クローダファーマ、湘南アイパークにてイノベーティブコミュニケーションセンターの活動開始

2024年3月4日

Pharma（以下クローダファーマ）は、2024年3月1日、湘南ヘルスイノベーションパーク（湘南アイパーク）内にて『Pharma Innovative

Communication Center（PICC）』の活動を開始いたします。

PICCは、160以上の医薬品関連企業が集まり年間200以上のコミュニケーションイベントを活発に行うiParkにて、製薬・創薬の研究開発に携わるお客様とこれまで以上に革新的で先進的なコミュニケーションを密に行い、Crodaの高度に差別化された製品群や様々な用途での製剤技術に対する深い知見を基に、お客様の個別のニーズや課題に対するソリューションをご提案してまいります。

この活動により、お客様の研究開発を促進させ、医療・医薬の様々な課題可決をお客様と共に目指します。

PICC：Pharma Innovative Communication Centerの活動

低分子・タンパク・核酸のドラッグデリバリー分野およびワクチン開発分野において、送達効率・安定性・安全性を向上させ、製薬企業や創薬企業を中心とした顧客と消費者のニーズを満たすための研究・開発活動を行うとともに、新たな情報発信および情報交換を行うことで新規医薬品の開発に貢献します。

特に、CrodaはCOVID19に対するmRNAワクチンの送達手段であるLipid

Nanoparticles(LNP：脂質ナノ粒子)の必須原料である一連の脂質（カチオン性脂質、PEG脂質、リン脂質、コレステロール）の早期供給によりパンデミックの鎮静化に貢献した実績を有しており、GMP品を含む世界最大規模の脂質製品群を生かして、インフルエンザやジカ熱などの感染症や癌および希少疾患に対する遺伝子治療・ワクチン等の新規医療向けに、安全且つ送達効率の高いLNP用脂質と技術的ソリューションを開発しご提供します。

また、弊社独自のSupre RefinedTM技術を使用することで高度に極性不純物および酸化不純物

を除去した、ポリソルベートやポリエチレングリコール、キャリアオイル、エステルなど多種多様な医薬品添加剤により、原薬（API）の安定性の向上と品質維持および有効期限の延長を実現するソリューションをご提供します。

さらに、各種のワクチンアジュバント（アルミニウム系、サポニン系、カチオン性アジュバント、スクワレンなど）や、TritonTM

X-100（2021年欧州にてREACH規制により使用禁止）の代替となる同等以上の機能を持つウイルス不活化・細胞溶解剤VirodexTMなどの幅広い製品群と技術知見により、バイオ医薬品の開発促進に貢献します。