまとめた『時間割から子どもと一緒につくることにしてみた。』の出版記念イベントを著者の山田剛輔氏、久保寺節子氏、佐伯胖氏を迎えて、開催します!幼保小の関係者、子どもの教育に関心のある方々、ぜひ会場で、今求められている実践を一緒に味わいましょう。

お申し込みはこちら

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登壇者プロフィール山田剛輔(やまだ・ごうすけ)

茅ヶ崎市立香川小学校総括教諭。2024年で教員20年目。公立小学校で、2019年に通知表を廃止して、教育評価のよりよい在り方

を模索し、実践している。乳幼児期の子どもの学びと育ちに学び、幼小接続の観点からスタートカリ キュラムを実践している。神奈川県「第1回いのち

の授業大賞」優秀賞受賞。教育研究会「根源」 主宰。「ちがさきスポーツサポーターズフェライン(一社)」理事。

久保寺節子(くぼてら・せつこ)

青山学院大学教育人間科学部教育学科特任教授。元公立幼稚園副園長。

佐伯胖(さえき・ゆたか)

公益社団法人信濃教育会教育研究所所長。東京大学名誉教授。青山学院大学名誉教授。

岩田恵子(いわた・けいこ)

玉川大学教育学部乳幼児発達学科教授。登壇者からのメッセージ

「こどもまんなか社会」が目指される今、子ども達が決めたことを実現していく教育が求められています。本書は子ども達の声に応えて活動をつくった実践の記録です。公立学校だからこそ、地域の宝である子どもをまち(学校や地域)の中心として、はぐくむことができます。公立学校であっても、子どもと一緒につくる活動から多様な学びを実現することができます。「こどもまんなか」の実践を生み出すきっかけとしてご活用ください。

(山田剛輔)

山田実践の最大の魅力は、子どもの声を聴くことから始まることです。そこから「時間割からつくる」授業になりました。本著では、子どもも先生も実に自然体で生き生きと過ごす中で、学びと生活が結びついた実践が次々と展開します。保護者も実践に参加し一緒に学びます。そのような学びの姿は、架け橋期に限らず、生涯一貫して続くものではないでしょうか。乳幼児教育及び小学校教育の先生方、保護者の皆様、教育委員会の方々が、山田実践をもとに語り合い、学び合い、それぞれの立場から、真の学びの場を創っていかれることを期待します。

(久保寺節子)開催概要開催日時2024年8月31日(土)14:00~17:00(13:30受付開始)開催会場日本出版クラブ(〒101-0051

東京都千代田区神田神保町1-32)

アクセス詳細 []参加費1,000円定員先着50名様

※定員に達しましたら募集を締め切らせていただきます。お支払方法当日会場で現金にてお支払いいただきます。

釣り銭のないよう、ご用意よろしくお願いいたします。プログラム

内容13:30 受付開始

14:00~14:05 開会の挨拶

14:05~14:30 【実践発表】子どもの声を聴くことから実践が始まる:山田剛輔

14:30~15:00 【山田実践へのコメント】佐伯胖・久保寺節子

15:00~15:10 休憩

15:10~16:10 【座談会】「子どもを人間としてみる」教育の実践から、これからの教育を考える(佐伯胖×久保寺節子×山田剛輔 司会:岩田恵子)

16:10~16:40 質疑応答

16:40~16:50 閉会の挨拶、サイン会

17:00 閉場

※当日は、会場限定でどこよりも早く、『時間割から子どもと一緒につくることにしてみた。』を販売いたします!

※内容は一部変更となる場合もございます。ご参加にあたっての注意事項・リアル開催のみ・開催人数も少ないため、必ず会場参加できる方のみご応募お願いいたします。

・出演者の一部がリモートによる参加になる可能性がございます。

・ご参加の皆様によるカメラ等での撮影はご遠慮ください。

・本フォームをご入力いただきましたら、自動送信メールが届きます。

万が一届かなかった場合は、ご連絡いただけますと幸いです。お申込み以下のフォームにアクセスし必要事項をご記入の上、送信してください。お申し込みはこちら

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScmXc4E2TyfqSeozYqPkGpz6Nvr_gcWG2I3GeiO5BO926qUzw/viewform

『時間割から子どもと一緒につくることにしてみた。』のご紹介

ようこそ! 佐伯胖、絶賛の教室へ通知表をなくした公立学校として有名な茅ヶ崎市立香川小学校1年5組山田剛輔学級。

全校での評価改革によって、小学校の学びの在り方そのものを問うた著者は、授業をどのように変えていったのか。時間割に捉われず子ども達の声に応えて活動をつくっていった実践の記録!

目次序章 通知表をなくした小学校で、私が目指す「評価の理念」と「実践の理論」/山田剛輔

1.通知表をなくしたことは、学校の教育を問い直すきっかけ/2.評価観のパラダイム転換/3.授業観のパラダイム転換

第1章 時間割に捉われない授業の実際/山田剛輔

【実践1】「子どもとつくる時間割」を生み出す探究・協同のサイクル

子どもの声を聴いて応えることから、時間割づくりは始まる/教師が子どもの微細な反応や姿を感じ取り、柔軟に活動を変更する/「子どもとつくる時間割」を生み出す『探究・協同のサイクル』

【実践2】アサガオを育てる

2年生からもらったアサガオの種をどうするかは、子どもが決める/アサガオ栽培の始まりと言葉(文字)の学びの始まり/2年生に手紙を渡す段取りを自分達で行う/子どもの表現をどのように見取ってかかわる言葉で伝えるか(評価)/どうしたら元気よく育つかな

~子どもの感性と感覚を拓いていく~/わからないときは、人を頼る でも自分で判断する/やりたいことに授業時間も休み時間も関係ない それが遊び(=学び)

【実践3】教室表示プロジェクト

今をよりよく生きる中で生まれる学び/教室表示プロジェクトの始まりが、ひらがな学習の始まり/個別最適な学びを支える評価のまなざし/子どもの気づきが、ひらがな学習を「やりたい!」へ/学ぶことは学校の時間だけでは終わらない

夏休みにも続く/教室表示プロジェクトで数を学ぶ/ついに教室表示が完成/完成した教室表示はどうするの?/教室表示プロジェクトで、子どもの学力を考える/活動の意味がわかるとき

【実践4】香川水族館

絵だけではない表現

多様な参加の仕方を認める/子どもは自分の知識や経験をフル動員して学んでいる/子どもの「やりたい」は、人とのあたたかなかかわりに支えられている/子どもは自分の思いを実現するのがたのしくて仕方がない/保護者の学習参加が子どもにとって何よりの励み/子どもの「やりたい!」が実現する発表会は、やったほうがよい/子どもが香川水族館で学んだことは何か

【実践5】カタカナ学習「あいうえほん・アイウエホン」

教師の「どんなたのしいことをしようかな?」が教材との出会いを生む/子どもはすぐに本質を捉える/子どもの発想にないものは、提案してみる/カタカナ学習に取り組んだ意味がわかるとき

【実践6】虫の博物館

協同による活動の積み重ねが、クラス全体のうねりとなる/感じ取り支え合う関係が生まれるとき/教師を介さなくてもやりたくなったらやればいい/博物館をやるから虫とのかかわりが深まる/協同的に学ぶことで、はぐくまれるもの

【実践7】子どもとつくる運動会

運動会は、子どもの成長のために/子どもとつくる運動会への挑戦

【実践8】腐葉土プロジェクト

子どもをいざなう

やってみる/学び方が学ばれている/完成した腐葉土をどうしたいか、自分で決める/学年が変わっても学びは続く/現実の世界は、実に厳しい/本当のリアルとは

地域の活動に参加することの可能性/腐葉土づくりでの学びはどこにあるのだろう?

【実践9】子どもの感性を拓く「氷のアート」

【実践10】幼稚園交流から見える「教師の実践知」

本物との出会いから学習活動が始まる/授業の号令は、いらない!本物との出会いが子どものやる気を誘発する/話を聞くことの意味を問う/本物は、子どもの「やりたい!」を誘発する/授業中の児童指導をどうしていくか/子どもは、教師の想定を超える/ゆるやかに授業の方向性を軌道修正する/関係性の中で、自分の考えを自己調整したり、認められたりして学ぶ/子どもの声からスタート期に必要な教育内容を考える/子どもの中に入り込んでかかわり、授業展開を構想する/話を聞くときの教師の立ち位置/授業は混沌で終える

~学びに向かい続けていくには~/子どもの学びはつながる 学ぶ意味を実感する

【実践11】人とのかかわりをコーディネートする

みんなでたのしい学校(コミュニティ)をつくる/場の環境が、どのような子どものかかわりを生み出すのか/環境としての教師には、どのような役割があるのか/学年交流は、子どもに何をもたらすのか

【実践12】子どもに身につけさせたい学習習慣とは~宿題を問う~

子どもは、本来、「知りたがりで、やりたがり」/計算プリントの宿題は、必要?/家庭でやってきたことが授業で活かされるってうれしい!

【実践13】子どもの「やりたくない!」をどう乗り越えるのか

子どもが「やりたくない!」を出せるクラス/「やりたくない!」気持ちを共感的に受け入れ、かかわり続ける/子どもの姿への解釈を保留して長期的な眼差しでみる/そもそも、子どもがやりたくなる環境かどうかを問う/子どもに応じて場の設定やルール等を変える/かかわり続けることの大切さ

第2章 1年5組の山田実践から架け橋期における「学びの連続性」を考える/久保寺節子

1.「架け橋期」とは/2.幼児期の教育と小学校教育のコワイ「円滑な接続」の姿/3.「0~18歳の学びの連続性」における学びとは/4.山田実践における学びを「学びの<ドーナツ理論>」から考える/5.山田実践へつながる幼児教育の学び/6.「0~18歳の学びの連続性」から生涯にわたっての学びへ

第3章 「子どもを人間としてみる」教育へ向けて/佐伯胖

1.子どもを「教える対象」としてみてきたこと/2.子どもは「自ら育とうとしている」とはどういうことか/3.子どもを一人の「社会人」(社会に開かれた人)としてみるということ

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代表取締役:鈴木宣昭所在地:東京都千代田区神田神保町1-2-5 和栗ハトヤビル3F事業内容:教育関連図書・教材の出版コーポレートサイト:

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当リリースの詳細について

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