造血幹細胞を利用した細胞治療・遺伝子治療製品を研究開発するセレイドセラピューティクスが、シリーズAで累計12億円相当の資金調達を完了

シリーズAの追加資金調達4.6億円に加えて、NEDO助成金の上限2億円の採択

セレイドセラピューティクス株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:荒川信行)は、株式会社東京大学エッジキャピタルパートナーズを無限責任組合員とする「UTEC5号投資事業有限責任組合」、大阪大学ベンチャーキャピタル株式会社を無限責任組合員とする「OUVC2号投資事業有限責任組合」、「有限会社テクノサイエンス」、並びに株式会社常陽キャピタルパートナーズを無限責任組合員とする「つくばエクシード2号投資事業有限責任組合」を引受先とする第三者割当増資を実施し、シリーズAとして約4.6億円の追加資金調達を行いました。

これにより、既存のシリーズA資金調達額5億円及びNEDOの「ディープテック・スタートアップ支援事業」助成金採択額(上限2億円)を加えた、累計約12億円(11.6億円)相当の資金調達を完了しました。

今後、血液疾患・血液がんに対する細胞治療・遺伝子治療製品の研究開発を更に加速化させてまいります。<シリーズA資金調達の概要>【調達金額】 約9.6億円(累計)

【調達方法】 第三者割当増資【引 受 先】 (既存投資家)・UTEC5号投資事業有限責任組合・筑波SBI地域活性化ファンド投資事業有限責任組合

・有限会社テクノサイエンス(今回の新規投資家)・OUVC2号投資事業有限責任組合・つくばエクシード2号投資事業有限責任組合【助成金採択】

・国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 (NEDO)・2023年度「ディープテック・スタートアップ支援事業」第3回公募(上限2億円)

<セレイドセラピューティクスの2つの事業>1.パイプライン事業

血液疾患・血液がんの根治には造血幹細胞移植が行われていますが、細胞数の確保などの課題が多く、日本のみならず世界中の多くの国で、治療法の更なる発展が待ち望まれています。セレイドセラピューティクスが研究開発を進める再生医療等製品は、各種血液疾患・血液がんに対する根治療法としての移植術の可能性を広げるものであり、次世代の細胞治療製品として多くの患者さんの治療に役立てられることが期待されます。

2.プラットフォーム事業当社の未分化性を維持したヒト造血幹細胞の大量増幅技術は、ex vivo

HSC遺伝子治療を含めた様々な細胞治療・遺伝子治療製品に応用可能であることが分かってきました。海外のスタートアップ・製薬企業と協議をする中で、それぞれの細胞・遺伝子治療製品のニーズに応じた技術導出の機会について今後、検討を進めてまいります。

<資金調達の目的>

この度調達した資金を活用して、パイプライン開発事業では、基盤技術の改良とその非臨床POC取得、リードパイプラインにおけるCMC活動を進めるとともに、プラットフォーム事業では、当社技術に関心を寄せていただいている複数の企業や機関とのパートナリングを通じて、様々な細胞・遺伝子治療への応用開発を進めていきます。

【投資家からのコメント】<株式会社東京大学エッジキャピタルパートナーズ 取締役・パートナー 宇佐美 篤 様>

セレイドセラピューティクスさんとは創業段階からご縁をいただいておりますが、創薬の多様な経験を持つ方々の参画により、治験に向けた非臨床段階でのデータ蓄積に加え、グローバルでの開発やサプライチェーン構築等をこれまで強力に推進されてきました。また自社開発に加え、グローバルでも画期的な増血幹細胞増幅のプラットフォーム技術を活用した新たな新事業創出の機会も得ました。このたび、新たな投資家の方々のご参画、ご支援のもと、チームの皆さんの創薬への熱く強い想いと、その結晶としての開発品が、1日でも早く、適切な形で、広くグローバルに疾患当事者の方々へと届けられるよう、我々もより一層動いていければと思います。

<大阪大学ベンチャーキャピタル株式会社 投資部 キャピタリスト 田賀 悠記 様>

この度、次世代の細胞治療技術を世界中の必要とされる方々へ届け人生をより豊かにするというセレイドセラピューティクス社のビジョンに共感するとともに、大阪大学の研究成果も活用している同社の革新的な技術による細胞医療の実現性に強い期待を寄せ、投資をさせていただきました。造血幹細胞の増幅技術を開発し、遺伝子疾患等の治療における課題解決を目指すセレイドセラピューティクス社の取り組みにご協力させていただけますことを、大変嬉しく思います。今回の資金調達により、細胞医療製品の開発ならびにプラットフォーム技術の開発が加速され、本技術を必要とされる患者の方々への提供が実現されることを期待しています。

<株式会社常陽キャピタルパートナーズ 代表取締役 池田 重人 様>

血液がんや難治性血液疾患・遺伝子疾患に対する新しい細胞治療法の開発を行うセレイドセラピューティクス社の取り組みに強く共感しております。今回の資金調達により、製品の研究開発やプラットフォーム技術の開発が加速され、次世代の細胞治療製品・技術として多くの患者の方々への治療に役立てられることを期待しています。

<セレイドセラピューティクス株式会社 代表取締役社長 荒川信行>

当社のシリーズA資金調達ラウンドでは、新たな投資家様にも当社技術の将来性と社会貢献の意義等に期待を寄せていただき、今後の研究開発に必要な資金を確保することができました。各投資家様からの期待を胸に、引き続き当社製品開発活動の一層の推進を図ってまいります。

<セレイドセラピューティクス株式会社について>

セレイドセラピューティクス社は、人の血液の源となる造血幹細胞を選択的に体外増幅する独自技術を持つ東大発・筑波大発のスタートアップです。造血幹細胞を安全かつ効率的に増やすことで、血液がんを含む難治性の血液疾患・遺伝性疾患への細胞治療やex

vivo造血幹細胞遺伝子治療、また虚血性疾患での血管新生などを目的とする次世代の再生医療等製品を社会に提供することを目指しています。

【会社情報】代表 : 代表取締役社長 荒川 信行本社所在地 : 東京都文京区本郷7-3-1 東京大学南研究棟アントレプレナーラボURL :

https://celaidtx.com/設立年 : 2020年10月資本金 :

10億2000万円(資本準備金を含む)事業内容 : ヒト造血幹細胞を利用した再生医療等製品の研究開発

当リリースの詳細について

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000100408.html

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