RPA活用により東京都済生会中央病院・済生会向島病院が、年約2,000時間の業務自動化を実現
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ヒューマン プレスリリース:2024年10月30日 報道関係者各位
RPA活用により東京都済生会中央病院・済生会向島病院が、年約2,000時間の業務自動化を実現 事務業務の生産性向上を支援、3カ年で50の医療機関への導入をめざす
総合人材サービス会社で、医療機関向けの人材派遣・業務受託・DXソリューション活用支援サービスを展開するヒューマンリソシア株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:高橋
哲雄、以下「当社」)は、当社がRPA導入・利活用を支援する、東京都済生会中央病院(東京都港区、以下「済生会中央病院」)および済生会向島病院(東京都墨田区、以下「済生会向島病院」)が合計で、年間約2,000時間の業務自動化を実現しましたので、お知らせいたします。
医療機関では、各部門における事務業務が年々増えており、職員の負担増から、自動化による生産性の向上が求められています。当社としては、このようなニーズに対応するため、医療機関向けのRPA利活用支援サービスの提供を拡大し、3カ年で50の医療機関への導入をめざす計画です。
【本件のポイント】●当社がRPA導入を支援する済生会中央病院・向島病院が、年約2,000時間の業務自動化を実現
●医療機関を支える事務部門の業務を効率化するとともに、職員の精神的負担軽減にも効果
●当社としては医療事務業務の生産性向上を支援し、3カ年で50の医療機関へのRPA導入をめざす背景・概要
医療機関では、医師や看護師への時間外労働の上限規制の適用などをうけ、働き方の見直しが進められています。医療機関を支える事務部門においても、各事務部門で求められる業務が年々増える一方で、事務職員の採用も厳しくなるなど、将来の人材確保に危機感が高まっています。医療・介護の担い手が減少し、日本の高齢者数がピークとなる「2040年問題」が迫る中、事務部門においては一層の効率化が必要となりますが、医療特有のシステムや機密性、ITツールを活用できる人材の不足などから、IT化へのハードルが高くなっています。
400以上の医療と福祉施設を抱える済生会グループでは、高度かつ質の高い医療サービスを提供する基盤を確固とする施策の一つとして、DXの推進を掲げています。同グループの東京都支部に所属する東京都済生会中央病院および済生会向島病院では、DXへの取り組みへの第一歩として、RPAソリューション「WinActor(R)(※)」を当社より導入されました。2023年の導入後も、当社のRPA研修やサポートを活用し、様々な事務業務のRPA化に取り組むとともに、院内での活用を拡げる工夫を重ねた結果、両院合計で年約2,000時間の業務自動化を実現しています。
当社としては、このような医療機関向けのRPA利活用支援実績と、人材サービス事業による医療事務業務の知見をもとに、事務業務の生産性向上を支援し、3カ年で50の医療機関へのRPA導入をめざします。
東京都済生会中央病院・向島病院が実現したRPAの効果■済生会中央病院導入理由
企画課において、データ集計や資料作成などの事務負荷により、企画立案業務に十分な時間が取れないなど、効率化が必要であった。導入における課題と解決策
自部門で導入した後、他部門への展開が課題であったが、各部門で興味がありそうな職員に声をかけ、院内での認知を高めることで、利用を拡大することができた。
RPA導入の成果
8部門で17の業務を自動化し、年間約1,300時間の削減効果が出ているほか、人的ミスによる職員の精神的負担の軽減や、業務の見直し・標準化の契機になるなど、副次的な効果も実感。
■済生会向島病院導入理由感染症などによる職員の欠勤による人員不足の経験や、医療事務等の負担が増える中、事務作業の簡素化が必要であった。導入における課題と解決策
初期は一時的にRPA対応者の業務が増大したが、研修に参加したり、相談することで解決。RPA導入の成果
3部門で年間600時間超の削減効果が出ているほか、一次的な事務作業増大に対しRPAを活用することで、通常1,200万円程度必要な外部委託費の削減にもつながった。
■済生会グループ本部 情報管理課長・遠藤朗様より 「DXの推進」
済生会は労働力不足、働き方改革等の社会構造の変化に対応するため、令和4年3月に情報化推進委員会で「DXに対する基本方針」を策定しました。業務処理の自動化や各種手続きの電子化、診療(介護)情報データの分析、電子処方箋やベッドセンサー、見守りカメラの導入等、職員の業務効率化・生産性の向上を目指します。これにより、患者さんや利用者のニーズに合わせた安全・安心・質の高いサービスの提供を行います。また、DXを推進するために法人全体でのシステム共同購入・集約化、サイバーセキュリティ対策の強化、IT人材の確保・育成、ビジネス環境の激しい変化に対応できる組織体制の構築を進めます。
■ヒューマンリソシア メディカル事業部 事業部長 陰迫 郁夫
生産労働人口の減少に伴い、あらゆる分野で人手不足が顕著となっています。医療現場においても、「人手不足」「働き方改革」「医師の労働時間短縮」といった課題が表面化し、解決の手法としてDXへの期待が高まっていますが、デジタル人材が不足しており、DXの導入には高いハードルがあるのが現状です。当社では、900社超にRPAの導入支援を行っております。医療機関への支援実績も豊富であることから、東京都済生会支部様のRPA導入における課題解消を図るべく、RPA活用のご支援を行うこととなりました。東京都済生会支部での導入支援実績をもとに、さらに多くの医療機関へのサービスを提供し、人材不足の課題解決に尽力してまいります。
<済生会中央病院について>35診療科を有する地域の中核病院で、高度急性期、急性期病院機能を中心とした高機能総合病院。•
病院名:社会福祉法人恩賜財団済生会支部東京都済生会 東京都済生会中央病院•所在地:東京都港区三田一丁目4番17号•病床数:535床(急性期一般)
▲済生会中央病院<済生会向島病院について>
地域の診療所や在宅診療、高度医療、専門的医療を提供する病院や介護事業・施設との連携を積極的に行い、地域のかかりつけ病院として、予防医療から急性期医療まで幅広い医療サービスを提供する総合病院。
•病院名:社会福祉法人恩賜財団済生会支部東京都済生会 東京都済生会向島病院•所在地:東京都墨田区八広1-5-10•病床数:102床
▲済生会向島病院■医療機関向けRPA導入支援サービスについて
医療機関の事務業務に精通した専門部門が、ツール導入から利活用までを支援しています。900社超の「WinActor(R)」導入実績によるノウハウと、研修やエンジニアによるサポートまでのラインアップにより、医療機関の各部門における事務業務の自動化および生産性向上をワンストップで支援しています。
<ヒューマンリソシア メディカル事業部について>
医療機関を対象に、医療事務スタッフの派遣、窓口事務の業務受託、RPAなどのITソリューション導入支援サービスを提供しています。若年層を中心に無期雇用採用し、医療事務専門スタッフとして育成し派遣しているほか、医師事務作業補助者、看護補助者の育成型派遣、RPA「WinActor(R)」やレセプト点検ソフト、病床管理業務支援システムなどのソリューション導入から利活用・保守まで、顧客に寄り添った支援サービスを提供しています。
医療機関向けサービスに関するお問合せ先ヒューマンリソシア メディカル事業部 [email protected]
※「WinActor(R)」は、NTTアドバンステクノロジ株式会社の登録商標です。<ヒューマンリソシアについて>
総合人材サービス会社として、人材派遣、人材紹介、業務受託サービスを全国27拠点で展開しています。1988年創業以来、教育事業をバックボーンに多彩なサービスを展開するグループの総合力を活かし、「人材」に関する幅広いサービスを提供しています。
●ヒューマンリソシアWEBサイト:
https://resocia.jp<ヒューマングループについて>
ヒューマングループは、教育事業を中核に、人材、介護、保育、美容、スポーツ、ITと多岐にわたる事業を展開しています。1985年の創業以来「為世為人(いせいいじん)」を経営理念に掲げ、各事業の強みを生かし、連携しながらシナジーを最大限に発揮する独自のビジネスモデルにより、国内330拠点以上のネットワークでお客様に質の高いサービスを提供しています。
●ヒューマンホールディングスWEBサイト:
ヒューマンリソシア株式会社●代表取締役: 高橋 哲雄●所在地: 東京都新宿区西新宿7-5-25 西新宿プライムスクエア1階●資本金: 1億円●URL:
https://resocia.jp
https://resocia.jp 当リリースの詳細について
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001688.000005089.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001688.000005089.html
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