月経カップで採取した経血を研究することで、女性のヘルスケアへの可能性に挑みます

2024年4月2日

今までゴミとして捨てられてきた経血が、女性の健康の未来を創る

このプレスリリースは、April Dreamプロジェクトに共感し、4月1日を夢があふれる日にしようとする事業者が、やがて叶えるために発信した夢です。

当社は、4月1日を夢を発信する日にしようとするApril Dreamに賛同しています。このプレスリリースは「インテグロ株式会社」の夢です。

月経カップや吸水ショーツを販売するインテグロ株式会社（本社：東京都目黒区、代表取締役

神林美帆、以下「インテグロ」）は、月経カップで採取した経血を研究することで、女性のヘルスケアへの可能性に挑みます。

国内の月経随伴症状などにおける労働損失は年間4911億円と試算されています。女性の経済参画推進や社会活躍を推進するには、女性特有の健康課題の解決が不可欠です。

月経カップは、女性にとって快適＆エコというだけでなく、これまで不可能だった経血の採取が簡単にできるという特徴があります。それによって、経血量、色、粘度のデータ収集が可能になります。さらに、採取した経血に含まれる血液、剥がれた子宮内膜の上皮細胞、細菌などを調査することもできます。

私たちは、最初のステップとして、2023年3月～7月に香川大学医学部周産期学婦人科学准教授

鶴田智彦先生と、月経カップユーザーとともに、「月経カップを用いた現代日本人女性の月経重量に関する研究」を行いました。その結果は、2024年4月19日～21日にパシフィコ横浜で開催される日本産科婦人科学会学術講演会にて、鶴田先生がポスター発表する予定です。

今後は、さらに多くの月経に関する情報を収集し、医療従事者や製薬会社などと連携して、女性の健康に貢献する治療薬、予防薬、医療機器の開発に役立てたいと考えています。そのために、現在、月経カップに溜まった経血量などを記録するモバイルアプリと経血量測定キットを開発しています。経血の研究に興味のある大学や医療従事者、製薬会社などの方は、ぜひご連絡ください。

経血の研究についてのお問い合わせ先：[email protected]

インテグロはこれからも、女性ならではの健康課題によって社会活動が制限されることなく、誰もが自分らしく活躍できる社会を目指して、同じ想いをもつ仲間とともにチャレンジを続けていきます。

「April Dream」は、4月1日に企業がやがて叶えたい夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクトです。私たちはこの夢の実現を本気で目指しています。